e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、ものづくり・工作・修理・道具などに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-2214- ジイジの修理屋
= 今日は画像なし m(_ _)m =
月一回ペースで岡谷の家に来ているが、その際 孫たちが山程持っているオモチャが壊れたと持ってくることがある。娘たちも小さな頃から故障した家電品などを修理するのを見ていてジイジが得意なことを知っているから、動かなくなるとパパにではなく「ジイジが来たら直してもらおう」と言っているようだ。
前回来たときは、2歳の孫のスイッチを入れても動かなくなったうさぎのぬいぐるみ。1歳の頃には鳴きながら前進するうさぎが怖くて逃げていたのに、遊べるようになったら途端に故障したらしい。とは言っても本来の遊び方はすぐに飽きて、女児なのに2歳上の兄の荒い遊び方を見ているので耳や足を持って振り回すから故障もやむを得ない。通常ぬいぐるみの修理は回りのフワフワの布を剥がなければ中に手が入らないのでなかなか手ごわい。手足や首などの可動部の動作不良だとそうした外科手術が必要になるが、電源が全く入らないという場合はスイッチ周りや電池室からの配線の不良のことも多いから剥がさなくて済む可能性もある。ということでよく見ると、幸運なことにどうやらスライドスイッチの作動部分に外皮の布の一部が噛み込んでいる。多分この噛み込みでスイッチの作動域が不十分なのだろうとドライバーの尖った先で取り除いたら見事復活した。
今回は4歳の孫のラジコンカーのラジコン部の電源スイッチで、電池蓋を開ける際に誤ってスライドスイッチのツマミを折ってしまったようだ。2mmx2mmほどの細い四角柱の形のツマミで10mm近くの長さでしかも切片を押し付けるためのコイルばねを入れるため空洞になっているので接着剤では操作の力に耐えられそうにない。スイッチを交換するしかないが秋月で調べてもツマミの長さが7mmほどのものしかないから交換しても操作部の突出量が足りずに操作が困難だろうし、30円の部品だけを数百円の送料で取り寄せるのにもジイジのケチ精神には抵抗がある。一旦は諦めかけたが、ふと思った。スイッチを短絡すれば回路は動作する。電池を抜けば電源OFFは何とかなるだろう。しかし今回ハンダコテは持ってきたものの半田は何処にしまったのか見つからない。仕方ないので不要な電線の外皮を 3Cmほど剥いて芯線を取り出してスイッチのハンダ付けしてある2つの端子に巻きつけた。これで無事ラジコンは使えるようになって「応急処置だから電池を抜き差しして使いなさい」と孫に渡して 今回も何とか修理屋ジイジの面目を保てた。(オモチャは山程あるので直しても孫たちは然程喜ぶ様子もないのがイマイチ不満だ<怒>)
最近のおもちゃは電子部品の低価格化でモーター駆動のものが多いが、どうやら汎用品のスイッチなどの操作部材は子供が操作するには華奢過ぎてスイッチ周りの故障が多いと思われる。
2021/12/29


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