今日は大寒・・・という話とは関係ないが、しばらく前からリビングに隣接した和室の天井のシーリングライトが暗く感じるようになった。確認すると 40W+32W のサークライン蛍光灯の 40Wの方が消えている。新築で入居してから一度だけ交換した記憶があるが、平均すれば 10年だから蛍光灯の寿命としては長い方だろう。
一方　管内に水銀を使用している可能性のある蛍光灯ランプについては 2020年12月で生産が中止してるという情報もあって、いよいよ LEDへの置き換えをしなければならないのかと観念した。以前　別の部屋の蛍光灯式シーリングライトを事務所で使用していた購入後間もない LED器具に置き換えた工事も思い出して 5千円程度で交換できそうだと思ったが、あの時も中身よりもカバーのデザインが問題で、結局古い筐体とカバーはそのまま残し中身だけごっそり入れ替えたことも思い出した。
それなら高い器具を交換するのでなくサークライン型の LEDだけの交換のほうが安いだろうと Webでサークライン型の LEDを探すと 2千円台から7千円くらいとかなり幅広い価格帯が存在するが、流石に 4千円以下は在庫切れがほとんどで狙いの昼白色は皆無だった。また当然インバーター式の場合ランプに供給される電力は高周波のインバーター出力になっているので直接 LED回路にはつながらない。グロー点灯式( 2秒ほど点灯が遅れる古い器具)タイプならランプ部分だけを交換することも可能だ。

まぁ私にとって既存器具のインバーター点灯回路は部品取り出来るパワー半導体やインバーター用トランスの宝庫だから不要なキバンは外して(使う予定が無いのに)部品を取り出すから、交換用 LEDランプはサイズと色温度さえ合えば価格以外は無視できる。ということで、2月末で切れるポイントがある楽天で探すと 4千円ちょっとだった。Amazonと比べると高いとは思ったがポイント消化だから目を瞑って注文。選択にあたっては、色温度・明るさなどの他常夜灯と全光が切り替えられるリモコン付属のものを選択。LEDランプ側で常夜灯が使えないと既存器具の常夜灯だけ残さざるを得なくなり、インバータ方式ではちょっとした「回路改造」が必要になる。
一昨日届いたので、家人がでかけた本日早速交換工事。本来シーリングライトタイプを注文すれば、コネクタはローゼットに直付け出来たが、ちょっとした確認ミスで届いたのはペンダントタイプだったので若干の配線変更をした。ペンダントタイプは常夜灯用ランプのソケットにねじ込むようなアダプタが付属してくるので、そのまま回路を残せば常夜灯点灯させれば LEDが点灯するが、その度「カチッ　カチッ」と2回スイッチを ON/OFFさせないとならないのも不便だから回路を外すついでに常夜灯ソケットをローゼット直結に変更した。(写真右上がインバーター回路基板を外してローゼット～常夜灯ソケット直結したところ。右下は LEDを取り付けた状態)
いずれにしても一番大変だったのは器具の掃除。吊り下げ式のペンダントタイプよりはマシだろうけど、それでもカバーの隙間には結構なホコリが溜まっていたり、カバーの内側はスポンジのシーリングで塞がれているのに暖かさや明かりを求めて小さな虫が入り込んでいたりで結構汚れている。どうせだからとカバーも濡れ雑巾で拭くなどして部屋の掃除含めて都合 2時間くらいかけて交換完了。
帰宅した家人からは「明るい！」と好評でとりあえず「ホッ」。あとは寿命だが、設計寿命 4万時間＝21年(5H/1日点灯の場合)だから、主人の寿命とどっちが先か？という程度だろう。