e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、ものづくり・工作・修理・道具などに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-2208- 散財
= 今日は画像なし m(_ _)m =
またまた悪い虫が出てしまった。
ことの始まりは電話子機の充電池が寿命らしく、短時間で「電池なし」状態になるようになった。以前使っていた電話子機も一回だけ Ni-Cd電池を交換したことがあったが、その時は単3型x2本で比較的余裕があったので無理やり新しい電池の電極にハンダ付けして交換したが、今回のものは Ni-MH単4電池x3のパック電池になっていた。これではどう考えても同じようにハンダ付けしたのでは収納が難しい。
いろいろ考えたが(もちろんそのまま交換可能で純正品の半分以下の格安互換電池パックも含めて)、どうせなら100均で1本 100円の Ni-Mh電池を買って電池電極に金属板をスポット溶接して電池パック状に組み立てようかと考え始めた。もちろんスポット溶接機は新調しないといけないのでそれを含めれば純正品よりはるか高額になると思われるが、こうした場合私の思考では「道具」は原価に入らず「おもちゃが欲しい」という欲求が勝ってしまう。そのためにまずはスポット溶接しなければ・・・スポット溶接機が要る・・・自作しようか? という思考から、例のごとく秋月電子で部品を物色したが、途中ふと思いついて Amazonでスポット溶接機を検索したら驚くような価格で購入可能だと分かった。
自作で考えていたのは、主要部品が電源に鉛蓄電池(≒1,500円)、大電流 MOS-FET(≒300円x2) などを使って部品代総計 3,00円程度だが、Amazonのスポット溶接機は 電源に Liイオン充電池を使用していて 4,000円弱から購入可能だ。さらに Amazonの方は オマケ機能でモバイルバッテリーとして USBコネクタに 5V出力がありスマホなどの充電が可能だ。一方 今の私の「視力・知力」で自作すれば少なくても 1ヶ月はかかるだろうから、ここは Amazonで購入することにした。
写真
こんな簡易でおもちゃのようなスポット溶接機にそれほど需要があるとは思えないが、Amazonでは 数種類の簡易溶接機が販売されているが、写真で見る限りケースが違っていてもほぼ同じ回路で、おそらくはどこかのコピー商品で中華製だと思われる。価格は 3千円台~8千円台と幅広く、ユーザー評価も結構なばらつきがある。
その中から、価格が安くて配送が早く評価の比較的良い写真の商品を注文。価格は 4,399円也(送料込み)。
それが注文から4日ほどで届いたので、とりあえず廃棄前のアルカリ電池と鉄製のワッシャにセットに同梱のニッケル板をスポット溶接してみた。(因みに写真の BIFRCというロゴの商品は Amazonでは 5,000円以上のものもあるが写真で見る限り中身は一緒だと思われるので安い方にした。)
電源スイッチを押すと充電容量を示すLEDは 2/5しか点かなかったので、手持ちの充電器を使って 2時間ほどかかって満充電にして、電源スイッチを何回か押して緑の LEDで出力(通電時間)を 5/9 に設定して、今度は電源スイッチを 3秒ほど長押ししてレディ状態にしてから電極棒を溶接点に押し付けると 1秒ほどで「パチッ」と小さな音がして溶接できた様子。案外簡単だ。しかも100A近い電流が流れるはずなので恐る恐るだったのに想像したよりも音や火花も小さくて拍子抜けするくらいだ。しかし溶接されたニッケル板を引っ張ると溶接箇所の周りを残してちぎれてくるので十分に地の電極板に溶着していると思われる。(右側の乾電池+電極への溶接は出力Maxで試したもの。) 最近の中華製はなかなか侮れない。
明日 100均で 単4 Ni-Mh電池を買ってきて目的の電池パックに仕立てなければ。
2021/12/10


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