e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、ものづくり・工作・修理・道具などに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-2260- 天井照明のLED化
= 今日は画像なし m(_ _)m =
過去にサークライン蛍光灯をLED化した件はこちらこちら
今回は新年早々にキッチンの直管蛍光灯(40W)が点灯直後は心もとない明るさになったが、この蛍光灯は入居後一度も交換した記憶がないから 19年近く経っている。一般的に直管式のランプ寿命はサークライン式の倍程度とされているし さすがにいよいよ交換の時期だなと観念したが、直管蛍光灯の場合は同じサイズ・ W数でも「グローランプ式」「ラピッドスタート式」「インバーター式」の3種類がありもし照明器具はそのままで管だけを LEDに交換する場合それぞれ FL/FLR/FHF用 などの使い分けが必要。さらに一般的にはグローランプ式はグローランプ球を専用の交換球(中身は直結)に交換すれば(LED電流がチョークコイルを通じて通電されることになるが)素人でも交換が可能だが、それ以外の場合は一般的に器具の中の回路をバイパスする配線変更が必要で「電気工事士」による工事が必要とされている。
写真-1
そこで入居時にもらった照明器具の仕様書を調べると方式は書かれていないが交換用蛍光灯管はグローランプ式(ラピッド式のFLRとかではなく FL40SS)となっているが、実際にカバーを開けてもグローランプはない。仕方ないので器具の固定ネジを緩めて器具内部を確認するとグローランプ式ではなくてインバータ式らしき回路が見えた(写真-1の下)。
そこで近くのノジマで確認するとオーム電気製で やはり 3種類それぞれの交換用電球が売られていて、グローランプ用は 2,200円程度、ラピッド用とインバータ用は3,300円程度だと分かった(明るさはグローランプ用が1割程度暗く消費電力もその分少ない)。どうやらグローランプ用は 100Vを簡易降圧インバーターで駆動している様子。ラピッド式やインバータ式はインダクタンス成分(コイル)が挿入される事による影響だろうか?
写真-2
そこでとりあえず一番安くて内部回路が明解な グローランプ用の LED管(写真-1 の上)を購入して来て、照明器具内のインバータ回路を外して LED管を 100V直結にする工事をすることに。私の場合工具だけは圧着工具や絶縁圧着端子などが完備しているが、途中 2Φの単線をインバータ回路から外す外し方が分からない(写真-2)。単線の接続は殆どの場合 コネクタの長細い穴にマイナスドライバーの先を突っ込んで引き抜けば抜けるが、この端子台はリードがキバンに対して斜めに挿入される初めて見るタイプ。それらしい長穴はちょっと小さめで普通サイズのマイナスドライバーは入らない。型番から Web検索しようとしたが刻印が小さすぎて老眼では読めない。仕方ないので斜め照明でスマホのマクロで撮影して拡大すると「NZ2102」と読めた。これを検索するとどうやら Panasonicの専用コネクタらしい。仕様書の説明には「解除穴にΦ1.0以上のピンを挿入して押す」と書いてある。手持ちでは Φ1.2のステンレス線が一番近そうだがカットすると先端が尖ってしまうのでヤスらないといけない、とりあえずスマホの SIMカード取り出し用のピンが Φ0.8程度なのでこれを試すといとも簡単に抜けた。
感電や漏電・発熱など安全に最大限の配慮をしつつそんなこんなの格闘 1時間程度で工事は終了して、19年間そのままだったカバーを掃除して戻して・・・火入れ! 無事点灯して交換完了。照明も心も明るくなった。
2023/01/07


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