#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、パソコン技術やインターネット技術、プリンタやPCアプリからプログラム言語などに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-2074- PDFに透かしを入れる
= 今日は画像なし m(_ _)m =
またまた狭い話で 今更という話題だが、すぐに忘れるのでメモとして。
Wordなどのファイルや WebページをPDF化する際には Adobeの Acrobatという有料版のアプリが業界標準のようになっている。ただ Word2007 以降だと 直接 PDF変換して出力することができるようになった。だから以前のように「印刷」から Primoなどのドライバー経由で PDFを作成する必要は少なくなって、HTMLでもブラウザから直接ではなく Wordに一旦読み込んでからページ境界などを整形して PDF化するケースのほうが多くなった。
そこでいつも忘れるのが PDFに透かしを入れるワザ。個人ではあまり「透かし」の必要性はないが、業務だとこの情報は「社外秘」だとか「○○様宛限定情報」のような、文書の内容は邪魔しないがコピーしたらコピー元が辿れるような仕掛けが必要になることがある。(それも実質的には気休め程度でしかないが、秘密情報という主張をするために敢えて入れることが多い)
図-1
Wordで透かしを入れた 文書を作る場合、一番簡単なのはまずページレイアウトで「透かし」「ユーザー設定の透かし」とクリックして
図-2
透かしのデザインダイアログを表示させて、「テキスト」のところに意図したテキストを入力して「対角線上」「半透明にする」などをチェックして「適用」をクリックする。
図-3
こうしておいて「Wordボタン」「名前を付けて保存」「PDFまたはXPS」とクリックして PDFファイル名を入力して出力すれば、簡単に所望の文字列の透かしを入れた PDFファイルが作成できる。
すでに出力されたPDFファイルに後から透かしを入れることも可能で、 PDFTK Builderのようなツールで透かしだけの PDFファイルと重ねる方法もあるが、HTMLファイルをPDF化したファイルで試したところ透かしの文字に意図しないケラレなどが発生して満足行く結果が得られなかった。画面では透明と白は区別つかないが、白地のオブジェクトがあると透かしのその部分が隠れてしまうようだ。
2019/06/10