-2207- 保険会社からの「脅し」! |
最近保険会社から何度も郵送物が届く。曰く「ご夫婦ともに給付金が出ない場合があります」 現役時代から何十年もガン診断時などの医療費の補填用にと契約している(=保険金を払い続けている)医療保険会社からの通知だ。 中身は「現在の契約は入院時の保障が主で、このままだと手術や抗癌剤治療、先進医療の費用に対して給付が受けられません。給付を受けるには新しい付加契約を結んで、今までの保険料を増額納付する必要があります」というもの。有名タレントを起用したTV CFでも「出ない!を出るに変えられます」とやっている。 更に同時に届くメールでは「現在ご加入中の「がん保険」では、いざという時に必要な保障を受けられない場合があります。65歳以上で一部の保証が半額に通院保障が十分ではない場合も手術の保障なし放射線治療の保障なし抗がん剤・ホルモン剤治療の補償なし先進医療の補償なし」と「ないない」づくし、「じゃぁ保障されるのはどんな場合なんだ!」と叫びたくなる。少なくともこれらは20年以上契約継続してきた「お客様」に対する文言ではない。 確かに20年も前だと「ガン」=入院手術 ということが普通だったが、現在は医療の進歩でガンの診断も早く入院日数どころが、かなりの手術で日帰り手術が普通になってきているようだ。一昨年肺への転移手術をした友人も内視鏡手術で日帰りだったとか。 それにしてもこうした文言からは「脅し」の姿勢、あるいは「えげつなさ」が感じられて仕方ない。20年もタダで保険金を収めさせておいて、さらにほぼ同額の新規付加契約を勧めてくる姿勢には顧客無視の憤りしか感じない。 今から切り替えたら絶対不利だとわかっていても、「もうこんな保険会社には金を取られたくない」と保険会社を切り替えようかとさえ思ってしまう。 久しぶりに写真を掲載するが、我が家のリビングのシャコバサボテンの鉢植えに今年も花がつき始めた。葉は爬虫類的な形状であまり好きではないが、花は色・形ともに(形はやはり爬虫類的ではあるが)艶やかで初冬のこの季節部屋を明るくしてくれる。 |
2021/12/06 |