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from 2003/10/ 5e日記風独り言e日記の起源

新しい年は地球温暖化の心配が杞憂だったかのように例年に無く寒い。
一般庶民の懐の寒さも一段と増している感じがするんだけれど、そんなことは無縁なように新しい政権の大借金補正予算案が受け入れられたのか、アメリカの財政の崖が回避された影響か金融・証券市場だけは暖かくなってきた。
何時の世も、経済全体のアップダウンで潤うのは金持ちと相場が決まっている。
せめて気温だけでも早く暖かくならないかと切望する此の頃。
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-814- 石膏細工の失敗:その2

どうも安易な性格が災いして、このところ失敗が多い。樹脂と比べて比較的簡単とは言え「たかが石膏」と思っているわけではないが、石膏も結構使いこなすのは経験がいる。
今日は、すこし製品の形を良くしようと型を更新しようとしたんだが、今作っているような大物の型はシリコン樹脂をたくさん使う。型用のシリコン樹脂は 1Kg 3,000円程度と高価なので何とか節約しようとして、樹脂成型で成形樹脂に接する部分だけはある程度の厚さでシリコンを使い、それ以外の周辺は石膏を固めて2層の型にしようとした。
まず、母型となる製品を台座に固定し、その周りを油粘土が厚さ 5~10mm程度になるように覆っておいて、周り四方を発泡スチロールの板で囲い、その中に石膏を流し込む。石膏が固まったら中の母型と油粘土を取り出し、母型だけ元に戻して油粘土で出来た隙間にシリコン樹脂を流し込む。最後に母方を取り出すと、箱状の中に製品の形の穴ができるので、ここにエポキシやウレタンの注型樹脂を流し込めばいい。こうすることでシリコン樹脂で型全体を作った場合に比べ、半分以下の量で済む。
以前にも 2回ほどこの手法で型を作ったが、その時は発泡スチロールを固定するのに専用接着剤を使った。台座のアクリル板や発泡スチロールにある程度の接着性があるゴム系の接着剤を使ったんだが、今回ふと魔が差してここを簡単にセロテープでごまかした。一応石膏が流れ出さないように隙間を塞いで、さて 石膏を溶いて流し込んだら、何とセロテープが水分で剥がれて発泡スチロールがバラけそうになって台座との間からは石膏が流れ出してくる。1Kg近い石膏を流し込んだ後だったので、この石膏が全部床に流れだしたら、例えベランダの床とは言え、悲惨なことになる。飛散した石膏の後片付けが頭をよぎって焦った。しかしその時点で周りには何も発泡スチロールの固定に使えそうなものはないので、仕方なく手で押さえて約 10分。何とか石膏が流れ出さなくなるまで我慢した。お陰で、最悪の事態は回避できたが、石膏の表面を水平にする予定が、流れだした側は凹んでしまった。
前回の失敗で、石膏は一度固まってしまうと後から追加しても接合面から瞬間に固まってしまって他の樹脂のように継ぎ足せないことは学習したので、今回は仕方なく上から注型用の樹脂を足して水平を出すことにした。
とんだ余分な工数と、安価な石膏の代わりに高価な注型用樹脂が必要になってしまったというオチ。基本に忠実な丁寧な作業の大切さを再度学習。
今日の写真は、3日間ほどの寒さが遠のき、やっと桜が満開の様相。この並木の桜の大木も来年には切り倒されてしまうんだろうか? これがこの並木最後の満開の写真になるかもしれない。

2013/03/29
 
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-813- リチウムイオン電池

朝日新聞などでボーイングに続いて、三菱自動車の電気自動車用リチウムイオン電池が発火したというニュースがあった。やはりGSユアサ系列の合弁子会社の製造電池だという。
これとは別にANA機の損傷バッテリーを調査している日本の運輸安全委員会が、問題バッテリーの事故状況の詳細を発表したらしい。バッテリーケースのステンレスがアーク放電と推察される熱で穴が開いていたり、+極が溶断していたりするということで、これから分かることはやはりかなり重症で、かつ電池セルが初発原因を有しているということ。ここここには、焼けた電池の生々しい写真もある。
バッテリーケースがステンレスでこのような構造をしているなら、ケース同士は電位が異なるため耐熱部材で完全なケース間絶縁をしていないと、不測の事態が生じた際にケース同士が接触ショートすることになるが、どうもそんな考慮はされておらず、セル間にも温度ヒューズのような電流遮断部品は使われていないらしい。
どう考えても、航空機とリチウムイオン電池という超危険な組み合わせから要求される安全性にしては「お粗末」としか言い様のないシステムだ。
今日の写真は、これもかなり勇み足で咲き始めてしまったようなドウダンツツジの花。可愛いツリガネ型の花が沢山ついている。

2013/03/28
 
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-812- 腰痛がトップニュース?

ちょっと古くなるが、日曜日の朝日新聞朝刊一面トップ記事は「腰痛 2800万人」だった。よほどニュースがなかったのかも知れないが、腰痛持ちとしてはつい見入ってしまった。中見出しでも「40~60代は4割悩み」「8割原因不明・・・心の悲鳴かも」というもので、ほぼ内容は推察できてしまうが、厚生労働省研究班が患者数を推計し、関係学会が論文から一般的な治療法ごとのお勧め度をまとめたというもので、一番のお勧めは抗炎症薬や鎮痛薬だそうだ。逆にマッサージや牽引はあまり効果がはっきりしないらしい。
まぁ、実体験からするとマッサージはどこでもいいという訳ではないので納得の結論だな、という感じ。それと、安静よりも運動したほうがいいというのも私の経験と一致する。ただ、私の経験ではベッドなどの寝具と寝相がかなり影響すると思うが、そうした情報はなかった。少なくとも私の場合、直近の2回は明らかに左を下にして長時間寝た場合に翌日の朝、腰痛が発症する。
期待して読んだ割には、「体育の日でもないのに、これが一面トップ記事か?」というやや肩透かしを食らった感じではあった。記事の全てが学会や研究班の公表データだったが、せめて手術などのすぐには受けられない治療の効果割合などを独自に深堀りして乗せて欲しかった。
今日の写真は、長さが1cmにも満たない小さな花が、樹高 3mほどの木にびっしりぶら下がっている。小さな花で遠くから見ると花が咲いているとは気付かないくらい。冬になって葉っぱを落としてしまった木ではどんな葉っぱが付いていた木か覚えていないし、まして実なんて全く覚えていないので花を見ても何という木か分からない。気になったので帰ってから Webで調べると花の形から「グミ」の木らしい。そう言えば去年の夏にそれらしい実がなっていたような気もする。今年は実がなるのを注意していよう。

2013/03/27
 
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-811- ボーイングの試験飛行

やっとボーイング787がバッテリー不具合の改善確認の試験飛行を行ったらしい。当然のことながら試験は「順調」だったとか。ニュースでは回路ショートとかセル間の断熱や万が一発煙した場合の通気システムなどを改善したと言うが、肝心のバッテリーそのものに関してはどうも改善があったのかどうかすらはっきりしない。要は対症療法でお茶を濁しただけでバッテリー本体の原因究明は進んでいないことを物語っており、どうやら想像の範囲だ。
しかし、今日は寒かった。朝は車の戸外温度計で 4℃と真冬並みの気温。咲いた桜が長持ちするのはいいが、寒さで凍えてしまわないかと心配になるほど。そんな寒さの中、散歩していたら何とシャクナゲが咲いていた。そう言えば昨日、蕾が膨らんでいるなぁと見ていたのを思い出した。こんなに寒くても咲いたんだと驚き。確か例年はシャクナゲが咲くのは 4月末~5月のような気がしたが、桜の開花だけじゃないとなると何か植物まで激しい気温変化に「体調」を崩してしまったような気がする。

2013/03/26
 
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-810- 「一票の格差」違憲・無効判決

広島高裁で昨年末の衆院選挙の選挙無効判決が出たらしい。
繰り返し違憲判決を受けていて、かつ最高裁でも違憲と確定されたのに、それでも一向に是正される兆しがないのだから当然といえば当然。どこかではいずれ出される判決だったが、それが今日出されたということにすぎないとも言える。
問題は、国会議員が自分たちの議席数や区割りを自分たちで決めるというシステム。このシステムで選挙制度を決めている限り、自分たちに都合のいい大政党の議員は「まぁ各党が意見が合うワケがないから、適当に時間稼ぎしていればまた次の選挙になるだろう・・・・」という高をくくった姿勢になって、国会の職務怠慢状態は続いてしまうだろう。
少なくとも、参院選挙に同期するなどして、最高裁判事の不信任投票と同じように、定期的に選挙制度の是非を直接国民が判断するようなシステムがないと、選挙制度に異を唱えるためには「棄権」しか表現方法がなくなってしまう。出来れば司法の音頭取りで、有識者が選挙制度を決めるような枠組みがないと、今後も大なり小なり違憲状態は継続することになると思うのだが。
今日の写真は「シャガ」(もしかしたら「ヒメシャガ」?)だったと思う。藤野に住んでいたときはよく目にした花だが、ここに引っ越してきてからは初めて目にした花だ。

2013/03/25
 
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-809- 石膏細工の失敗

かれこれ半年以上をかけている「工作」で、母型を作りなおそうと石膏を使って部品のパーツを作り、それを一つの台座部分に乗せて周りを石膏で固める予定で作業を始めた。
石膏は1時間弱で固まって、その後1時間くらいはかなり柔らかい状態なので、金属のヘラやナイフの先などでの加工がやりやすい。もちろんその後も加工は比較的やりやすいが、完全に乾いてしまうと削った粉が飛散して後始末が大変だ。
で、予め作っておいた石膏で作った台座の上にこれも石膏で作ったパーツを乗せて、その周りに水で溶いた石膏を垂らした。想定ではそうしておいて固まるまでの間に表面を水平にならして平滑性を出す予定だった。ところが、何故か台座の上に溶いた石膏を垂らした瞬間に固まり始め、ヘラで触るとヘラの先に塊になってくっついてきてしまう。しかも気づいたら、水で溶いた容器中の石膏まで何時になく早く固まり始めた。
慌ててWebで調べると、どうやら石膏は塩化物が解けた水では硬化時間が短くなるという。塩化物の中には石膏自身も含まれるらしい。水との混合に使ったコップに前回の石膏が若干乾いてくっついていたのが原因らしい。それと、台座やパーツの石膏から塩化物が溶け出してきているのかも知れない。
垂らした状態で、固まった石膏から瞬間に塩化物が溶け出して表面近くまで硬化させるものかどうか分からないので、まずは混合容器を新しいものに変更して、もう一度挑戦。
容器中の石膏はそれほど固まる様子はないが、やはり垂らした方は瞬間に表面付近まで固まり始めた。都合、2回の失敗を経て石膏の接着に石膏は使えないんだと理解。
最初の母型は、台座部分を紙粘土、パーツはウレタン樹脂で作ったが、どちらも硬化後は加工性があまり良くないので石膏に変更しようとしたんだが、さて、母型はどうやって作ったものか?
今日の写真は、散歩の途中で見かけたヒヤシンス? 元々は花壇だったらしい雑草の草むらの中からひときわ目立つ紫色の花が伸びていた。多分、花壇の時代に誰かが植えた球根がいまだに毎年芽を出しているんだろう。

2013/03/24
 
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-808- 痛飲!

昨夜は仕事を依頼されているベンチャーに出かけて、4回1ラウンドの研修が終わり、出席者と懇親を兼ねての飲み会。7時から始めて、飲み終わったら12時で終電時刻。
場所は品川区と言えどもローカル駅の飲み屋で最近には珍しく時間制限が無かった。お陰で、一度も立たないでひたすら両隣と話をしながら、酒を飲んでいた。量はそれほど飲んだわけではないが、家に付いたら1時過ぎ。それから風呂に入って寝たのが2時。
この歳になって、飲んだ挙句の午前様はかなりキツイ。お陰で一日中ボーッとして終わった。夕方のジョギングも足が重くてやっとのことでノルマの3Kmを走ったが、今までになく疲れた。
今日の写真は、花桃だろうか? 桜の枯木の下で桜よりも若干早めに開花して、濃いピンクの花びらが綺麗だ。

2013/03/23
 
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-807- 地震予知

日経BOの配信ニュースを見ていたら。地震予知の新しい研究の記事があった。砂や岩石の粒子のシュミレーションから異変を察知するという。記事を読んで結局は深海底などの精密測量から予知するということが分かったが、岩石の崩壊を粒子レベルでシュミレーションするというところが新しい。どの程度実用に供するか今後が楽しみ。
今日の写真は 住宅地には珍しい山吹の花。黄色の花は綺麗で目立ちやすいが、その中でもひときわ目立つ色だ。

2013/03/21
 
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-806- 地下鉄サリンそしてイラク開戦

今日 20日は、18年前に地下鉄サリン事件が起きた日で、しかもイラク開戦が起きてから10年目らしい。大きな事件が起きる日なんだろうか?
地下鉄サリン事件のことは個人的な体験と重なり、いまだに鮮明に記憶している。
工場に転勤していた時、事業部外への転属希望が叶って本社の新事業部門に転出することになった。4月 1日付けで工場から本社に転勤するので、開発時代に住んでいた自宅に戻ることになり、引越しに先立ち子供の転校手続きをするために中央自動車道の韮崎の辺りを東京方面に向かって一人で走っていた。車のラジオから臨時ニュースが流れ、地下鉄日比谷駅付近で何かとんでもないことが起きたらしく、大勢の人が路上に倒れているというのがまず最初のニュースだった。何故倒れているのか、何人くらいなのか、詳細が全くわからないながらも、逆にそれが通常ニュースではない非常事態を感じさせる報道だった。
その後、逐次情報が更新され、どうやら毒ガスのようなものが撒かれたらしいとわかったが、その頃には自宅についていた。暫く誰も住んでいなかったので、風を通そうかと窓を開けたが、その途端 大きなクシャミが何回も出た。それまでは明らかな花粉症という自覚はなかったが、この時を堺に立派な?花粉症を発症した。サリン事件と重なって忘れられない体験だった。
今日の写真は、散歩道の草の中から咲いている花。花ニラだろうか? 直径 1cm程度の小さな地味な花。

2013/03/20
 
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-805- 駆け足の桜前線

2~3日前に、気象庁が桜の開花宣言をしたのを聞いて「えっ! もう」と思った。
しかし、この辺りでも今朝はソメイヨシノの枝にチラホラ花がつきはじめた。何と、勝手に今年は寒かったし、ウメの開花も遅れたようだから桜も平年より遅いのでは、と思っていたのに、関東では観測史上最速だとか。駆け足どころか短距離走並だ。
まぁ、今日も大和まで自転車で出かけたが、2週間前にはダウンのコートでもいいかな?と思っていたのに、今日は薄手のセーターで十分なくらいの暑さだったから、この1週間ほどの気温からすれば開花しても当然なんだろうけど。
なんて話をしておきながら、今日の写真は桜じゃなくて恐縮だが、フサアカシアという木らしい。数日前にアップした銀葉アカシアと似ているが、どちらも花は黄色ながら、銀葉アカシアのほうが直径 2cmくらいもある大きな丸い球状で、フサアカシアの方は 1cmも無いくらいの小さなフサの集合のような感じ。葉は銀葉アカシアは硬くて短く、フサアカシアの葉は柔らかいらしい。

2013/03/19
 
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-804- とりあえず:その2

手前の釣鐘型の花は Webで調べるとスノーフレークという花らしい。バックのピンクの花は桃の花? 違う気もするがちょっと丸っこい可愛い花。

2013/03/18
 
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-803- とりあえず

花の写真だけ。
白花沈丁花(シロバナジンチョウゲ)だろうか? 白い花はほとんどが地味で、咲いていても見逃してしまいがち。香りも花粉症の鼻にはほとんど届かない。この花も、何日か前から道端に咲いているがあまり気にしていなかった。

2013/03/17
 
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-802- 3Dプリンター

NHKのクローズアップ現代で 3Dプリンターの話題をやっていた。と思ったら、BS朝日のごごいちニュースキャッチでもやっていた。どうやらオバマ大統領が一般教書演説で「3Dプリンターを武器にアメリカにモノづくりを取り戻す」とブチ上げで火が付いたらしい。アメリカでは小学校から使わせて、幼少時からセンスを磨くとか? 日本は政治がゴタゴタしていると、再び戦前のようにアメリカにモノづくりで引き離されそうな気がする。
それは兎も角、最初 Webで検索したら 39万円のプリンターしかヒットしなかったが、BS朝日では何と 13.65万円と出た。材料樹脂も ABSが 45円/g と、まぁ高いながら、許容範囲だ。
モノ作りを標榜する私としては俄然欲しくなった。今までここここで、シリコン型による樹脂成型をやっていると書いたが、粘土細工で原型を作ってシリコン型に移しとる現状が大幅革新できる。多分仕上がりは「粘土」然とした表面が凸凹外観ではなく綺麗な「百均並工業製品」になるだろうし。しかし、残念ながら安いものはワークエリアが 10cm立方しかないし、何よりちょっと小遣いでという訳にも行かないが、金を貯めて・・・と思い始めている。
Web検索では、早速このプリンターを使って製造サービスを始めたところもあるらしい。当面こうしたところを使うのもありだろうか。とにかくまず CAD=3Dモデリングを勉強しなくては。
今日の写真は、銀葉アカシアと言うらしい。隣のマンションの敷地に咲いていた鮮やかな黄色の球状の花。高さ3mほどの樹木で、葉はアカシアというより ねむの木に似た形だがずっとしっかりして硬そうだ。

2013/03/16
 
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-801- 百花繚乱

この何日か、散歩の度に新しい花が咲いているのに気づいてビックリ。春が遅いと思っていたが、梅が咲いたと思った途端 突然春になったという感じ。
何日かに分けないと写真が掲載できないが、まずその1枚目。コメザクラだと思うが、花は小さく白一色で地味ながら、これだけ揃うと結構綺麗だ。

2013/03/15
 
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-800- ボーイング:再び

今日の夕刊のニュースによれば FAAがボーイング787のバッテリー不具合の変更を承認し、発熱原因が特定できないままテスト飛行を許可するらしい。しかも GSユアサの電池のままで。何個くらいの電池を過酷テストしたんだろうか?何とも不可解な判断だ。
断片的な情報しか伝えられていないが、改善案などにより、たとえ電極がショートしても安全が担保されるということらしい。しかし例え安全が担保されたとしても発熱したバッテリーからは電流は取り出せないから、その状態はバッテリーが無いのと同じ。じゃあ、何のためのバッテリーか?と聞きたくなる。サブのバッテリーがあるとは思うが 2個同時の発熱は確率的に限りなくゼロに近いということだろうか? FAAとしては一旦許可したリチウムイオン電池を今更ダメとは言えないという立場が透けて見える。どうも苦し紛れの窮余の策としか映らない。
今日の写真は馬酔木(アセビ)の花だろうか? 鈴なりの小さな花の房が綺麗だが、この木も毒があるらしい。馬が食べて酔うのか苦しむのか、葉は煎じて殺虫剤にするとか。

2013/03/13
 
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-799- 携帯 水没!

今朝 顔を洗おうとして前屈みになったら、胸のポケットから携帯が水中に落ちてしまった! シマッタ!!と思ったが後の祭り。普段は貯めない洗面台のボールに水を貯めていた中に水没して水深3~4cmの水の中。数ヶ月前、娘がやはり水没で携帯を買い換えた記憶が蘇り、否応なくこれでスマフォに買い替えの理由ができた! と瞬間は覚悟したものの、最新 3ヶ月間くらいのデータはバックアップしてないし、臨時出費は痛いしと 0.何秒かの目まぐるしい思考の結果慌てて拾いだして外側をタオルで拭いた。次に液晶面を拭こうとして開くと、「ピッ」と音がして液晶が点灯した。「おっ」と一縷の希望をもってボタンの表面や液晶を拭いて確かめると、どうやら動いている! 一筋の望みが太い希望となって、電池フタを外すとごくわずか端っこのほうに水滴があるものの、電池本体や接点部分は全く濡れていないことが分かった。安堵しながら続けてメモリカードやコネクタの蓋の中を開けてみると奇跡的に浸水していない。雨の中でも使うものだけに、簡易防滴仕様だったのかな?
本当にラッキーだった。もう少し水が深いか、時間が長ければ多分壊れていたと思う。キバンの回路配線は銀などを使っていると濡れるとマイグレーションなどで、徐々に劣化しショートして突然故障することもあるからもう少し経過を見ないと安心は出来ないが、12時間以上経過した現在はまだ大丈夫だ。後になって、マイグレーションを心配するなら完全に乾くまで電池を外して置かなければいけなかったんだと思いついたが、それを忘れていても私には珍しく幸運が続いているようだ。
今日の写真は散歩途中の民家の花壇。葉っぱが多すぎる気がするが花の色からするとレンギョウだろうか?黄色い花が鮮やかだ。 つい半月ほど前までは梅すら咲いていなかったのに、突然のように春いよいよ本番という感じで、一気にいろいろな花が咲きはじめた。

2013/03/12
 
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-798- e-Tax

今日は 先日入手した 電子個人認証カードを使ってみたくて e-Taxの確定申告をやってみた。
所要時間 ≒1時間で大体作業は終わり提出できた。分かりづらいのは操作方法ではなくて税金用語や控除項目のカテゴリー、扶養控除の有無などの考え方。まぁあまり悩んでも仕方ないので(どうせ大して違いは無さそうだし)、保存しておいた去年のデータを読み込んでほとんどその項目に当てはめて金額だけ今年分に修正し適当に記入して送付してみた。無事受領確認も終わって、若干は還付も受けられそう。
しかし、想定外なのは私の申告は 私の個人認証カードがあるのでオンラインで申告できるが、ヨメさんの分は当然ヨメさんの個人認証カードがないと提出できない。仕方なくコチラは印刷して郵送。厳しく見れば、夫婦と言えどもこの行為は税理士法か何かに違反するのかな?
今日の写真は、早咲きの桜と後先になってしまったが、紅梅の満開の花。民家の庭先なので遠慮がちに斜め方向から撮影。

2013/03/11
 
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-797- 白鳥

昨日に続いて、動物の写真。
今日は諏訪湖で白鳥を撮影。昔は諏訪湖には白鳥なんていなかったような気がするが、最近は随分とたくさんの白鳥が飛来するとか。今年も、もう既にかなりの数の白鳥が北に帰ったらしいが、岡谷側の湖畔には数十羽の白鳥がカモなどと一緒にエサをついばんでいた。カラスや鳩などの鳥は他の鳥を追い払う習性があるが、水鳥は平和主義なのか白鳥もカモもエサが撒かれても、喧嘩せずにつつき合っていた。

2013/03/10
 
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-796- バカ陽気?

娘に呼ばれて長野県へ。
首都圏は随分と暖かかったが、長野だからと用心して冬のままの服装で・・・セーターの上にダウンのジャケットを着て。
ところが着いてみて驚いた。ほとんど気温が変わらない。20℃近くある。ダウンのジャケットは暑くて着ていられない。車は窓を開けて走ってちょうどいい。ところどころ建物の北側に雪が残っているのと梅が咲いていないのが何か不思議な感じすらする。
わずか2週間前には神奈川でも凍えるような寒さの日があり「今年の冬は特別寒い。梅もまだ咲かない」と話していたのが信じられない。昔、子供のころに大人がこうした天気の日には「今日はバカ陽気だ」と言っていたことを思い出す。
今日の写真は、フキノトウを取りに出かけた近くの大学の実験林の中に飼われていたシカ。

2013/03/09
 
-795- 樹脂の供給方法改善= 今日は画像なし m(_ _)m =

この下の #791で書いた 樹脂の原料の供給なんだが、パイプやホースをありあわせの細いものにしたために、ある程度の供給量にしようとして缶の中の空気圧を上げすぎて、蓋が膨らんで暴発寸前になった。
そこで、今度は パイプを内径 8mm、ホースを内径 9mmのものに交換してみた。結果、随分と楽に樹脂が押し出せるようになったことと、缶をちょっと高いところに置くとサイホンの原理で缶の中の樹脂面とホースの先の高低差による圧の差で、最初だけポンプで空気を送り込めば後は自然に樹脂が流れ出してくる。 1g/秒 程度なんだが、3~4分待っているだけで必要量の樹脂がタレ出してくるので随分と作業がはかどる。
最初は失敗だったものの、諦めなければ必ず解はある・・・・という教訓!・・・て、それほど大げさなことじゃない。

2013/03/07
 
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-794- シャープの資本提携話

昨日アップした河津桜の木の近くにもう一本早咲きの桜がある。樹銘票には「椿寒桜」と書かれているが、河津桜と比べると花の数は多いが花が小ぶりでちょっと地味な感じの桜だ。そろそろ満開になりそうな勢いだが、樹齢が若く枝ぶりも少ないことも相まって華やかさはイマイチ。
という話題は置いておいて・・・今朝のニュースでは、シャープが台湾の鴻海から 500億円出資を受ける話が頓挫して、新しく韓国のSamsungから 100億円の出資を受ける話を進めているという。10年くらい前までは、液晶では王座にあって Samsungなど寄せ付けなかった感じのシャープが、数年前には液晶TVなどで激しく競合し合うようになり、今度はその競争相手から出資を受けるとは、本当に時の移ろいを感じさせられて驚いてしまう。
考えてみれば、今から40年近く前、2番手~3番手のカメラメーカーに ICとしては低電圧駆動など特殊な仕様のカメラ用アナログICを供給してくれるICメーカーはなかなか無い時代に、技術的興味を示して応じてくれた技術屋さんがいたのはシャープだった。技術が進化して アナログからI2Lに、それがやがてCMOSになってもずーっと長い付き合いをしてきた思い出があるだけに、やるせない思いがする。
その担当してくれた技術屋さんがいたからこそ あんなに長く付き合ったんだけれど、その人も十数年前に退社して個人でIC設計・販売の会社を立ち上げて、今尚孤軍奮闘して会社を維持している。年賀状だけの交流だが、毎年の小さな字の賀状の紙面は技術を無視して利益確保に走りはじめた会社施策に対する辛辣な批判で埋め尽くされている。
その人の設計したカメラ用ICを勉強することで、ICを中心としたシステム設計というものを私が勉強したと言っても過言ではないが、唯一、多分私のアイデアがその人に影響したかも知れないと思うことがある。
それは、大学時代に勉強した「2重積分回路」という原理が非常に考え方として綺麗なことに感激し、いつかは自分でもこんな回路を考えてみたいと思っていたが、入社して 15年位した時に、ふとしたきっかけで私がカメラの自動露出(AE)用のアナログICでその考え方を利用した回路を案出した。そしてその人に基本的な考え方を話して相談しつつ、カメラ用ICとして実現した。そのICを搭載したカメラは最低価格帯のカメラで回路も単純だったが、そのAE性能はそれまでのどの高級機のAE性能よりも優れていた。残念ながら時代はまもなくデジタル制御からデジタルカメラに移行して、そのICが利用されたのは 2機種しか無かったが、その後 その人から、私の考えにヒントを得て AF用のICを設計したと聞いた。そして、それがそのICの設計権利を持って独立するきっかけとなったらしい。
シャープとはかつてはそんな技術に理念を持つことや共感すること、人のつながりなど、技術屋として考えさせてくれる人がいる会社だった。
確かに、数年前に誰しもが遅きに失したと思う中、社運をかけた液晶工場を国内に作ったことが今回の経営難の直接的な原因だろうけれど、シャープが保有する液晶のノウハウや特許、太陽電池のノウハウなど提携によって流出が懸念されるものも多いだけに、一企業の提携話というだけではなく、国として技術ノウハウをどのように保護するのか、私からすれば TPPなどとは比べ物にならないくらい国家の損益に影響する話のような気がする。ルネサスは絶対に外国資本には渡さないという経産省の強い意向があるとかないとかの話もあるようだが、同類の話はゴマンとあるだけに、護送船団を批判されて及び腰になった官主導の経済構造を再び見直さないと手遅れになりそうな気がしてならない。韓国の Samsungだって、国内産業の統廃合が徹底して進められた結果の強者の出現だけに、政治や官界がきちんとした対応をとるか取らないかは重要だ。

2013/03/06
 
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-793- 河津桜

昨日は「梅が満開」と書いたが、啓蟄の今朝は散歩の桜並木道で開花した河津桜を見た。古くからの並木の老木はソメイヨシノだけだったかどうか知らないが、河津桜などの早咲きの桜は無かったと思うが、工事でいろいろな種類の桜の木を植えたようだ。暮れに見た十月桜もそのうちの一本だが、やはり桜はこの季節の濃くなった陽射しにに似合う花で、北風に花びらが震えるのを見てもあまり感激しない。
3月に入ったし、いよいよ いろいろな花が競って咲く季節が近づいたことを伺わせる。

2013/03/05
 
jpg画像 梅 満開(img793.jpg)
-792- 梅 満開

1週間ほど前からこの辺りでも標準的な梅の木に花が咲き始め、昨日辺りから満開の木もある。寒い日もあり、温かい日もあるので人間はその違いをあまり分からないが、草木はきちんと時期を感じるらしい。そう思って枯れた樹の枝を見ると、いつの間にか芽が随分と膨らんでいる。
一句: 梅が枝に 今朝も一輪 また一輪
季節の話はともかく、技術屋の教育研修の 第1回めが無事終了したので気を良くして再びモノづくりに邁進。小さな失敗を重ねながらも何とか樹脂成形を繰り返している。混合した樹脂は≒12時間でほぼ固まり型から取り出せる。取り出した後、再び樹脂を混合して型に流し込むという作業を繰り返して、1個/1日 ずつ成果物が仕上がりはじめた。

2013/03/04
 
jpg画像 失敗!(img792.jpg)
-791- 失敗!

#789 でも書いたように、ベランダ工房で再び樹脂成型を始めたが、樹脂を規定量計って混合容器に移すときに、今までは紙コップと針金でヒシャクのような道具を作って汲み取って移していた。しかしこの方法だと紙コップに結構樹脂がくっついたまま残って勿体ない。どうしようかと考えた末、樹脂管の蓋に穴を開け、そこに空気を送り込んで別の穴からホースで樹脂を空気圧で押し出そうと考えた。樹脂はある程度粘度があるものの、タラタラという感じで垂れるのでそれほどではないと思って、この方法ならほとんど無駄も出ないし、簡単だろうと踏んで百均で金魚用の透明ホースやアルミパイプなど材料を購入してきて早速加工してみた。
そして、やはり百均で買った自転車用ポンプで空気を送り込んで見ると、構想通り樹脂がホースから垂れだし始めた。しかしトロ~リトロ~リという感じで極めて時間がかかる。もう少し強くと思ってポンプを何回も押したが、それほど量は増えない。最初は蓋が膨らまないかと気にはしていたものの、樹脂の出方があまりに少ないので蓋を気にするのをつい忘れてしまい、どんどん押してみて ふと気づくと写真のように缶の蓋がボッコリ膨らんで破裂寸前!!! ビックリした。危うく蓋の暴発事故を起こすところだった。
所詮百均のプラスチックのポンプでそれほど圧は上がらないだろうし、空気を送り込むところにはアルミパイプとビニルホースを押し込んで接続しただけなので、空気圧が上がり過ぎたらここが外れるだろうと安易に考えていたが、金属缶とはいえ蓋の厚さはこんな使い方の圧力を想定してはいない厚み。中の空気が 0.1気圧高くなっただけで ≒100g/平方cmだから蓋の半径 ≒35cmから面積を求めると ≒1000平方cm となって、蓋全体とすれば ≒ 100Kgもかかることになるから、確かにその圧に対しては極めて蓋の金属は薄く、耐えられず見事に膨らんでしまって当然だということを後になってから計算して納得。しかも、樹脂が出てくるホースの内径は 4mmほどで長さがその100倍ほどあるから樹脂の粘度が大きい場合はホース内の樹脂の流速はどんどん減っていくはずで、流体力学をよく知らない私でも無理な方法だったことを理解した。せめてホースの径が3倍くらいあれば現実的な量を押し出せたかもしれない。結局樹脂を蓋の膨らみを見ながら恐る恐る押し出して必要量 250gになるのに 1時間近くかかった。
それともう一つ想定外。購入したデジタル秤は表示時間が30秒ほどしかなくて、すぐに電源が切れてしまう。そして電源再投入の度にゼロリセットされるので、電源投入時に一旦容器を持ち上げないと移した樹脂の重さが測れない。
やる前まではとてもうまく行くと思ったんだけど、やっぱり世の中、頭のなかだけで考えたほどうまくは行かない。やってみないとわからないことが多いと再び学習。
でも、こうしたことには結構しつこい私は、いずれ径の太いホースでもう一度挑戦しないと気が済まないからホームセンターに行く度にホース売り場を覗くことになりそうだ。

2013/03/03
 
-790- 死角 読了= 今日は画像なし m(_ _)m =

寒い寒いと思っていたら、今日は突然春の嵐。温かい空気で土砂降りの雨風。
依頼された技術者教育に出かけて、帰り道は傘をさしたのにずぶ濡れ。
お天気の話題はともかく・・・・
電車で出かけたので、途中 読みかけのマイクル・コナリーの「死角」というサスペンスを読み終えた。相変わらず面白い。今回の事件は放射性物質セシウムの盗難に絡んだ殺人事件。主人公ハリー・ボッシュは因縁のFBIとの確執を抱えながら「自分の殺人事件」解決へと向けて突っ走る。FBIなどの沽券をかけた捜査にもかかわらず、結局はボッシュが一人勝ちの結末を迎える。主人公だから当然だが。
帰りに本屋によって新しいサスペンス、ダン・ブラウンの「ロスト・シンボル」を買ってきた。どうやらダン・ブラウン独自の世界で、中世からの宗教や謎の組織の末裔が現代社会の片隅で生き残って事件を引き起こすという設定らしい。上中下3巻だから暫く楽しめそうだ。

2013/03/01
 
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-789- 散財

寒さが厳しかったので、ここここで書いた、ベランダでの樹脂成型を暫くサボっていたが、知人から数個の注文が来たので、重い腰を上げて再び樹脂を混ぜてシリコン型に流して固める作業を再開した。
しかし、1回 主剤と硬化剤それぞれ 250gずつ、合計500gくらいを計って使うのに、キッチンスケールでは樹脂を垂らして汚さないかとか、容器の重さを引いてとか面倒と思っていたら、ちょうど近くのホームセンターの広告でデジタルキッチンスケールが安売りと出た。
1g目盛りの 最大 2Kg の秤なんだが、出来れば 0.1g単位が計れるとシリコン樹脂の硬化剤を量るのにも使えて便利と思ったものの、ネットで探しても 1g以下の分解能の秤は 最大荷重が 500gのものになってしまうようで、私の要求には若干足りない。値段も \698と格安だったので購入。
どうも何時も道具の準備が先行してしまうクセは治らない。

2013/02/28
 
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-788- Note PC 価格推移

約 1週間前に Note PCをネットで注文してから、ネットの価格推移は気にならなくなったが、今日 思い出してもう一度見てみた。
どうやら想像した通りの市場になっていたようで、該当機種は私が発注した 3日後に 62,500円付近まで下落した後、再び 1万円以上高い位置に戻ってしまった。恐らく、メーカーが最後の在庫を安値ルートに放出してから、それらの薄利多売店同士がネット上の価格でジリジリと値下げ競争に突入し、それらの市場在庫がはけた時点で再び正規ルートから購入した店の値段に戻ったんだろう。実店舗販売では価格を比較するにしても、数店を回って見るのがせいぜいだろうから、こんな全国の価格が比較されるネット通販が実店舗販売に及ぼす影響の強烈さを垣間見たような気がした。
それにしても、いきなり1万円アップした商品を購入する客は(少なくともネット上では)いないと思うが、千円~2千円なら「買い逃した!」と慌てて注文する人もいるだろうに、そうした客狙いでもう数日在庫させておいて好きな値付けでおっとり「独占」販売する業者がいないのが不思議だ。まぁ 売りそびれた場合の損のほうが、そんな利益よりも数倍大きいということなんだろうけど。
結局私が買ったのはボトムより 800円くらい高かったが、もう数日眺めていたらいきなり 1万円ハネ上がっていたことを考えると、まぁGood Timingだったと言うことだろう。
グラフからは去年のボーナス商戦時には最低価格でも 10万円以上していたようだし、サイズ・重量的には気に入った機種だし、それが在庫処分と自分の購入タイミングがこれほど合うことなんて稀だろうから、何か、とっても得した気分になった。

2013/02/27
 
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-787- 同窓会

先週土曜日、高校時代の 委員会活動のOB会があって新宿まで出かけた。
ほぼ毎年、地元と東京地区で交互に 我々が3年次に在籍していた時のメンバーが集まる。今年全員が オーバー60'となり 9人が集まった。
「委員会」とは言っても、やっていたのは放送で趣味性が強く実質的なクラブ活動。NHKの放送コンテスト(アナウンス/ラジオ番組制作)に向けて、夏休みには校舎内で幾晩も一緒に徹夜したり、文化祭の運営を巡って生徒会長と対立した時には全員でサボタージュをちらつかせて交渉するなどした仲間達だけに、いまだに盛り上がる。
当時私達の高校は、一応進学校だったせいもあり、運動部が全国大会(インターハイ)に出場することは極めて稀で、野球部などは地方大会前になると他の運動部員も総動員して数合わせしていたような状態だったが、我々のところは アナウンス部門でも、番組制作部門でも県大会優勝で全国大会に出場した。
明日が番組のテープ提出期限、という夜に最後の編集作業に没頭して 12時を回った頃、顧問で宿直の先生が見回りに来て「他の高校ではこんなことが許されないが、そこのところを十分考えて行動しなさい」というようなことを言われた記憶がある。今にして思えば、あの先生が宿直だったということは偶然ではなく、状況を見越して当番を交代してくれていたんだろうか?
そんな期待を感じていたのかどうか覚えてはいないが、コンパと称して新入生の歓迎会や卒業生の送別会、文化祭の打ち上げなど何度もやったが、誰も酒を飲んだりタバコを吸ったりと言うことはしなかった。卒業してから聞けば、他のクラブなどでは常態化していたところもあったようだが。
当時私の唯一のハメ外しはバイクの「無免許運転」だった。夏休みの補講授業に登校して、補講はそっちのけで女子部員を乗せて友人のバイクで 4~5Km離れた山裾のダム湖まで涼を取りに遊びに行った記憶がある。色あせた昭和の映画フィルムのような記憶だが、今思えば事故も無免許の摘発も無かったことが何より幸運だった。
というような他愛もない思い出が蘇ってくる。

2013/02/25
 
png画像 Windows8 ワザ(img787.png)
-786- Windows8 ワザ

Windows8 を使い始めて、NotePCだから 電源をシャットダウンする回数は減ったものの、どうしても 7などと比べて電源シャットダウンが面倒くさい。
と思っていたら、面白い技があるのを見つけた。
<「電源を切る」ボタンをデスクトップに置く方法>
というのがあり、C:\Windows\System32 の下の Shutdown.exe を起動すればシャットダウンできることが分かった。
デスクトップに ショートカットを新規作成して、リンク先に
"C:\Windows\System32\Shutdown.exe -s -t 0"
と記述するだけ。ついでにアイコンも変えて名前を 「電源OFF」とかすると便利だ。

2013/02/23
 
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-785- 恒温ボックス

NotePCで遊んでいる間に、ちょっとご無沙汰していたモノづくりにチョコっと回帰した。
去年の秋に、ウレタンゴム樹脂材料を大量に購入して成形しようとしたんだが、折悪しく戸外は温度が下がって硬化がうまく行かなくなってしまった。そのうち電熱ヒーターの入った保温ボックスでも作ろうかと、見果てぬ夢を見たまま それも寒さを言い訳に延ばし延ばしになってしまっていた。
しかし、知り合いなどから成形品の注文が(それとなく言外にではあるが)あったので、そろそろ再開しないとマズいな、と思い立って まずは保温ボックスの方を作り始めた。
発泡スチロールの A3サイズの板を 6枚 いつもの百均で購入してきて、それを接着して箱状にして、その天井に 40Wのフラッドランプ型電球を取り付け、この電球を半波で点灯させるようにした。点灯させると写真のようにホンワリとした感じで光るので、多分赤外線は十分出ていると思われる。温度計を中に入れて測定すると底面は外気温+15℃くらいになるので何とか使えるだろうという判断。
しかし最後の最後で大失敗。買ってきた発泡スチロールは若干空気の出入りがありそうで、ペイントで塞げるかと手持ちの有機溶剤系のペイントを外側に塗ったら、何と発泡スチロールが溶けてブツブツ穴が開きそうになった。とりあえず使えてはいるが、ペイントを塗る前よりも却って保温性は低下していると思われるので、いずれ作りなおさないとならない。大昔、プラモデルに塗装しようとして、ラッカーを塗ったら地が溶けた部品があったのを思い出した。スチロール樹脂はシンナーで溶けるのをうっかり忘れていた。

2013/02/22
 
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-784- DVDドライブ修理

購入した ノートPCをセットアップして、さてHDDのバックアップを取ろうと思ったが、USB のParagon Drivebackup から起動できない。そもそも Vaioの場合、BIOSからの起動が普通と異なっており、電源ボタンからではなくて 「ASSIST」というボタンを押して起動デバイスを選択するようになっている。ここから USB Flash Memory を指定しても" Operating system is not found"となってしまい起動しない。
仕方ないので、暫く使ったことのない DVDドライブを出してきて接続したが、なんと電源アダプターを挿しても電源が入らない。どうやら電源ジャックが接触不良になっているようだ。暫く悩んだが、底面の 6本の小さなビスを外せばソケットの部分が露出しそうなので思い切って外してみた。しかし、当然ながらソケットはかなり特殊な形状で修理も不可能。仕方ないので何とかソケットのハンダを外して代わりにリード線をハンダ付けして、外部に引き出して手持ちの代替部品を付けてみた。
どうやら無事通電して、ドライブは認識して起動時にドライブがアクセスされてディスクが回転するんだが残念ながら結果は USBメモリと一緒で、O/Sが見つからないという表示。Windowsから見るとファイルは読める。
どうやら Vaioはかなり特殊な設計で LINUXの起動DVDが認識しないのか? と思って試しに XpのインストールDVDなどを入れてみたが結果は同じ。さてどうしたものか。

2013/02/21
 
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-783- NotePC 着荷!

今日は再び寒さが厳しくなった。朝の車の戸外温度計は -2℃。昼過ぎに近くに自転車で出かけたが、日が出ているのに顔が冷たい。
というお天気の話はともかく・・・・
今日午前中にNotePC Vaio SVT13128が到着。
早速開梱して 起動してみた。
期待通り、外観は薄型で軽快な感じ。iMac Air よりは厚いものの、一昔前の東芝 Dynabook SSシリーズと同じような感じで、重量は軽い。14インチタイプの SVE14シリーズの i5 2.6GHz のシリーズが 同じ価格帯で入手可能で迷ったが、アチラはやはり CPUの消費電力が半端ないらしく、DVDドライブに加えて電池の分だろうけど厚さで +15mm 重さで +1Kg それでも駆動時間が -4時間程度になってしまうので、モバイル用途としてはこちらで正解だったことにしよう。起動もとりあえず何もインストールしていない状態では早い。(キャッシュとしてSSDを32GB搭載している効果は十分ありそうだ)
半年ほど前の発売当初の≒半額、年末ボーナス時の3万円引きで入手できたということはベストタイミングだったようだ。
しかし Windows8 のデスクトップにはかなり辟易。電源OFFが分からないので早速 Web検索するハメに。通常アプリは問題ないが、システムをいじるにはいろいろ苦労させられそうだ。 まぁ それもまた楽しいが。

2013/02/20
 
-782- NotePC発注!= 今日は画像なし m(_ _)m =

数日間注目してきた価格.com に変化が激しくなってきた。
当初、ベストプライスを激しく競い合っていた 2~3店舗の名前が昨夜辺りから表示されなくなった。特にロボットで最低価格を吊り下げていたらしい「*ボンバー」も消えたので、数分間隔の価格下落がなくなりトップの座が安定したようだ。=価格下落が一段落して 今朝から4時間ほど値動きがなくなった。
下げが止まって、保証条件などから目をつけていた店がトップに表示される時間が長くなったので、多分この店の在庫も遠からず切れるだろうと言う読みでネットから注文に踏み切った。直後にネットバンキングで振込を行った結果、1時間ほどで発送完了のメールが届いた。
と、暫くぶりのネットショッピングに価格.comを絡ませて楽しんだが、そこを見越して「また初期投資ばっかりして、元が取れるの?」という揶揄が飛んできそうだ。

2013/02/19
 
png画像 KAKAKU.com(img782.png)
-781- KAKAKU.com

寒いせいでウメの開花が遅いと書いたが、今日はまた一本咲きはじめた木を見つけた。これも民家の塀の中で家人がいた関係で写真は撮らなかった。遅いながらもこうして徐々に一本ずつ咲いていくんだろう。 今日の朝日新聞の天声人語には「探梅」はこの時期に相応しいが俳句の季語としては冬で、節分までしか使えないと書かれていた。今使うなら「観梅」としないといけないらしいが、俳人とは何とまぁ一人よがりで不自由な人たちかと思ってしまう。17文字の組み合わせしかない「作品」ではそんな理不尽な作法で雁字がらめにしないと権威づけできないということだろうか。
さて、そんなことはどうでもいいが、昨日の続きで 価格.comの価格推移に注目したら 商品の購入よりも価格推移の現象が面白くなってしまって、ついついそのページを更新しながら見入ってしまう。
どうやら、2~3店舗が 数分間隔で 1円ずつ下げているらしい。価格推移のページを探したら、直近の最低価格を出した店と時間、その価格が表示されるタブがあった。どうやら「*ボンバー」という店はロボットで約 3分おきに 1円ずつ下げるような操作をしており、その他の店は不定期にそれを下回る額を時々入れているのでコチラは人為的に入力しているのではないか、そして夜中の 11時過ぎには「*ボンバー」がロボットを止めて、その後 一定時間してから別の店がそれを潜る価格を提示しておいてこの競争が一旦「休戦」に入るらしい、そして再び翌朝 9時前後に再開する・・・・等など舞台裏を想像できて買い物よりもむしろ楽しい。まとめ発注した商品を、なるべく利幅を稼ぎながらも売り残さないような駆け引きが目の前で展開されている。生鮮食品のセリや証券売買の様相だ。価格.com もその辺りの売り手側、買い手側の心理をついた仕掛けで漁夫の利を稼いでいる訳で、ここが一番ずる賢い。
価格差といってもトップから数店は数円しか違わないが、やっぱり1番目に表示されると目立つからクリックされる=注文に結びつく確率が高いんだろうなぁ。故障時の保証内容など、千円以下の違いだったらもっと吟味する項目もあるような気がするが、所詮地震と一緒で、運不運のほうが大きいから起きる前に考えても仕方ないと思っているんだろうか。
お目当ての機種は、この数日間値下がりが激しくなってきており、毎日 400円程度下落しているようだ。意中の店の在庫の最後をどうやって見極めるか、結構スリルがある。

2013/02/18
 
png画像 ノートPC(img781.png)
-780- ノートPC

新しく依頼された仕事で、出かけて講義などをすることになったんだが、どう考えてもプレゼンテーションソフトを使うことになる。当初、プレゼンテーションを作るのは家のデスクトップ、作ったファイルをUSBメモリで持参して再生するのは先方のノートを借りる、という前提で考えたが今までの経験で、途中の電車の中で思いついたりしたことをその場で或いは先方についてから手を入れたくなることが多い。
考えてみれば、会社勤めを止めてから「ホームオフィス」を実践してきたので 5年近く自前のノートは使っていないことになる。それ以前から使っていた古い 2000年発売くらいの東芝製は 4年くらいまえに電源を入れてみたが起動せず、どうしてもという時は娘やヨメさんの 15.6inchのノートPCを借りていたが、それらももう古くてデスクトップ機に慣れてしまった今の私には画面や動作が気に入らない。何より、幅 38cm、3Kg近くと大きくて重いのでカバンに入らないから電車で移動は現実的じゃない。
等など、結局はヘリクツをつけてノートPCが欲しくなった。
最初、新聞広告でみるPCデポなどの情報で サイズやコストパーフォマンスから ASUSが出している iMac Airモドキの薄型Noteになるだろうと思っていたんだが、店頭で見るとそれらもどうもイマイチなので、改めて Webの 価格.comや量販店の Web販売サイトで 画面が 12-14インチで 2Kg以下という条件で物色してみた。
で、予想外にも Sonyの Vaio Tシリーズが浮上してきた。CPU i5 MS Officeプリインストールという条件で 2012年秋モデルが 6万円台半ばで入手可能。ヨドバシなどでは既に同じモデルは販売終了しているところを見ると、まもなく同等の新型に移行するための「タタキ」状態なんだろう、と想像。この日記でも 何度も「Sony製品は嫌い」と言っていたのに、F通やNECとのあまりのラインナップや C/Pの違いに宗旨変えを余儀なくされてしまった。まぁ、嫌いな理由の一つ、たくさんの余分なプリインストールアプリは購入直後、せっせとアンインストールするハメになりそうだが。
しかし、昨日見た記憶で Sonyのネット通販から直に「価格.com 限定モデル」として出ていた機種が、昨夜遅く見た時には既に消えていた。そして最初見た時には、同じスペックの通常モデルがそれより若干高かったのに、今日はそれらが昨日の限定モデルよりも300円ほど安くなっていて、しかも時々刻々 数円単位で下がっていく。Sony直販サイトは昨日で該当機種を売り切った&私が見たのは最後の在庫数台の情報ということだったのか? 全国の通販店が、価格.com 画面と首っ引きでリアルタイムで値下げ競争している様を想像すると、静止画面から緊迫感が伝わってきてなかなか面白い。
しかし、直販サイトは 3年間の通常保証込だし、一般の通販サイトは 5%程度の料金の上乗せで 5年保証など、保証条件まで考えるともう数日「待ち」という結論。
その間に 商品が「完売」で市場からなくならないことを祈っているんだが・・・・甘いかな?

2013/02/16
 
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-779- 住民基本台帳カード取得

今まで特許の電子出願に使っていた個人認証用の電子キーが今年3月で失効するという案内が来た。しかし今までの中部電力グループの認証センターは発行業務を取りやめてしまい、業務を引き継ぐ東北電力グループの同様の認証センターでは個人認証は扱わないという。
調べると、どうやら今後 e-Tax関連などで個人認証が使われるようになるので、住民基本台帳カードに個人認証キーを埋め込む方向になったため、こうした認証センターでは個人相手の電子キー発行を止めるらしい。というところまでは分かったが、ネットで検索しても特許出願はかなりレアケースになるらしく、住民基本台帳カードを使った個人の出願登録に関してはあまり詳しい情報がない。ICカードリーダーで住民基本台帳カードから個人認証キーを読み込むところまではカードリーダーのドライバの機能で問題無いだろうけど、その認証データを出願用のアプリが取り込めるかどうかイマイチ不安があったが、そんな不安があると俄然疑問を確認したくなる困った性格。
そこで、早速先週 市役所に出かけて住民基本台帳カードの申請を行った。その場で発行されるのかと思いきや、1週間ほどで案内が郵送されるのでその案内を持参して再度受け取りに来いという。銀行口座開設と同じような本人の住所確認方法らしい。提示した免許証には住所も写真もあるのに なんでこんなに手間がかかるのか、と文句を言いたくなったがどうも住民登録されている住所に案内を郵送して住民票の本人確認をした上で、その住所の免許証など受取人の本人確認と合わせて住民基本台帳カードを発行するという手順らしい。要は郵便屋さんの配達システムのほうが信頼おけるということだろうか?
兎にも角にも 3日ほどで案内は届いたのでその書類を持参して、今日 再び市役所に出かけて受け取ってきた(写真下)。住民基本台帳カードは写真付きにすると、免許証などと一緒で個人認証用として使えるが、先日は<髭面>で出かけたし、免許証は常に携帯しているので必要ないだろうと写真なしにしたが、どっちも 500円だったのでちょっと早計だったかな、と反省。
合わせて 3連休中に、PCデポで非接触ICカードリーダー(Sony RC-S380:写真上)の特価販売があったのでそれも昨日購入(500円値引きで 2480円)。非接触型は売れ筋と見えて2~3の店では売り切れだった。どこの店も時期的にe-Tax申告ソフトと並べて売っているが、国税庁のHPのリンク先で(若干わかりづらいかも知れないが) JAVAベースの申告が出来る。
市役所から帰って、早速 住民基本台帳カードの中に埋め込まれた新しい認証キーの特許庁への登録作業をしてみた。私の場合、既に認証センターからCD配布された認証キーで一旦登録済みだったので、途中ちょっと手順を間違えたりしたが30分ほどで新しいキーが追加登録できた。
次は e-Taxで使ってみよう。
しかし考えてみると、今までは CDのキー(実際には暗号化されたバイナリ形式のファイル)を一旦登録すれば、そのパソコンを使う限り再び CDをセットするなどの手間は無かったが、今後はアクセスする度に住民基本台帳カードを ICカードリーダーに載せてからログインする必要があるということ。どうせ他では使わないし乗せっぱなしという手もあるかなと思ったが・・・・最近のなりすましや乗っ取りという事を考えると、暗号化されたデータを読み取られることはないと思うが、乗っ取られた時にカードが乗っていて正規の接続アプリから接続されればどうしようもないだろうと思われる。当面、Pat出願や e-Tax申請だから実害は無さそうだが、きっとそのうちそうした話題がメディアを賑わすことになりそう。う~ん。何か面倒くさいなぁ。

2013/02/12
 
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-778- CDデビュー(友人の娘さん)

先日長野に住む裸の付き合いの友人<温泉友達>から CD送付というメッセージが届いた。
どうやら、娘さんのフルートをフィーチャーしたCDが出たらしい。娘さん(当家の娘も)が小学生の頃一緒にスキーに出かけた記憶があるが、それ以降 お母さんの影響で音楽をやっていて音楽系の大学に進学したという以外詳細は知らなかったが、案内によれば演奏活動を続けていた様子。今回はピアノ演奏に彼女のフルートが参加したボサノバのCDに成っているとのこと。
昨夜遅く帰宅すると郵便受けにCDが届いていた。早速曲リストを眺めて「イパネマの娘」を見つけてそこから再生。
「イパネマの娘」は私達年代が十代後半にヒットしてラジオから毎日くらい流れたが、(歌詞の意味もわからないまま)アストラッド・ジルベルトの色っぽい声に魅了された有名な曲。釣られてレコードもCDも買った記憶がある。なんと後半は彼女のボーカルも入っていた。ジルベルトとは違って爽やかな初々しい声だが。
今日は朝から頂いたCDをかけながらPCに向かった。ボサノバがジャズの一カテゴリーだと思い込んでいたせいかイパネマの娘などの印象か、夜聞くことが多かったボサノバだが、この軽いタッチのCD演奏のせいか、一日のスタートに軽快なリズムを聞くと調子よく良いスタートが切れることが分かった。新しい発見だ。
今日の写真は、先日の朝 春の息吹を探して近所を歩き回った際に、民家の塀の中から枝を伸ばして咲いているのを見つけた紅梅?色鮮やかな八重咲きの見応えのある花だ。

2013/02/09
 
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-777- ボーイング:その後

再びボーイング787の電池事故の話題。
今日、知人と話していたらその知人の友人が機体の材料に使われているさる繊維メーカーに勤めているんだが、その友人の話ではボーイング787は試験飛行の時から異常に電気系統のトラブルが多く、関係者の間でも「大丈夫かな」と心配されていたという。
裏付けるように、ニュースメディアからも ANAはバッテリーを12月までの8ヶ月間に 合計10個の交換をしたという情報が伝わってきた。交換の理由としては機体検査の時にバッテリーの容量低下が発見されたというが、これは正常なリチウムイオン電池の寿命としては考えられないくらい早く、単に交換するだけでなくその原因を探らないと、今回の発熱事故につながる原因が潜んでいる可能性が拭えない。
もちろん、早期寿命に至る原因は 電池の製造工程だけでなく、充電回路を含めた制御回路全体にあり得るが、どっちにしろそれほどの個数の電池が交換されるという事自体が問題にされていないのはどうも解せない。安易というか本当にリチウムイオン電池のことを分かっていて利用していたんだろうかと疑ってしまう。
今日の写真は、梅の花が遅れる中 桃だろうか? 路傍に咲いていた。

2013/02/07
 
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-776- e日記が変!

2~3日前に気づいたんだが、この「e日記」の表示がおかしくなっていた。気づいたのは 2ページ前の途中から写真が歯抜けで表示されない写真がある、ということ。だがよく見ると表示された写真も本来とは違う写真? 1~2日前の欄の写真がズレて表示されている。
しかも 1ページだけではなく、5ページほど遡ったページまで。最近、こんな古いページを書き換えるなんて作業していないし、まったく心当たりがない。さりとてハッカーに攻撃されて書き換えられるほど価値があるページでもない。第一、最新ページは問題ない(というか、最新ページは毎回書き込む度に書き込んだ部分を追加して更新してしまうので例え書き換えられても、すぐに正常に戻ってしまうという可能性もあるが)。
6ページほど前まで遡って確認するとそこから先は正常??? 訳が分からないが、現象は記事番号と写真番号が一致するはずが、そこがズレておりしかも写真には JPGと PNG画像があるが、そのファイル拡張子は間違っていない。ますます???だが、現象としては写真のファイル番号と拡張子がバラバラになってしまったので、JPGとPNGが切り替わっている部分では写真が表示されず、連続している部分は表示されるがズレて表示されるという状態。
そうなってしまった原因は皆目見当がつかないが、修正方法としては CGIを呼び出してページ範囲を指定して各ページを再出力する方法もあるが、ページトップのコメントを残すなど一筋縄ではいかない。やむ無く1ページずつ写真ファイル名を付け替えてアップしなおした。記事数で 200件ほどあったので かれこれ 1日かかってしまった。
今日の写真は、散歩道に咲いていたスイセンの花。梅は開花が遅れてまだ普通の品種は咲いていないがスイセンは咲きはじめたようだ。

2013/02/05
 
jpg画像 立春(img776.jpg)
-775- 立春

いつもなんだが 「立春=寒の明け」と考えると、「えっ もう?」と思ってしまう。
確かに日の出時間は1月初旬に比べると大分早くなり、日差しの角度も幾分高くなってきてはいるが、寒さはまだまだ厳しい。
特に今年は今までの寒さがひときわ強かったせいで、まだ普通の梅の花も咲いていない。わずかに早咲きの梅がほころんでいる程度。朝の散歩途中で、一生懸命梅の木を探してやっと早咲きらしい梅の木に 1~2輪咲いているのを見つけた。

2013/02/04
 
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-774- 食べ過ぎ

昨日からかなり温度が高い。
昨夜、久しぶりに家族で焼肉店でたらふく焼肉を食べたんだが、かなり食べ過ぎた。寝るときに腹が苦しかったので、自作の足踏み器で足踏みをして寝たんだが、朝起きるとまだ胃がもたれている。最近はこんなにもたれることも珍しいので、9時頃に起きて日曜日にしては珍しく散歩に出た。いつもと同じ服装で歩き始めたらすぐに汗ばんできた。セーターになって手袋も外して歩いたが、日の当たる所では寒さは全く感じなかった。
もしかしてと思って、例年クリスマスローズの咲く場所を見てみると蕾が一つ。昨年は 3月初めに咲いていたが、今年も同じくらいに咲くんだろうか?

2013/02/03
 
-773- 特許検索= 今日は画像なし m(_ _)m =

ちょっと新しい依頼を受けて、あるベンチャー企業で開発者のスキルアップを目的に特許の出願講習をやることになった。と言っても出願方法を教えるのではなく、アイデアをどのように出せばいいのかというノウハウを伝授して欲しいという依頼。最近の若いエンジニアがどんな人種かはよく分かってはいないが、まぁアイデアを出すことでは人後に落ちない自信はあるので、引き受けた。で、例題に使おうかと自分のかなり昔の出願特許を記憶を辿って電子図書館で検索してみた。
ところが平成5年以降は発明者名などで検索可能なんだが、それ以前の公開公報は 特許分類(IPCとか Fタームとかの)毎にしか検索できない。そこで面倒な分類記号を入力しつつ、100件くらいずつリストを表示させては各出願の表紙ページを見て該当出願を探すという気長な作業。
悪戦苦闘して今日一日探しまわったが、記憶にある特許が出てこない。検索式が違っているのか? 私の記憶違いなのか? 説明図までかなり鮮明な記憶なんだけど、謎だ? 委託元に頼んで PATLISなどの有償サービスで発明者名で検索してもらうしかなさそうだ。(後日記:結局分類番号を間違えていた。有償サービスで発明者が私の名前の出願を全部出力して見たら数件は分類番号が記憶とは違っていた。分類番号なんてうろ覚えで、他の特許を見てそれと同じ物を放り込んで検索していたが、原理的な特許は別分類になっていたというオチ)

2013/02/02
 
jpg画像 ウグイス(img773.jpg)
-772- ウグイス

今朝の散歩時、近くを鳥が飛んだのでびっくりすると、すぐそばの木の枝にウグイスが止まった。慌てて携帯カメラを出したんだが、その頃には違う木に飛び移ってしまった。携帯カメラを構えて追いかけて、やっと撮影できそうな距離に止まったところを 1枚。
携帯カメラのレンズはかなりな広角だけに、トリミングしてもやっとそれらしく見える程度。1羽は尻尾が、2羽目はその下の方に枝の影になってわずかに見える程度だが、番だろう。
以前、見かけた場所の近くだったが、きっとこの近所に巣があるんだろう。

2013/01/30
 
jpg画像 ボーイング787:しつこく続く(img772.jpg)
-771- ボーイング787:しつこく続く

今日もボーイングの話。但しまたリチウムイオン電池の話に戻して。
どうやら JAL機の発火電池を解析した FAAも、ANA機の電池を解析した運輸安全委員会もどちらも独自では原因究明はデキなかったようだ。フライトレコーダの充電時の電圧にもX線CTの透視画像にも特別な異常値は見つからなかった、という話が漏れてくる。・・・・当然といえば当然。なぜなら原発事故の調査を火力発電所の検査官がやっているようなもんだから。今までの「一品作り」主体のメカを中心とした航空機の技術分野と化学反応を主として工場でプロセス管理されながら量産される電池では全く不具合のメカニズムが異なってくる。ボルトが緩んでいたとか金属疲労していたなどという不具合と、電池の電解液に若干の不純物が混じっていたなどという問題は解析の手法が全く異なるはずだ。
通常のメカニカルなデバイスや電子デバイスなら、彼らがまずやったように X線CTなどで問題パーツの内部構造をチェックすれば問題箇所がある程度特定できる可能性もあるだろうが、電池のような化学デバイスですでに燃えてしまったものを解析した所で、例えば 数十μの異物を見つけられるとは思えない。更に、飛行中はかなりな低気圧と低音中での作動になるんだろうから(加圧された室内に設置されていたなら別だが)、パッケージにはかなりな圧力差が繰り返し加わっているとおもわれ、そうした力が電極やセパレータに与える問題も無視できなさそうだが、燃えた電池では解析は不可能だ。例えば飛行の度にパッケージに常圧~低気圧が繰り返し加わった場合電極などの構成パーツのわずかの間隙の変化でも不具合が生じる可能性はあるが、燃えてしまった後では解析不可能だ。
だから電池の専門家なら燃えた電池のCTなんてそんな検討には期待しないだろう。まずやるべきことは、全ての正常品(かどうかは分からないが少なくとも未燃焼の)電池を運行停止中の787から全部取り出して、それらの検討をすることだろう。とくに同一ロットの電池の分解検討と過負荷試験は絶対に必要だ。1台だけの事故なら「偶然」があり得るから別の電池を調べても何も出てこない可能性もあるが、現役50台のうちほぼ同時に2台発生したということは偶然ではあり得ない。必ずほとんどの電池或いはシステムに同じ要因が存在し顕在化は時間の問題ということになる。だからそれを、別のリチウムイオン電池メーカーの技術者にやってもらうことが大事だ。出来れば最初に商品化したソニーなどの技術者が加わるべき(理由はここ)。
それと、もう一つ懸念されることがある。それは 電池セルを 8個も直列接続しているのに、フライトレコーダーの記録は両端の 32Vの電圧しか記録していないらしいこと。電池の直列接続による使用は「全く同じ」特性の電池なら問題ないが、ほんの僅かでも特性にバラつきが出た場合、その不均一が他の電池へのダメージになって問題を大きくすることはよく知られている。例えば 8個のうち1個の電池が早く放電してしまった場合、他の電池の放電でその1個は過放電される可能性が高い。そうなったら電池は必ず発熱する。充電する場合だって同じ。8個直列にしたために 1個の特性の不揃いが不具合に発展する可能性は非常に高い。1個のセルの電極が故障して容量が低下して結果的にその1個だけが過充電状態になっても、電圧としては 1/8しか現れない。リチウムイオンは内部インピーダンスの関係で比較的直列・並列接続がしやすいとは言われていても、PC用などならともかく、もし 8個もの直列電池を「航空機」に搭載するなら個々のセルを完全にモニターして、1個でも異常を示したら即回路を開放するようなシステムにしないとならないはずだ。それと、航空機で初めて使うというリスクを避けるためなら個々のセルの温度もモニターするなどの安全策は必要だったのではないか。何しろ何百人の命を左右するシステムなんだから。
・・・・と、ちょっと噛じっただけの門外漢の私でも 想像つくようなミスはまさかやっていないと思うが。どうもリスクの高い技術を「勇敢」にも航空機に適用したにしては、伝えられる情報は非常にプアーな気がする。
今日の写真は枇杷の花。いつも羽田から関西方面に向かう旅客機が通る航路を見上げた状態で撮影。

2013/01/24
 
-770- ボーイング787:派生の話= 今日は画像なし m(_ _)m =

下に書いたボーイング787の電池問題から派生して思い出したことがある。
787の技術的問題はビジネス上の影響とは裏腹に、かなり深刻だと見えてまだ規制当局からもメーカーサイドからも原因はおろか運行停止解除の見通しすら出てこない。その間に私の憶測はどんどん発散していってしまうけれど、まぁ自分の記録ということで。
但し今日はリチウム電池ほど深刻ではないけれど、先行メーカーのノウハウを知らないで形だけ真似して痛い目にあった後発メーカーの例ということで私が直面した話で、コチラは20年ほど前の話。
私がちょうど工場に転勤になっていた頃だった。開発本体で若い技術者が新製品を設計して、工場に持ち込んで生産移行しようとしていた。製品はもちろんカメラなんだが、問題のデバイスはストロボ用の電力素子。ストロボというのはほんの一瞬 1m秒(1/1000秒)に満たないくらいの間、ピークが 100Aを超す大電流をキセノン管に流して瞬間発光させる。発光させる原理そのものは 80年以上前から実用化されていて私が仕事を始めた頃にはもう枯れた技術になっていた。しかし、いつも同じ光量で発光するのは簡単だったが、それでは被写体との距離などによって明るすぎるので、一般的なカメラに搭載する場合はオートストロボとして発光量を制御する必要がある。私が会社に入った頃、この制御にはサイリスタ(SCR)という電力用半導体が使われており、その素子の特性から通電途中に電流を切って発光を停止するにはかなり複雑な回路を付加する必要があった。それらの付加回路は当然コストがかかり小型化の障害になっていた。
それが 1980年台の半ばころから、新しい電力用半導体素子のIGBTと呼ばれる素子が実用化されカメラにも搭載されるようになってきた。この素子は単独で 100Aを超えるような大電流を簡単に ON/OFFが出来るため部品点数が激減してすべての小型カメラにストロボが搭載できるようになった。そして当初この素子は元々ストロボ用サイリスタを量産していた国内 2社が先行して実用化し、少なくともカメラ用としてはこの2社の独占状態だった。
しかし、当時のSCRの市場でカメラの生産台数は結構な数量であり大きな比重だったせいで、数年した頃にそれまでストロボ用としてはIGBT素子をラインナップしていなかったもう1社が新規参入をしようと試作品のデバイスをカメラメーカーに提供し始めた。後発なので市場参入の切り札として、先行メーカーよりも2~3割外形を小さくしたパッケージで。カメラというのは手のひらに乗るくらいの小さな製品だから、デバイスが1~2mm小さくなっただけで設計は格段に楽になる。で、開発本部の若い技術者はこの提案に飛びついて新製品を設計してしまった。しかも先行2社のデバイスが使えないほど厳しいスペースで。
その話が工場に来た時に私はそのことを初めて知ったので、そのデバイスメーカーの営業に「ストロボの電流制御は他の電力用の素子の制御とは極端に違う特性を要求されるので、同じレベルで考えていると試作で問題無くとも生産に入って 2~3%の不良が出ることがありますよ。しっかり信頼性評価をやって下さい。」というようなことを言った覚えがある。と言うのもそれまで何回か電力用半導体の製造工場を見学したり、デバイスの設計者から信頼性評価の話を聞いたことがあったので「ストロボの特殊性」がデバイスの製造に要求する要素の幾つかは知っていたのと、自分自身で他の電力用のデバイスやストロボ用デバイスを使った経験からの直感的なコメントだったが、若手技術者もデバイスメーカーの人間も現実に 数台レベルの試作機が問題なく動作しているのを見てしまったので「余分な心配を」という程度の受け止め方で数量を増やしての検討はしなかったようだ。
ところがその新製品が工場に持ち込まれて 100台レベルの試作を行った結果、はからずも危惧した通りの不具合発生率が出てしまった。しかし、すぐそこに生産開始日が迫っているというのに、この不良が 数回のストロボ発光で 100%発見出来ればユニット状態でスクリーニングが可能になるから当面何とか生産に入れるんだが、当然 数回の発光で壊れる素子もあれば 数十回目で壊れる素子もあるため製造現場は大混乱した。先行メーカーよりも小さなパッケージのデバイスに合わせた設計をしてしまったため、従来の実績あるデバイスに切り替えるわけにも行かない。
一つのデバイスの事情で製品の生産を待たせるわけにも行かないので、当然デバイスメーカーの生産ラインでは、不良率を無視して数段厳しい出荷検査を導入しパスしたものだけを納入してくるんだが、それでも実際の回路に組み込んだ場合には不良発生が止まらない。デバイスメーカーの出荷検査特性と実使用時の不良率に相関がほとんどなかった。そのデバイスメーカーは電力用デバイスメーカーとは言っても 100Aを超えるような大電流で全数検査を出来る検査装置は保有していなかったのである。
仕方ないので、カメラ用のストロボユニットを設計より若干厳しい仕様にしてこのデバイスメーカーに大量に貸し出して、当面それでデバイスのスクリーニングをやってもらい何とかカメラの生産は続けることにしたが、デバイスメーカーは異常な不良率になってしまうのと、スクリーニング用のストロボユニットも厳しい仕様で使うためすぐに他のデバイスが壊れてしまい、検査用のストロボユニットの供給などにコストがかかりすぎて、そのデバイスメーカーはすぐに音を上げ始めた。
で、当初の予知したようなコメントのことなどもあったのだろう。デバイスメーカーの製造や品質部門のトップ以下十数人が私のところにストロボの特殊な特性などの相談に来た。そこで通常は開示しないであろうデバイスの製造工程の作業内容や不良デバイスの故障解析データなども全部開示してもらって検討した結果、私の危惧していたことがそのまま起きていることが分かった。
通常発熱する半導体は発熱から半導体チップを守るため放熱フィンと呼ばれる金属の板に直に接着するんだが、AC制御のように発熱と放熱の速度があまり違わない素子と100μ秒で全体電力の半分近くを流す素子とでは熱の伝わり方が全く違うので、要求される接着の精度が異なることを指摘し、接着精度を数段厳しく管理することをお願いした。結果は正解で、それ以降そのデバイスに関わる不良は「0」になった。
この時、当初デバイスメーカーは先行メーカーの仕様書と分解した実際のデバイスの構造を参考にして製造したんだが、チップの面積やパッケージのサイズ、製造方法などはすでに自社で製造していた他分野のデバイスの延長線上と考えており、100μ秒で電力の半分以上が消費されるなどという極端な使用上の特殊性はそれまでの応用にはなく当然考慮していなかった。検査装置すら従来のデバイス用を流用していた。最後の打ち合わせで製造トップは「次からは表面的な仕様値だけでなく、きちんと製品メーカーの設計者の話を聞いて、デバイスの使われ方を理解してから製造するようにします」と言うようなことを言って帰っていった。
デバイスの品質不良で製品の製造に赤信号が灯ったため、デバイスメーカーの工場に押しかけて煙たがられながらも共同で品質検討をし問題解決したことは何度かあったが、不良の発生予測から原因の推定まで、この時ほど見事的中したケースも少ないのでよく覚えている事例だ。
ユアサがリチウムイオン電池製造における真の信頼性ノウハウを持っていることを祈りたいが、私の数少ない経験からは先行メーカーのソニーが1号電池を立ち上げた時の技術者がユアサに加わっていたらこんな問題は起きなかったのではないかと思われてならない。

2013/01/23
 
-769- ボーイング787:続き= 今日は画像なし m(_ _)m =

この下のボーイング787で書いた電池トラブルで新たに思いついたことがあったので書いておく。
それはこの手のシリアスなデバイスの Go/NoGo判断においては、製品メーカーの市場環境の情報や危機意識とデバイスメーカーの理解の一致が鍵になるということ。特に後発メーカーの場合は先発メーカーに比べると様々な要因からその理解が十分でなくなるということ。
私がかつて検討したリチウム一次電池は、記憶では元々Kodakが1982年ころディスクフィルムカメラ用として5年以上交換が必要ない電池として日本の現P社に生産を委託したことがスタートだったと思うが、当時のKodakはそれなりにアメリカの古き良き時代の顧客最優先主義を実践していた(フィルムビジネスというのがそれを許すだけの利幅の大きな独占市場だったと見ることも出来るが)。そのKodakがP社に押し付けた無理難題が、「何があっても外部に被害を及ぼさない安全性」だったと言う。例えば、ブルトーザーで電池を轢き潰しても発火しない、釘を刺しても発火しない、等など。当時はまだリチウム電池など一般にはほとんど知られていない時代だったが、技術者の間では理論的には小型軽量で長持ちする理想の電池だが、一方で「危険」でカメラのように大電流を取り出す用途向けには実用化は難しい、とされていた。その常識に「釘を突き刺しても発火しない」という条件を突きつけたKodakはカメラの使用環境を熟知しており、旅行カバンの中で他の荷物に押しつぶされて航空機に持ち込まれたカメラから火が出た時にはそのカメラの回収だけでは済まない、下手をすればKodakブランドに傷がつき他メーカーに王座を譲らざるを得なくなる事態にまで発展するというリスクを十分に承知していたと思われる。
その要求を受けて電池を開発したP社側は、本当にブルトーザーで轢き潰したかどうか知らないが、数年かけて何万本もの試作品を潰しては改善し、製造ラインの隅々まで安全性を担保する努力をしたという。だから後発メーカーの不具合を受けて、同じ実験をしてもP社の電池は全く異常がおきなかった。片や 10本中半分以上が火を吹き、片や1本も異常を起こさない結果に、検討しながら「ブルトーザーで轢いても・・・」はまんざら嘘ではなさそうだと思ったものだ。
この例で分かるのは、先行メーカーはリスクを十分に考慮して、製品メーカーとデバイスメーカーが使用環境含めてトコトン協力して検討し、「絶対大丈夫」と確信が持てるまで生産に移行しないが、後発メーカーは仕様書や構造が見えてしまっている分、安易にそれを真似するだけで、「何万本もムダにするような」努力、「ブルトーザーで轢くような」一見荒唐無稽な検討はしないということだろう。もちろん、市場参入が遅れれば遅れるほど先行メーカーの独占を許してしまうとか、折角の製品メーカーからの引き合いに製品発売タイミングを逃せないという時間との戦いのような営業や経営からのプレッシャーもあるだろうし。製品メーカーの方からしても、「確立した技術」と捉えれば、仕様書さえ出せばデバイスが出来てくるという安易さがあり、その仕様書中の末尾の方に並んでいる「安全・耐久性」仕様の項目の逐一の現物確認や自社製品での過酷使用検討が甘くなる可能性も高い。しかも今回のケースはフランスのユニットメーカーがボーイングの下請けで電源制御ユニットを納入しておりGSユアサは孫請けだったらしいから、航空機ということは分かっていたにしても、どの程度製品メーカー並みの重大性を認識し、温度・気圧などを含めて実使用環境における過酷使用を想定・実験していたかが疑わしい。
どこで読んだか忘れたが、大衆的な乗り物に大容量電池を積むという判断においては、トヨタの最初の HV車は燃費に効果のあるリチウムイオン電池を諦めてニッケル水素電池を搭載したという判断があったようだが、メーカーの判断としては好対照のように思う。

2013/01/22
 
jpg画像 朝焼け(img769.jpg)
-768- 朝焼け

今朝の朝焼けの空。綺麗だったので思わず一枚。
また天気が崩れるんだろうか? まだこの間の雪が完全には融けていないのに。

2013/01/21
 
jpg画像 気温・水温 そして分子振動(img768.jpg)
-767- 気温・水温 そして分子振動

どうやら、今朝も今冬一番の寒さを更新したらしい。一番近い海老名の気温で前日比 -1.8℃の -5.2℃だったようだ。より内陸部の八王子が -4.9℃でそこよりも寒いというのが若干驚きだが、考えてみればこの程度の違いは測定場所の近辺の建造物や地形などで変わるのだろう。写真は蝋梅の花。葉が枯れてしまっているのに、造花のような花びらが寒むげに咲いている様は一層寒さを感じさせる。
そんな寒さばかり気にしているせいか、思いついたことがある。
並木の桜などを見るときも、ベランダの植木鉢の植物を見るときも、春になって気温が上がり花や葉っぱが盛んに生い茂るようになると、こうした植物が如何に温度に敏感かと考える。植物・生物学者ではないので当てずっぽうだが、植物は水に溶けた養分などを吸い上げて葉っぱや花の細胞を生成している。そうした養分を溶かす水というのは、水分子が振動をしておりその振幅は温度が上がるほど大きくなり、常圧では 100℃になるとその振動の力が分子間引力に打ち勝って蒸発=気化してしまう(中学~高校の理科)。逆に0℃を下回ると、振動しなくなって固化=氷 になる。そして、その間の水温では温度に応じた振動で溶媒として溶質=栄養分を溶かし込んで運んでいるので振動が増えれば溶ける溶質の量も増える。気温が上がれば葉っぱの表面から蒸発する水分も多くなり、ますます多くの樹液が吸い上げられて養分が枝葉に供給されて生い茂ったり花や実になるんだろうが、水温が上がって水分子の振動が大きくなればそれだけ溶質の濃度が上がったり溶かされる養分の種類が変わったりするのだろう。植物はそうしたことで季節を知り、毎年毎年同じ時期に同じように花を咲かせ葉を茂らせているのだろう。
一方、人間のような高等な恒温動物の身体はほぼ一定の体温で、季節にあまり関係なく栄養分が運ばれて夏でも冬でも同じような動作ができる。冬眠もしないし、昨今は冷暖房でほぼ一年中同じ環境で作業が可能になってしまった。しかし、私の部屋のように、冬寒く夏暑い部屋で作業していると、恒温動物といえども手足の温度は随分室温に引っ張られる。もちろん血液の温度や内臓温度は殆ど変わらないはずで、栄養分を溶かす能力も季節によって変わらないんだろうが、手足への血液流通量は随分変わる可能性があり、冬場などは手足への栄養分が随分と減っている気がする。多分そうした状態が続くと、やがて細胞の栄養分が足りなくなり新しい細胞の生成に問題が生じて病気が引き起こされるような気がする。
若い時は「暑い・寒い」はともかく身体の「冷え」なんて気にもしなかったが、最近は運動時以外は極力冷やさないように、特に寝ている間の体温を保つように努めている。・・・・養命酒の宣伝のようになってしまった。
何か、書いているうちに何を書きたかったのか分からなくなったが、気が向いたらもう一度整理しなおして書き込もう。

2013/01/19
 
-766- ボーイング787= 今日は画像なし m(_ _)m =

ボーイング787の電池の発火事故がニュースになっている。リチウム電池の不具合は私も現役時代にかなり詳しく検討したので、やはり・・・と感じている。(過去にも取り上げた記憶があるので調べたら中国製の電池に関するコメントで、この時は乗客が持ち込むリチウムイオン電池を心配したんだが、旅客機そのものがリチウムイオン電池を積むようになったとは驚いた。もうとうに処分されてないだろうけどボーイング社の人間が私の25年ほど前のあの時の実験ビデオを見たら、あるいは電池の種類を変えていたかもしれない。こうしたニュースを聞く度に当時の実験が思い出されるが、それだけ当時の実験の印象が強烈だったということ。)
ちょうど朝日新聞朝刊にリチウム電池を使うに至った説明記事が載っており、それによれば ボーイング787は、それまでの旅客機と比較して、大幅に油圧制御をモーター制御に置き換えることで油圧パイプを電気配線に置き換えて機体の軽量化を達成し、燃費の改善を図っているとのこと。そのためモーターの補助電源としてリチウムイオン電池を積んでいるらしいが、確かにリチウム電池は重量(体積)対エネルギー比では他の電池とは比べ物にならないくらいに優れており、航空機の設計には喉から手が出るほど欲しいデバイスだろう。しかし、逆にエネルギー密度が高い=危険という事にもなる。電池の反応物質も燃料などと同じく物理的原理から体積エネルギー比が大きくなればなるほど小型化できるが、制御不能になった時のダメージも比例して大きくなる(原発に使うウランは同重量の石油の≒150万倍のエネルギー密度があるらしいが、事故の場合のダメージも比較にならない)。ニッケル水素などの他の電池は過充電などで発熱しても本体が膨らんで液漏れする程度で済むが、裸のリチウム電池で過充電が起きると最悪火を噴く。少なくとも私の検討していた頃のリチウム1次電池が電極に使用している金属リチウムは水に入れると火を噴き、電池は火炎放射器のように火柱を上げたが、それくらい活性力=エネルギー密度があるということ。
話は今から30年近く前に遡るが、当時のカメラに使っていたリチウム電池(但し当時のリチウム電池は 1次電池で充電式ではなく金属リチウムをそのまま使用していたので若干異なるかも知れないが、体積エネルギー比からすると危険性は似ているはず)のあるメーカー製のものが市場で発熱不具合を起こし検討したことがあるが、実験で意図的に過放電状態にした電池が迂闊にも目の前で暴発・炎上した時には金属片が目のところに飛んできて、暫く視力が落ちたという経験をした。「危険」とは知りつつも、失明の危険と隣り合わせとは思いもせずに実験していたので、つくづく失明しなくて良かったと思ったものだ。後から分かったことではあるが、そのメーカーは先発メーカーの構造を真似をして製造したらしく、先行メーカーが膨大な検討の結果得た眼に見えない製造ノウハウまでは真似できず事故を起こした。危険な電池ということは分かっているので、電池の中に特殊なヒューズを入れて、発熱や過電流で瞬間的に電流を遮断する構造を真似しただけで十分と思ってしまったらしい。ところが問題の電池は過放電状態になるとそのヒューズの手前で逆にリチウムが生成されたり、製造工程中に眼に見えないくらいの微細な金属粉が混入したりしただけで、使用中に正負電極間が直にショートしてしまったようだ。そんなエネルギー密度の高い電池が正負電極間でショートすれば、外部にどんな安全処置を講じようとたちどころに発火・暴発するということは想像に難くない。放電して残った電極だけでも火炎放射器のようになったんだから、リチウムイオンと言えども充電された状態だったら発火は十分に想像できる。もちろん、外部の制御回路で絶対に過充電しない制御をしているんだろうが、そんな危険な電池で、しかも飛行機に載せるということは仮に過充電状態になっても絶対に発熱・発火に至らないような 2重3重の内部安全設計が必要なはずだが、テレビ画面で報じられる電池の焼け焦げた映像を見る限りでは、そうした安全設計が不十分だと思わざるをえない。(危険を承知しながらも究極のエネルギー密度の高さに目を奪われ、問題発生時の安全設計の欠陥で制御不能に陥ったという点では原発に根本がどこか似ているような気がするんだが。原発も日本としては後発だし、ユーザーの使用環境=地震国日本という特殊性の考慮・検討が不十分だったという点においても。)
今回のGSユアサの電池の不具合原因がどこにあるかはいずれ解明されるのだろうけれど、ユアサもリチウム2次電池では後発なだけに、先行メーカーのノウハウを十分に知らずに形だけ真似した部分がある可能性は否定出来ない。
結局、前出の後発メーカーはこの事故でリチウム電池市場から撤退せざるを得なくなった。(続編あり。そのまた続編
話は変わって、また寒さの話。今夜は昨夜よりもまた一層気温が低いようだ。8時ころに外出した時の車外温度計はすでに 0℃だった。恐らく明日の最低気温は今朝よりも 2℃くらい低そうだ。

2013/01/18
 
jpg画像 寝雪? 根雪!(img766.jpg)
-765- 寝雪? 根雪!

今年の冬は寒い。3日前に降った雪も多かったが、それにしてもこの辺りでは珍しく建物の北側が根雪状態になっている。藤野にいたときは、時々経験していたが横浜に近いこの辺りで根雪とは!(根雪と寝雪・・・どっち?なんだろうと思っていたが、どうやら根雪が正しいらしい)
今晩も、さっき出かけた時の車の車外温度計は既に 1℃。駐車場は日当たりの悪い部分がマダラに凍結状態で、うっかり歩くと滑って危ない。空は晴れているしこのまま行けば明日の朝も間違いなく零下。多分今冬の最低気温更新になるだろう。明日の朝のウォーキングは痩せ我慢の薄いウインドブレーカーはやめて初めてダウンジャケットにしようか。もっとも身体本体よりも、首周りや顔が冷たいんだが。
(写真は翌朝の風景、最低気温は 海老名(-3.1℃)では昨日より若干ながら高かったようだ。しかし、小田原(3.2℃)のほうが海老名より低いとは!)

2013/01/17
 
-764- 発見!= 今日は画像なし m(_ _)m =

昨日の雪は今日も晴天の割にあまり解けずに、私のところの駐車場は夕刻時点でまだ結構厚い氷状態。周りの道路も歩道の人があまり歩かない部分は解けた雪が凍ってガチガチツルツル状態。足元のおぼつかない中、いつもの通りジョギングはしたけど、何度か足を取られた。明日の朝は完全凍結状態間違いなしだけど無事車が出せるだろうか?
さて、本題。
今頃になって・・・・気づいた。HPなどにサイト内検索機能を付加するGoogleサーチなんだが、管理を委託されている HPの ページ内検索を試したところ、半年ほど前には問題なかったサイト内検索が Web検索(WWW全体の検索)になってしまって、サイト内だけの検索ができないことが分かった。
慌てて、私のページのサイト内検索を確認すると、コチラは問題なくサイト内だけのページがリストされる。ざっと構文を比較してみたが目立った違いはない。暫く悩んだが、どうも < FORM > タグの中の< INPUT >タグのパラメータの記述
<input type=radio name=sitesearch value="yuknak.com" checked> Site内検索 などという部分の NAME= の属性 「sitesearch」 の部分が大文字だとサイト内でなくなってしまい小文字ならうまくいくようだ。TYPE=RADIO の部分については大文字でも小文字でも問題無さそうなんだが。・・・・元々問題の委託されているページにサイト内検索機能を追加したのは前任の管理していた人で、どこからGoogleサイト内検索のストリングを持ってきたのか分からないが、私のページのものは 1~2年前にGoogleからコピペした記憶がある。
でも、半年くらいまえにデザインを若干見なおした時に、問題のページの検索機能は確認しているから、多分その後 google の方で構文解析の中の問題の文字列のチェックの部分の大文字>小文字変換か何かを誤って削除してしまったんだろう。自分で自分のサイト内検索なんてしない人も多いだろうから、気付かないままのページも結構有りそう。私のように自分の記憶がすぐに曖昧になって、あの件はどのページに書いたっけ?としょっちゅう Googleのお世話になっていれば気づくだろうけど。

2013/01/15
 
jpg画像 雪(img764.jpg)
-763- 雪

今日は夜明け前からの雨が早朝に雪に変わり、かなり激しい降りで瞬く間に目の前の風景が雪景色。本州南海上を低気圧が通り、そこに向かって北の冷たい空気が吹き込んでいるためらしい。
小正月の初雪にしては珍しく激しい降り方の雪だ。
ぬくぬくした部屋から窓の外を眺めつつ、昨日の出初式に降らなくてよかったけど、今日は成人式もありそうだから新成人は大変なんだろなぁとか、どちらも近年の我が家に関係者はいないので他人事に思っている。
写真は 正午頃に撮影。道路も既にシャーベット状になっている。

2013/01/14
 
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-762- 出初式

今日は目の前の中学校の校庭で出初式。しばし特等観覧席からの見物をした。
毎年放水のデモなどが行われるが、今年のフィナーレは「はしご乗り」。制服から察するに、座間市の職業消防士だけでなく、地域消防団や米軍座間キャンプの消防隊員、警察などの隊員がはしごを支える中、3人の消防隊員がはしごの上で演技している。どうやら「皆が協力して地域の安全を支えよう」というようなことを表現しているらしい。
今年はその他、女子マーチングバンドの行進などもあってなかなか華やかな「見せる」出初式だった。
一句: 出初式 終わりし後の 風寒し
・・・ところが、「寒し」は冬の季語で季語重なりだそうだ。でも有名人の俳句にも「神無月・・・ 風寒し」のような句があるようだからいいことにしよう。どうせ自己満足だし。

2013/01/13
 
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-761- アベノミクス?

連日安倍政権の経済政策の報道がされている。
経済浮揚策で 20兆円とも言われる財源のない予算を使うらしいが、岡目ながらの疑問を一つ。
負債が1000兆円になるという日本の国家財政危機がギリシャのような国家破綻にならないのは、個人蓄財がほぼ同額あるということで、大枠では外国からの借金ではないとういこと。だから借金して大盤振る舞いして経済再建?
どうにも疑問に思うのは、そこまでして借金してバラまいて、それが本当に市場に回るか?ということ。もっと言えば、単に投資分の金が一回循環して終わる「地域振興券」のような愚策でなく、それによって今まで貯める一方の個人蓄財が使われて市場が活性化するか?ということ。
どうも岡目的には国民の経済格差、貧富の差という要因が忘れられているような気がしてならない。当座使う金もない人のところに金が行けば、即その金は市場に出回るだろうけど、元々十分蓄財していた人のところに金が入ってもその分蓄財が増えるだけではないのか。で、世の中の仕組みは金が回れば、ますます金のあるところに集まるというシステム。
一人あたりの個人消費金額と蓄財額を比較したら、圧倒的に蓄財額の比率の方が大きい。通常個人消費は 数十万円~1000万円程度(100倍くらい?)だろうけど、蓄財額なんて 100万倍どころか正負で違う。
政府が無い袖振ってばら撒いた金はそのまま金持ちの蓄財に回り、国家債務だけが残って破綻は一層近づく・・・・ということになると思うんだが。だから経済政策が発表される度に株価が上昇している・・・んじゃないだろうか? 金融商品の売買だけしていれば国家が潤うんならそれでもいいが、実体経済が伴わない金回りなんて所詮すぐ破綻するだろうに。
いっそ、一定額以上は使わないで蓄財するだけ損・・・というシステムにしないと根本は解決しないような気がする。 まぁ、強者が作ってきた歴史上ではそんなシステムは存在しないんだろうし蓄財側の代表の自民党政治家やグルになって食いつぶしている官僚はそんなコト考えもしないだろうけど。
今日の写真は、散歩の際に見かけたウグイス。わずか 2~3m先の樹の枝の間を飛び回っていたから慌てて携帯カメラで撮ったんだが、煤けたような緑色の羽色で見事な保護色だったから、後から見ても葉っぱと区分けが付かないが、一応見た記念にアップしておこう。

2013/01/11
 
jpg画像 PC用スピーカー ハムノイズ恒久対策(img761.jpg)
-760- PC用スピーカー ハムノイズ恒久対策

No.715で書いた PC用スピーカーからのハムノイズだが、通常状態では気になるほどでは無いものの、耳を近づけたりすればまだ聞こえる。最初の対策では、とにかく余っていたトロイダルコイルを入れて平滑回路を付加してみたんだが、20ターンほどの小さなトロイダルコイルだったこともあり、いつかはもっとインダクタンスの大きなコイルにしようと思っていた。で、先日秋葉原に出かけたついでに(SSDを購入した時)、部品ショップを覗いてトロイダルコイルそのものを探したが見つけられなかった。ラジオデパートまで行けばあるだろうとは思ったが、時間の関係で(ラジオデパートに一旦足を踏み入れるとなかなか出て来られないので)仕方ないので 0.6mmΦのポリウレタン線を買ってきた。それを余っていた中くらいのトロイダルコアに巻けるだけ巻いた。結果、80ターン巻けた。元のコイルとは巻径が若干異なるもののインダクタンスはほぼ4倍になった計算で、これを代わりに入れてみた。
結果、スピーカー出力端子でテスターで当たると≒7mV -> ≒2mV と大体 1/4に低減して、耳で聞く限りはほとんどハムは聞こえなくなった。
まだ空中配線で見栄えは悪いし大音量で鳴らすと共振して断線しかねないが、それほど音量は上げないのとスピーカーボックスの中で見えないからこれでいいことにしよう。

2013/01/10
 
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-759- 一番遅い日の出

昨日は雲が多くて、一番遅い(だろう)日の出の撮影を逃したので、今日は心して東の空を気にしていた。
太陽の上辺が覗き始めたのは、横浜の日の出時刻通り 6時51~52分ころ。待つこと2~3分。ほぼ全周が見えたので数枚撮影。私の部屋のベランダの高さと、向かいの中学校の屋上はほぼ同じ高さでその向こうは特に高い建物もないので日の出も、横浜より数十秒遅いだけと思われる。

2013/01/08
 
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-758- 松がとれて

正月が済んだ・・・・と言っても、通勤しているわけではないので正月も普段もそれほど変わらないが、ウィークデーは娘を駅まで車で送る仕事だけが増える。
その後、外に出たついでに 3~4Kmのウォーキング~時々ジョギング。最近はスロージョギングと名前がついたようだが。身体はすぐに温まるが手と顔が冷たい。今朝の気温は 最低時より 2~3℃高めで車の車外温度計で 1℃。風も強くはなかったが結構寒く感じた。
記憶では、子供の頃 7日の朝は「どんど焼き」が行われた。田んぼの真中に暮れのうちに藁の上に青竹や松、杉の枝を積み上げて、6日に各家々から回収した松飾りなどの正月飾りを加えて日の出頃に日をつけて燃やした。その火でモチを焼いて食べたり、その火の付いた枝を家に持ち帰りその火で七草粥を炊いて食べたような記憶がある。多分古い記憶なのでどれかは違っているかもしれないが。
この辺りではそうした風習がなさそうで(昔はあったにしても時節柄、既にやめた可能性も高いが)、正月飾りの処置に困る。近くに神社もないし毎年悩んだ末に結局は買い物袋に入れて燃えるゴミとして出すんだが。
写真は今朝の朝焼け。恐らく今朝は毎年気になる一年のうちで日の出時間の最も遅い日になると思われるが、残念ながら十分日の出時刻を過ぎても薄雲で正確な日の出時刻は確認はできなかった。

2013/01/07
 
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-757- SSD装換:その2

年が明けても寒い日が続いている。一応朝のうちはそこそこ日差しもあるが、午後になると曇るか薄日になって気温が上がらない。そんな中、暖房した部屋の温度は 20℃程度なので、去年の年末に頂いた 「みちのく初桜」という桜の枝が新年になって花開いた(写真)。日本人としては 新年早々に桜の花が見れるというのは何か別世界のようで非常に嬉しい。ほとんど白い花びらから先端の淡いピンクに向かうグラデーションと緑の若葉や花芯の黄緑色との絶妙なコントラストは他の花木にはない清々しさを感じさせてくれる。

という話はさておき、今日も、SSD装換後のチューニング。
SSDに装換した時のお決まりの手順でテンポラリフォルダの移動や、デフラグ停止などを確認(最近の Windows7 などは、O/Sが SSDを認識して「適当に」設定を変更してくれるようで、デフラグなどはすでに停止されていた。ついでにブラウジング時間などはさほど気にしないので Internet Temporarily Folder は D:に移動。) などなど。
最後に Windows Experience Index を実行してみると、今まで最低の数値 5.9だったHDDの数値が 一挙に 7.9へとアップ。 CPUとMemory は 7.6、今度はグラフィックスが 7.1と最低になった。
私の場合、今まで ほとんどのアプリは D:ドライブにインストールしてあるので、本来ならそれらのインストールフォルダも C:\Program Files などに移動させるべきなんだが、とりあえず立ち上げ時間重視で アンチウイルスの Avastだけは移動させて、その他はおいおいやっていこう。

2013/01/06
 
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-756- SSD装換

今日はさっそく朝から SSDへの装換作業開始。
HDDを若干ずらして SSDをパソコン本体のドライブスロットにセットして、BIOSで起動の優先順位を変えてから、Paragon Backup & Revoveryで 3ヶ月ほど前のバックアップイメージを SSD上に復元。
作業は難なく 30分ほどで終了したが、その後 Avastのインストールパーティションを D:ドライブ > C:ドライブに変えるため、一旦削除して再インストール・・・などなど順次環境整備。
とりあえずの再起動時間を見ると 40秒前後で、HDDの最長時の約 1/4程度。SSDという「飛び道具」の採用であわよくばと 30秒程度を期待していたので、驚くほどではないがそこそこの改善はされているし、何回か繰り返した範囲では HDDよりもバラつきは少ないようだ。
しかし、今回もまた I-Oデータの 地デジボードでは失敗! 今までのパーティションを残したので、イザとなったらそこから ファイルを拾えると軽く考えて履歴ファイルをコピーせずに装換してしまったが、終わって録画ファイルを見ようと思ったら見れない。慌てて元の C:ドライブ上の履歴ファイルを探したが、何故かコチラの履歴ファイルも書き戻されている。 O/Sが起動時に ユーザーフォルダの中身まで上書きしている???そんな訳ないよなぁ???  謎だ。

2013/01/05
 
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-755- SSD購入

家族の新年の買い出しに付き合って、私だけちょっと足を伸ばして本当に久しぶりに秋葉原に。
目的は、遅まきながら デスクトップ機の SSDへの装換のための SSD物色。去年中頃から Webや出先の店舗でいろいろ物色はしていたが、イマイチ決断できずに先送りしてきた。
当初 64GB程度で十分と思っていたが、考えるうちに現在 D:ドライブに置いてある各種Apliのプログラムファイルも SSD(C:)ドライブ側に移動させないと効果が薄いとか、そうすると 128GBの容量がほしいので、価格が 1万円程度になるとか・・・つい優柔不断になっていた。それが去年末頃に あるアプリをインストールした辺りから起動が 一段と遅くなり、それまで 1分30秒前後だったのが 2分を超えて時には 3分弱という状態で、起動環境をアレコレいじってみたが「焼け石に水」状態。更にその過程で変更が災いしたのか ネットのスピードが時々異常に低下したり Explorerがクラッシュしたりという症状も現れた。Avastは何にも警告しないが、ウイルス感染に似た状態で気持ち悪い。で思い切って 3ヶ月ほど前のHDDイメージに戻そうかと思ったが、どうせ戻すなら 同じパーティションを上書きするより新しい HDD/SSD上に戻そうかという気になった。
今年になって、再度 Webで速度情報などを検索し、価格は今後も下がり続けるものの性能的には 読出し/書込み速度とも 500MB/s 程度に達しているので ある程度飽和状態かな?という気がして「買い時」と判断した。
結局 ポイントが使える店(DOSパラ)中心に TwoTopなどを物色し、TwoTopの Intel 120GB 8,700円程度にも心が動いたが、結局 C/P重視で DOSパラで ADATAの SX900シリーズの写真の物を購入。買ってから CFDの 9,500円程度の TOSHIBA OEM品の方が寿命的に良かったかな?とも思ったが、まぁ当たり外れの方が大きいだろうとイソップの狐状態。
明日は朝から、HDD -> SSDへの装換作業。

2013/01/04
 
-754- 「真鍮の評決」 読了= 今日は画像なし m(_ _)m =

年末年始、電車で帰省したりしたので比較的読書の時間がとれた。前々から読みかけになっていたマイクル・コナリーの表題のミステリーの下巻を持参し、車中やホテルで暇を見つけて読み終わった。
既に私も何回かこの日記で取り上げた通り、マイクル・コナリーの代表作はロスアンゼルス市警の刑事ハリー・ボッシュシリーズなんだが、この本がそのシリーズと異なった面白さだったのはそのボッシュは脇役で主人公は刑事弁護士のマイクル・ハラーであり、弁護士としての職務倫理と一人の人間としての良心との間で葛藤しながら依頼人である殺人者の側にたって真理を追い求めて検察官と裁判で争う点。そして事件が終わった後に明かされるハリー・ボッシュとの関係にあっと驚かされる。
そう言えば、ハリー・ボッシュシリーズのどこかでボッシュがかつてベトナム戦線に従事した件があり(後から「ラスト・コヨーテ」の中だったと確認した)、彼の正義に向かって突き進む原動力はそうした経験から来ていることと、彼の出自に触れた部分で母親は未婚でボッシュを産み施設に預けた悲しい運命の女性だったが、どうやら父親は有名な弁護士らしいということが書かれていた。最後まで読んで「あの件はこの本のための伏線だったのか!」と、その何作にも渡る計算づくめの背景設定に感心してしまった。

2013/01/03
 
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-753- とりあえず

とりあえず今年の我が家の年賀状。

明けましておめでとうございます。

今年も Y.Nakajima's HP をよろしく。

2013/01/01
 
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