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from 2003/10/ 5e日記風独り言e日記の起源

寒かった冬が過ぎたら、あっという間にサクラ前線が北上し、5月末に早 梅雨入り宣言が出てしまった。
何れにしても天気は平常とは言えないような気がするが、今年の梅雨は大災害が起きるほど降っては欲しくないなぁとか、夏は例年より暑いのか寒いのかとか、気になる時期になってきた。
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-898- 50ン年ぶり: 片倉館 千人風呂

久しぶりに上諏訪温泉に泊まった。
ホテルで片倉館の無料入浴券が出たので、「千人風呂」へ入ってみた。ここに入るのは 小学校 5年の社会見学旅行の時以来だから、数えてみれば実に 53年ぶりくらいだろうか?
当時、上諏訪駅にまだあった 蒸気機関車の機関庫(蒸気機関車が回転するのにターンテーブルがあってそれを見学したことがある)や、ほとんど記憶にはないがたぶん立石の展望台などに行ったと思う。飯田からの日帰りだったので、たぶんかなり忙しい旅程だったと思うが、千人風呂に皆で入った記憶はおぼろげにある。
小さい頃だったし、それまで家の五右衛門風呂しか知らなかった私には、大きな浴場や浴槽が十分 「千人」入浴できるくらいの広さに感じて、ビックリした記憶がある。でも、実際に今回入ってみて、浴槽の広さは最近のスパなどの大浴場よりも若干広いくらい、確かに深さが 1m以上あるらしくしゃがんで入ることは出来ないので入浴人数は稼げそうだが、それでも百人も入ると芋洗い状態だろうと感じた。
しかし、湯に浸ると同時にそんな懐かしい思いに浸って、昔の西洋建築の建物の内部構造を眺めているうちに、すっかり温まり汗が止まらなくなった。
今日の写真は、あまり関係ないが ホウズキの花とまだ青い実。立ち寄った家の庭先に咲いていた。

2013/06/30
 
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-897- ゾロ目

車の走行距離メータが ゾロ目に。44444Kmを示した。
1週間ほど前に、車の保険更新で走行距離を調べたら、44404Kmだったので 注目していたら丁度走り出す前にゾロ目になっていた。アナログ表示なら何のこともないと思うが、デジタルだと何となく有難く思えてくる。
今日の写真は、あちこちで盛んに咲きはじめたムクゲの花。

2013/06/29
 
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-896- 辞め時:ついでに

回顧録風になったついでに本当に辞めたキッカケを書いておこうと思う。私が、最初の会社に辞表を出す決断をした話だが。
前々回の話で、メモリカードの規格化の仕事を完遂するため、ここが使いドコロと「辞表」を使ってでも頓挫を避けようとしたものの、杞憂の通り私の辞表ではやはり上司の Kさんの判断を覆すことは出来なかったかも知れず、ただ交渉相手の会社の判断が土壇場で覆り九死に一生のような救いになったことを書いた。
その 半年ほど前になるが、その新しい独自規格のメモリカードを採用するという社内整合が会議決定を経て行われ、社外も 3社で大筋の合意に達し、細部の条件を詰めている最中だった。
その頃私は 3社の交渉にほとんどの時間を費やし、毎日 仮の事務局が置かれていた半導体メーカーに通勤しているような生活をしていた。たまに自社に戻ることはあっても、事業部の企画部門が置かれていた新宿の本社に出社するだけで、開発部隊のいる事業場には全く顔を出す機会はなかったが、社内整合が終わったので、当然 デジタルカメラの開発部隊は新しいカメラの開発を新しい規格に基づいて行なっているはずだった。しかし現実には、少なくとも一部の開発者が異なったメモリカードの規格情報を入手して検討をしており、決定を覆したがっているというウワサが伝わってきた。
そして、上司の Kさんが海外出張中のある金曜日の午後、私が珍しく本社に帰ると どうやら翌 土曜日に事業部長に打ち合わせの予定が入り、他のメモリカードへの切り替えを主張していた開発の中心人物 3人が揃って来るらしいと分かった。
そこで、私も翌日 休日ながら朝から出社して待っていると、問題の 3人が私の席の前を気まずそうに通って事業部長の部屋に入っていくではないか。私は、これはやはり例の話を Kさんのいない隙に事業部長に判断させようとしているに違いないと判断し、呼ばれもしないのに 3人のあとに続いて事業部長室に入っていった。当時の私は、次期メモリカードの専任で他のテーマには関わってはいなかったが、メモリカードは全てのカメラに共通したテーマでもあるから他の話であったとしても聞いておく必要があるとも言えるし、もしメモリーカードの話なら事業部長の手前 私を排斥は出来ないだろうと読んだ。しかしその時、恐らく事業部長は 私も 3人に呼ばれて出席したと思ったに違いない。
話はやはり カメラ開発ではメモリカードを既存のメジャーなカードに変更したいという提案で、<至極もっともな理由>を並べ立てて今からカメラに搭載するメモリカードをメジャーな既存カードに変更したいという提案をした。彼らが一通り話し終わるのを待って、私は一言だけ発言した。
「この新しいメモリカードの話は、デジカメメーカー 2社が合意できたから進められた話です。もし当社がこの枠組を外れたら、残りの カメラメーカー1社だけでは成り立たないので、アチラも全ての商品の開発が頓挫します。会社同士の合意を基に進めている話を今から覆したら、当社は以降 この業界では全く相手にされなくなりますから、判断はその覚悟を持って行なって下さい。」とだけ言った。
本来、カメラユーザは 他のPCユーザなどと違いメモリカード選択の重要性が高くは無いことや、市場での価格維持などのマーケティング的な話をすべきかもしれないとは思ったが、この時の事業部長は数年前まである自動車関連商品の会社にいて豪腕のリストラを実施したことのある人だった。自動車関連商品とは、例えばタイヤは 自動車が 1台売れれば自動的に 4個、ライフ中含めると 多分 8個くらい売れる商品であり、全く高機能高性能なタイヤが開発できたとしても、それが市場を何倍も大きくすることはない市場、つまり商品の開発努力の報われ方が全く異なる世界だと思っていた。ブランド間のシェア拡大だけが売上を伸ばす方策であり、そこがデジカメ市場とは全く異なる。カメラの市場というのは、例えば 自動露出機能や自動焦点機能が実現する度に、あるいは 一眼レフブームといったユーザの動向で何倍にも広がったことがある市場であり、そうした感覚を分かってもらうことは難しいし、そんな説明をしようものなら論点がボケるし、最悪「そんなことは分かっている」と苛立つかも知れない。
だから、もし元々の提唱者の Kさんの留守に、自分で覆すような判断するなら会社の看板という覚悟を持ってほしい。とだけ伝えることにした。
結果は狙い通り、「とりあえず、今までのまま進めて下さい。もしそれで決定的な不都合があればその時にもう一度話をしましょう。」というものだった。恐らく、他の 3人にしてみれば隙を狙った土曜日にいるとは思わなかった私に闖入されて、導きたかった結論が出せずに、しかも何ヶ月か遅れでそこから彼らの担当の開発製品の方向転換を余儀なくされて随分慌てたに違いない。
その夜、一晩かけて文面を作り、明け方に私は Kさんと 事業部長の 2人に宛てて、苦言のメールを発信した。一旦決めた話をこうして蒸し返すのは、しかも新規メモリカードを推進している Kさんの留守を狙って話が起きるのは事業部長と Kさんの間の隙が見越されてそこを狙われているからで、当時 事業部長が口癖のように言っていた、理解とか融和と言うような(正確な用語は忘れたが)ことはまず自ら実践をして欲しいと。
その時、事業部長からのリアクションは・・・・無かった。少なくとも私には何も。まぁ期待もしていなかったが、もしあればあったで、続けていくつかの苦言を進言するキッカケにするつもりはあった。不思議なもので、弦の共鳴のように、一部にほんの僅かの振動を加えるだけで大きな振動が起きるような人間関係もあるのに、思い切って大きな外乱を加えたにもかかわらず何も共振が起きないような関係もあるもんだと、この時思った記憶がある。
そして、最後の最後に前々回書いたような Kさんと私との間のドタバタを経て、いよいよ新しいメモリカードとそれを採用したカメラが発売され、すぐその年の売上予測が立てらた。その結果、メモリカード関連商品の売上がどのカメラの単独売上よりも高いことが分かった。しかも利益はカメラ本体よりもはるかに多い。今までのメモリカードは周辺機器などを扱うブランドが金繰りのために安値で放出するために突然値崩れして、在庫リスクだけが高くなるのでとても図体の大きなカメラメーカーが大量に扱える商品ではなく売上は無いに等しかったが、そうしたサードベンダーを規格などの権利を使って合理的に閉めだしてそれを自分たちの手に取り戻したことの意味が数字として初めて分かった瞬間だった。その時になってあの苦言以来初めて事業部長に呼ばれ「当社では、売上がコレより一桁低い事業部も独立している。メモリカードも単体として十分にその資格を持っている。当面は 事業推進部という位置づけにしたいが君がそのシナリオを書いてくれないか。」という話を聞いた。
しかし、既に書いたように私は 40歳の頃からマネージメントで生きるという道は自分の道ではないと切り捨てていた。「もう一度、次の新しいビジネスを立ち上げる可能性を探してくれ」などと言われたら心が動いたかもしれないが、私にとってその時はもうメモリカードというものはカメラが1台売れれば 1枚が売れることが分かっており、その売上を追いかけたり利益を増やしたりという話は興味のない話で、どうすれば世界で初めてデジカメ専用のメモリカードをデジカメメーカーだけが独占販売できる枠組みが出来るのかなどというワクワクするような命題もそこには既に無く、過去の話になっていた。
間もなく、Kさんはヘッドハンティングで外資系カメラメーカーに移り、私はというと そのカメラメーカーが新たに仕掛けようとしていた、全く新しい現像原理の写真用印画紙に対するアイデアが湧きつつあり、その話のほうがずっと面白く思えたので、一緒に移ればまた新しいビジネスを立ち上げられるのではないかという思いのほうが強くなって、迷わず会社に<引っ込める意思のない>辞表を提出した。
今日の写真は、「七重八重 花は咲けども・・・」という太田道灌の逸話で名高い八重咲きのヤマブキ。一重のシロヤマブキの実の写真はこの間アップしたが、いくら待ってもこの花には実が付かないんだろう。

2013/06/28
 
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-895- 辞め時:続きの続き

更に続けて(回顧録風になるが、「辞める」意識の時系列的な繋がり上省けないので)。
実は、辞表を意識したのは昨日書いた実際の「提出」よりもかなり前だった。
話は 5年以上遡るが、私は 1995年 4月に古巣のフィルムカメラ事業部を飛び出して新規事業のデジカメ事業立ち上げに携わるようになったが、その時 同じ事業推進部にいたのは 私を含めてまだ 4人ほどでしかなく、リーダーは社内でも強面で有名な Kさん。
そもそも Kさんとの初対面は私の入社後 2ヶ月ほどした時。私が新入社員研修の一環で 2ヶ月半ほどの営業研修のため当時のカメラ販売会社に配属されてまもなくだった。2人めか 3人めの引率セールスとして当時飛び抜けた営業成績をあげていた Kさんにカメラ販売店を連れて回ってもらった。そんなある日、今でも忘れられない鮮明なシーンがある。
Kさんは 会社規則に関係なく絶対に公共交通機関を利用しない人で、どんな狭い裏通りであれ自分の車で都内のカメラ店回りをしていた。6月になって蒸し暑い日、銀座にあるカメラ店に寄るため Kさんの運転で助手席に乗せてもらい、晴海通りの銀座4丁目交差点の和光の角を晴海方向から日本橋方向に左折しようとした時のこと。信号が黄色から赤に変わろうとしているのにまだ歩行者が横断歩道を渡り始めた。ドアガラスを開け放した運転席から やおら Kさんが大声で怒鳴った。「コノヤロウどこに目ン玉つけてやがんだ!信号が変わってるのが分からネエのかっ」 恐らく、信号待ちしていた人は助手席の私の顔しか見えないが、声の調子では堅気の人とはとても思わなかっただろう。私は一瞬あっけにとられたが、すぐに下を向いたまま暫く顔を上げられず頭のなかでは「この人幼稚舎からの慶応出身だって言ってたけど、聞き違えだったかなぁ?」などと考えていた。 Kさんのクルマに乗るとそんなことは日常茶飯事。運転は言葉に劣らず荒いから、それまで田舎ですらあまり車に乗ったことがない私は生きた心地がしなかった。
そうした営業研修期間が終わって、Kさんのところに挨拶に行くと「お前は開発なんかじゃ使いものにならん。営業に来い。」と一言。「営業では使いものにならん」と言われたら素直に「そうですね」と返せたと思うけれど、虚を突かれて「えっ?」と言ったきり真意を測りかねて言葉が出なかった。
そんな Kさんが巡り巡って社長直属の組織で 1年以上前から デジタルカメラに関して市場調査や他社の動向調査、新規事業としての戦略立案を行なっており、1994年秋の Casioから QV-10の発売とその市場評価を受けて、社内でも俄にデジタルカメラの事業化が急浮上した。思えば、QV-10が発売された頃、開発部隊のいる事業場の食堂で久しぶりに顔を合わせた Kさんから「おお、お前 今何してんだ?」と声をかけられたことがあった。
そして、それとほぼ同時期、そうした社内の流れを知らないまま、私は事業部長と人事担当役員との面接で事業部外への移動の意思を最終通告するような言動をしてしまった。
後から考えれば、全てが 偶然とはとても思えない巡り合わせだったが、とにかく自分から渦中に飛び込んでしまったことになる。そして、3月 Kさんがリーダーであるプロジェクトに移動の内示を受けていろいろな意味で心はざわめいた。
私の移動とほぼ同時期、国内の S社が USのベンチャー S社の設計したデジタルカメラを開発するというニュースが報じられ、大阪まで Kさんと再三足を運び、当初 「別のブランドで開発するから 御社には供給出来ない」とにべもなく断られたものの、Kさんの熱意が通じたのか 1年後に別機種として 高画質なデジタルカメラの OEM供給の合意を S社から取り付けた。但し、先方は得意な電気回路システムだけの開発で、レンズや筐体は自分たちで生産して供給するという条件付きで。1995年 9月末日のことだった。
そのプロジェクトリーダーを Kさんから言い渡されたが、同時に何機種も経験のあるフィルムカメラですら企画スタート~生産開始は 18ヶ月が標準日程というのに、誰も全く経験のないデジタルカメラだというのに 1年後の翌年 9月末に生産開始と決められてしまった。しかも当時の部隊は 4名、それではどうしようもない。元 ビデオカメラを研究していた研究開発部隊を解体して20数名を私の下に割り振られたが、殆どが全く商品化の経験のない人たちの集まりだった。しかも中心になる係長クラスは、どう説得しても「1年で生産開始なんて無謀、2年だって無理」と取り付く島すら無い。おまけに今まで四角い箱のようなボディしか設計したことのない設計者に、カメラらしい3次元曲面の外装を設計しろと言ってもチンプンカンプン状態だった。
しかし兎にも角にも設計者を動かさないとスタートは出来ないので、異を唱える開発のトップの人事異動や組織改編など強引な手段で、何とか社内の形が付いたのは既に 1995年も年の暮れ。残す日程は 9ヶ月しかなく S社の方では日程通りに電子システムの開発が進んでいるのに、社内ではまだメカ部品の設計もスタートしない。
そんな中、年も押し迫って Kさんの縁故のパーティー会場を貸しきってプロジェクトの中心メンバー10人ほどでクリスマスパーティーが開かれた。カラオケで盛り上がっている中、私一人が 帰りの電車の都合で一足早く会場を退出した。すると入り口まで Kさんが一人で送って出てきてくれて「苦労をかけるが、よろしく頼む」の一言が口から出た。その瞬間私には「あぁ、一番言われたくない言葉を、よりによって一番言われたくない人の口から聞いてしまった」と衝撃が走った。今になって考えると、私は当時交通が不便な所に住んでいたので一人だけ先に帰ることも多かったが、後にも先にも Kさんに飲み会で見送ってもらった記憶はこの時の他にはない。
正直に言えば、それまでの私は開発部隊がゴネているのを理由に、何とか 1年では無理という言い訳を正当化しようという気持ちが心の何処かに引っかかっていたと思う。自分から「1年で可能になる<かも知れない>」提案をしてリスクを背負うことは避けたいという気持ちが強かったようにも思う。
しかし、この殺し文句は見事私の性格まで見透かしたように退路を断ってしまった。一人帰る電車の中、ドア口に立ったままガラスに映る自分の顔だけをじっと見つめながら「大変なことになった」と酔はすっかり覚めてしまった。そしてその時に「もうとことんやるしか無い。人事に手を付け、組織をここまで動かしておいて失敗すれば私の社内での位置はなくなるだろうけれど、毒皿だ。徹底的にやるしか無い。」と開き直った。
そしてその時にもう一つ、心の底で本当に恐れていること「万が一 私がどうしても技術屋として引き下がれない一線で Kさんと意見がぶつかったらどうしよう? その時は多分 一顧だにされないだろうけれど、それでもサラリーマンとしては最大の武器<辞表>を示し、それも考慮されなければ本当に辞めるしか無い」と観念した(そして昨日書いたように、幸いにも辞表は不発に終わったものの、やはり最初で最後の Kさんへの辞表は杞憂通り全く意に介されなかったのだった)。 その時の私の心境はまさに前門の虎、後門の狼の心境だったが、狼が「よろしく頼む」の一言だったとは、その後何度考えてもあの新入社員の時の「お前は開発では使い物にならん」の一言の時からすでに仕込まれていたような気がしてならなかった。
ともかくすぐに新しい年が明けて、私は そこから 9ヶ月で生産開始する日程と組織の案を作ってトップに提出し、「1年で出来るなら何をやっても構わん」と了解されて本格的にプロジェクトがスタートした。
結局、9ヶ月を可能にしたのは、製造事業としては禁じ手だが、開発と品質保証の全権を私一人の下に集約するというもの。いわば行政と司法を一人で牛耳るような非常事態宣言下の組織のようなものだった。品質責任者を他に委ねても失敗すればどっちにしても私が製品化の全責任を持たなければならない事は明白だったから腹を括るのにためらいはなかった。それにデジタルカメラという今まで社内では開発したことのない製品の品質判断を既存の品質保証部門の誰であろうと私以上に的確に判断出来るとは思えなかった。工場で冷や飯を食いながらひたすらパソコンいじりに没頭した5年間が絶対に生きるチャンスだとも思った。それよりも今までの社内開発システムで18ヶ月が最短とされている問題点は開発と品質の責任を分散している事だというのが私の読みで、今までの既存の品質会議とは会議体で双方の責任回避の策を綱引きして合意するための無駄な日程であり、それらを全て削れば机上では9ヶ月が成り立つはずだ、という開き直りが功を奏した。
結果はというと、狙いに寸分も違わず、試作の評価結果が出たところから即問題点は私の一存で設計にフィードバックをかけて対策を進め、その結果は次の試作で確認するという超特急日程が実現し、社内の随所から上がっていた「無謀」呼ばわりを尻目に、無事 9月の後半には生産に移行し 10月には発売開始され、目立った品質問題も起こさなかった。
因みに、この時プロジェクトとして私が開発を指揮し品質責任を負ったのはデジタルカメラ本体だけでなく、そのデータをPCに取り込むためのユーティリティソフトと、写真データを遠隔地に電話回線で送るための伝送アダプター、写真データを PCなしでも直接プリントするための専用画像プリンタというシステムの全てだった。勿論 各デバイスごとに担当リーダーが配置され日々の問題解決は権限移譲して彼らに任されていたが、カメラ本体のリーダーは旧知で阿吽の間柄でなんでもズケズケと言ってくるカメラの生産立ちあげ経験もある T氏だったので問題が無い限り手が抜けたが、その他のデバイスのリーダーは本格的な製品化はほとんど経験のない人たちで、日々の判断ですら直接手を下さないと進まない状況だった。
そうした中、問題解決のための相手会社の事業部トップとの待ったなしの交渉や、社内の役員レベルの人からの「親切な」アドバイスへの対応なども毎日のように勃発する中で、今でもあの時は何故こんなに複雑なシステムの初めての開発を「無謀な」日程通りに進められたのか、もしかしたらあのパーティの夜の「よろしく頼む」という一言で催眠術にでもかかって夢を見させられていたのではないだろうか? キツネでも乗り移っていたのではないだろうか? と、自分でも不思議でならない。
今日の写真は、ノアザミの花。雑草は早めに刈られてしまうこの辺りで見ることは珍しいが、草丈が数cmと低いことが幸いしたのか、一輪だけ咲いているのを見つけた。栽培種よりも雑草を見ると心が和むのは、生き方のなせるワザ?

2013/06/25
 
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-894- 辞め時:続き

昨日の続きで。
しかし、逆に「辞め時」をチャンス以上に「切り札」として使えるんだと学んだのはある出来事だった。
デジタルカメラ事業が当初の「大法螺」通りの好調なスタートを切って間もなく、次の事業のネタとしてデジカメに使う新しいメモリカードの規格化の仕事が回ってきた。フィルムカメラやデジカメはカメラ本体よりもフィルムやメモリカードのビジネスのほうがはるかに儲かるというのが常識で、何とかメディアビジネスをしたいというのが当時の直属の上司 Kさんの悲願でもあった。
丁度もう一つのデジカメメーカーも同じ事を狙っており、半導体メーカー 1社と合計 3社で新しい規格を作って、そのメモリカードをデジカメメーカーが品質まで責任持てる体制にしようというものだったが、当時の事業部内の人間たちからすれば「デジカメメーカーが独自のメモリカードの規格を作って成功するわけがない」と頭から否定してかかっており、当然猛反対で真っ向から企画潰しに合った。そんな中、社内は事業部トップと直談判して説得し、何とか生産に漕ぎつけられそうになった時、当の上司から別の半導体メーカーも枠組みに入れるように 他 2社と交渉するようにとの命題が降ってきた。まさに青天の霹靂。ここまで積み上げてきたのに・・・という思いはどうしても断ち切れない。
しかし、製造が 1社に独占されるという事も問題であることは事実。重い気持ちではあったが、当の半導体メーカーの事業トップと 何回か折衝を重ねた。当然、今まで目の敵にしてきた競合他社にも作らせるという話が簡単に通るわけがない。何回かの交渉の後、最後に帰りがけのエレベーターに乗る寸前、エレベーターのドアが開きかかったのを確認して「私の上司は言い出したら聞きません。もし御社の譲歩がなければ本気でリセットするでしょう」とだけ暗い顔で伝えた。決して演技ではなく。それを受けて、最後の判断をそのメーカーの事業トップが当社に伝えに来るということで、当社に席を設けた。
その日の朝、私は ここが「辞め時」と踏んで、徹夜で書いた今までの思いを綴った上司宛の「辞表」を懐に忍ばせて その上司の部屋に行った。「今日回答を持ってきますが、もし相手の答えが『ノー』だったらどうしますか?」と聞くと、事も無げに「当然、ご破算にするだけだ」と返ってきた。やはり、と思い「では、これを読んでおいて下さい」と辞表を机の上において部屋を出た。その直後、その上司が部屋を飛び出してきて「なんだこれは!」と叫んだが、時間的に中身をよく読んだとは思えず「そこに書いたとおりです。よく読んでいただければわかると思います」とだけ答えた。
そして、いよいよ相手会社の来社で気まずい雰囲気で応接室に並んで、それを察したようにすぐ相手のトップが切り出した。「御社の意向は十分にわかりました。当社としては ○○のプライオリティーで承諾します。」と。私が思わず ホッ とするのと同時に、上司が「いや~ぁ、○○さん、助かった。御社がノーと言ったら、私はこの男をクビにしなきゃならなかった。私がご破算にすると言ったら辞表をたたきつけられたんでねぇ。」と笑いながら私を指さした。
まさかここで暴露されるとは思いもしなかったので、私もビックリしたが、相手のトップや当社の周りの人間はもっとビックリしたらしい。
後々、 他 2社の交渉担当者から事ある毎に「いや~ぁ、私はこの仕事に首をかけるつもりはなかったけど、○○さんはクビをかけてたんだ」と何度も冷やかされたものの、このことがあってから 交渉はトントン拍子に進み、私が提案した独占のスキームもすんなり受け入れられた。
後に(私が退社してからだが)、その事業はほとんど何もしないのにミケタ(億単位で!)の売上とその何割もの純利益を上げていると風の噂に聞いた。
私ともう一人の技術者の 2人だけで主に交渉し、1年ほどをかけただけの仕事だったが、一時期 全体事業の利益の大半を稼ぎ出し、真っ向からツブしにかかった人たちがリーダーを務め何十人と関わった製品の穴を埋めているであろう図式は、社外から見ていてもくすぐったかった。
この時以来、サラリーマンは辞表を出しても死にはしないから、一生に一度か二度、会社から求められる前に辞表を出すつもりで、場合によっては使って仕事することは結構「使える」もんだ、ということを学んだ。背水の陣での判断が重要ということもあると思うが、少なくとも「辞め時」を覚悟した人間の態度にはそれなりの雰囲気が漂い、周りを巻き込むオーラでも発するのだろう。
蛇足だが、その時の、相手の事業トップが最近 会社トップに就任したという話が伝わり、あの大胆な判断をした人ならでは・・・と、懐かしく思い出した。
今日の写真は、2ヶ月近く前に花をアップしたが、アロニア(西洋カマツカ)という樹木の実。コトネアスターと言う低木の実。まだ色づいていないが、実がなっているのに気づいた。

2013/06/24
 
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-893- 辞め時

一昨日飲んだ際、話題にしたことがある。忘れないうちにメモ。
マネージャーなり経営者なりに必要な資質で、ある意味一番大切なものとして私が認識しているのは「辞め時」を知ること。
私自身がそれを初めて認識したのは 40歳の頃だったと思う。私は電子化が進行し始めたのと同時期に電気技術者として開発者のスタートを切ったので、幸か不幸か仕事を教わるような上司と一緒に仕事した経験はない。単にテーマを与えられて(と言うよりは「コレ電気で出来ない?」とだけ言われて)、他社の特許を調べて抵触しないように、出来れば特許が出せるような回路やシステムを考えて、実現するというような行き当たりばったりの仕事の仕方だったが、電子化の進行で若手がどんどん増えて職場が大きくなっていったので、途中までは「出世する」というような意思は勿論、意識をもったことも無かった。それが、私自身が 40歳近く1980年代の後半になって電子化も一段落し、同時にカメラ市場も飽和して事業環境も厳しくなるともう組織の拡大は望めなくなった。と奇しくも同時に、当時の会社のシステムとして「課長格昇格試験」というモノが新しく実施されるようになり、否が応でもこの先どのように生きるのか?というような命題を考えざるを得なくなった。
その時になって初めて私は「このまま(フィルムカメラの技術はもう進歩しないのに)課長・部長と進んで(クソ面白くもない仕事に追い回されて)いくのか、いけるのか?」と自問した。当然答えは「ノー」という以上に「あり得な~い!」。これが古巣のカメラ事業部トップに対して「放り出してくれ」と言い出し始めたキッカケだった。
その時から何度か、仕事の拡大が望めなくなって、部下の次のポストが私自身のポストしかないと分かると、「じゃぁ自分がここを飛び出せば自分は新しい仕事ができるし、部下は上のポストで仕事が出来るチャンスだ」と一人でスピンアウトすることを考えるようになり、いつ自分は飛び出せばいいのか? 仕事の「辞め時」を常に意識するようになった。
そんな私の稚拙な経験から、「辞め時」を知ることは大切だと思っていたが、最近ニュースになる経営者の話を見ると、逆に「辞め時」を知らなかったばかりに輝かしい経歴に傷をつけたり最悪「犯罪者」になるケースすらあるということが分かった。
そのことを最も強く感じたのは私個人としてあまりに生々しすぎるのでここでは取り上げられないが、一般論として一時期は脚光を浴びた企業を創業しスポットライトを浴びたのに、その企業が業績不振に陥り、従業員とその家族を路頭に迷わせるという事例は日常茶飯事で、余程大きくない限りニュースにすらならない。きっとそうした「元輝かしい」創業者も最後は従業員や家族からも恨まれているに違いない。それらの創業者は多分、企業を起こす(=攻撃?)ことと維持発展(=攻撃的守備?)、業績不振からの脱出(=守備?)では全く別の人間的能力が必要だと言うことが分かっていないんではないか?と感じている。詳細はまた別ページにでもしたいが、例えばついこの間の話題で「安愚楽牧場」というのがあった。かなり昔、新聞かなにかで読んだ記憶があるが、その時はあのビジネスモデルのアイデアはすごい、と思った。出資者は会社という実態のないものに投資するのではなく、生きている個別の「牛」に投資する。その牛が子供を生んだり、何百万円という高い肉牛になって売れれば投資に利益が乗っかって回収できるという発想で事業を起こすことは、多分誰も他には思いつかなかっただろう。他の投資話とは異なり、会社などへの投資ではないから、万が一の時にも投資が「紙っペラ」になることはない、実在の「牛」ならどう転んでもン十万円?とかで処分できるだろうという安心感がある。そこがミソだった。
しかし、現実はBSE問題などがきっかけで歯車が狂い、沢山の人の投資を飲み込み ついには逮捕されてしまった。まぁこうなると BSE問題以前が健全だったのかどうかも疑わしいが、兎に角 BSE問題が起きて事業が怪しくなると分かった時に、あの女社長は人に譲るか会社を精算しておけば(=辞め時)ここまで被害は広がらなかっただろうし、自分も某かの資産を残して、逮捕も無かったかもしれない。
逆に、見事な辞め時というのもある。有名な本田宗一郎や、稲盛元京セラ会長はその代表のような気がする。京セラもKDDIも、JALも、自分のやるべきことをやった後はスッパリ退いてしまう。彼らのように「目の黒いうちに」辞められると、跡継ぎは当然その座にしがみつけないし、襟も正さざるをえない。そしてその企業に最も大切な「哲学」だけが長いこと生き続ける。実は走り始めてしまった「公の会社」にとって必要なのは/残すべきモノは、社長という「私」個人や能力ではなくて、その志 = DNA ではないだろうか?
ちょっと長くなりすぎたので(実は2日にわたって書いている)、続きは又。
今日の写真は、上の文章がボケという自戒ではないが、「ボケの実」。去年 秋も随分深まった頃に見た記憶があるが、もう実をつけているんだ。

2013/06/23
 
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-892- 痛飲!

また飲み過ぎてしまった。
昨日仕事にでかけて、帰りにちょこっと誘われて、結局終電近く。家についたのは 1時近く。それほど飲んだつもりではなかったが、夜遅かったのが響いたか?今朝起きると結構なダメージ。一日 ぼんやりしてしまった。
今日の写真は、以前アップした写真の花を見た時にはカジイチゴかと勘違いしかかったが、最近になって実が付いているのを発見。実を見たら間違いなくシロヤマブキだった。

2013/06/22
 
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-891- 新しい本

2週間ほど前に、マイクル・コナリーの「スケアクロウ」を読み終えてしまったが、今日は仕事に出かけるので、電車に乗る時のためにまたサスペンス小説を探した。新しい作者の本も立ち読みでサワリだけを何冊か読んでみたが、どうも読む気がしない。
いろいろ探した中で、以前読んだことのある「風の影」のカルロス・ルイス・サフォンの「天使のゲーム」という本が目についた。20世紀初頭のスペインのバルセロナを舞台にした、17歳の小説家の卵が主人公の物語で、風の影と同じく主人公が好きな古い本や、その中から抜け出してきたような幻想的な出来事が織りなす、摩訶不思議な雰囲気のある本だと思われる。最初の数十ページを読んだ限りでは、結構楽しめそうだ。
今日の写真は、椿の実?だろうか。 雨上がりにつややかな丸い実が実っていた。

2013/06/21
 
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-890- 少雨?

今年の関東地方は、梅雨入りしても少雨だとかで群馬県などの東京の水源になる水瓶は節水を呼びかけるレベルになっているとか? あまり実感がないが、ドシャ降りの雨というのも考えてみればここ 1ヶ月以上無いのかもしれない。平地では毎日曇天でたまに水溜まりが出来る程度には小雨が降っている気がするが。天気予報では、台風が近づいており北陸地方はすでに 大雨が降り始めているというから、水源ダムの心配はいずれ解消するんだろう。
今日の写真は ビワの実。この季節 こんな処に枇杷の木があったんだと、実の色で気付かされることが多い。この写真の木も樹高 5m以上あり、かなり遠くからでも枇杷の木と分かるくらい実がたくさん付いているが、却って1つずつの実は小さすぎるようだ。

2013/06/19
 
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-889- ヨウシュヤマゴボウの花

ここに、実の写真をアップした記憶があったが、これがその花。房の根元の方は既に緑色の実になっているようだ。
すでに 1mほどの高さに育っており、さらに高くなりそう。花は房状で、1つずつの花は 数mmしかないがトラノオ状にたくさん付いている。

2013/06/18
 
jpg画像 梅雨らしく(img888.jpg)
-888- 梅雨らしく

蒸し暑くなってきた。晴れて陽射しがあるのに、夕方 西面に陽が回ってしまってから南面の洗濯物を取り込もうとすると 何となく湿っぽい感じがする。
ジョギングでは 2周め辺りから汗が出始めて、6週が終わる頃には額や髪の毛から滴るようになってきた。その分、走り終わった後の風呂上がりが気持ちいいが。
今日の写真は、とうに時期を過ぎてしまったが 多分キンシバイの花だろうと思う。 1ヶ月近く前、ビヨウヤナギと同時期に黄色の花が咲いていたので、ビヨウヤナギかと勘違いしたが、どうやら葉の付き方や枝の感じは全く異なる。

2013/06/16
 
jpg画像 ザクロの花(img887.jpg)
-887- ザクロの花

最初に開花したのはもう半月以上前の 5月下旬になるけれど、最近かなりな数の花が咲きはじめた。去年は 3個ほどしか実がつかず、口が割れた写真を撮ろうと思っていたが結局割れる前に誰かに取られてしまったのか、実がなくなってしまい果たせなかった。今年は花がたくさんついたので期待できそうだ。

2013/06/14
 
jpg画像 結局(img886.jpg)
-886- 結局

昨日の続きで
アンケートページで表示と書き込みは問題なかったが、アンケート結果のログの取り方に若干問題があった。
多くのアンケートは、答えAが 全体の○%、答えBが 全体の○%のような集計をすると思われ、生データをそのまま記録して誰がそれぞれの問にどんな答えをしたかを後から見るには適さないようだ。私がインストールしたアンケートのCGIもこうした加工した集計結果のみをログとして残すようになっている。途中に生データをファイルに保存する処理が挿入できるのではないかと楽観していたが、プログラムをななめ読みした限りでは結構手強そうだった。
結論としては、生データを受け取ってそのままファイルに記録する処理は大したプログラムではないし、今後の修正などを考えるとコチラの方がずっと可読性が高くトータルとして早そうということで、こちらは独立したCGIプログラムを作った。結局インストールしたCGIはアンケートフォームのコードを作るだけに利用することになってしまった。
今日の写真は、これもクチナシだろうけどこちらは八重咲き。

2013/06/13
 
jpg画像 Perlでアンケートページ(img885.jpg)
-885- Perlでアンケートページ

Web上にアンケートページを作りたくなった。 Web上で質問に答えを記入するとその答えがログデータとして蓄積され、それを管理者が閲覧できるというものだが、一般的には質問を記入する HTMLページとそのデータを受信して処理する CGIプログラムを作らないとならないんだが、これもPerlやPHP言語のサーバープログラムのフリーウェアがあって プログラム上で 質問ページを生成できるようになっている。
そんなフリーウェアの1つをダウンロードして設置してみたが、よく出来ていて簡単にアンケートが作れるのはいいが やはりちょっとだけ希望にはそぐわない。
アンケート内容により、質問をグループ化して視覚的に分かりやすくしたいと思ったんだが、そこまでは出来ない。例えばアンケートに答えてくれる人の属性と、アンケート項目そのものを線で区切ったり説明を付加するなどの表示上の問題だが。
Perlのプログラムを修正しようかと思ったが、同等の技量のプログラマが書いたプログラムは他人が読んでもある程度理解できるが、技量が数段高いプログラマが書いたものは素人に近い私ではどこでどんな処理をして結果が出てくるのか追いかけるのが大変。
単にアンケート項目の堺に線を入れたり説明文を追加するというような簡単な変更もおいそれとは出来ない。
そこで一計。設置したフリーウェア上で一通り出来上がって表示されたアンケート画面のソースをそのままコピペして htmlページを作り、その上で表示を追加するようにしてみた。これだとHTMLページ上の質問項目とCGIプログラムが受け取る質問項目の対比が変わらないので工数がかなり削減できる。アンケートの記入は 閲覧者のローカルなパソコンのブラウザ上で行われるので コピペしたHTMLでも問題なく働くはず。「送信ボタン」が押された場合に起動する CGIプログラムのURLだけを該当のフリーウェアのパスに変えることで、本来のアンケートプログラムは自身が表示したページから起動されたのかコピペしたような別ページから起動されたのか関係なく起動してログを保存してくれるはず。これだと、アンケートページをゼロから作るのよりは随分簡単になる。
実際に作ったのはこのページ。試してみたが問題なく処理できた。
今日の写真は、クチナシの花。「くちなしの花の 花のかおりが 旅路のはてまで ついてくる」という渡哲也の歌の歌詞にあるような強い香りがするのかと思ったけれど、これだけ咲いていてもかなり近づかないと香りは感じなかった。私の鼻もスギ花粉症で自衛的に感覚を鈍くしているんだろうか?

2013/06/12
 
jpg画像 沙羅双樹?(img884.jpg)
-884- 沙羅双樹?

写真は日本では一般にシャラと呼ばれる夏椿の花。仏陀入滅の時、周りに咲いていたという沙羅の木・・・・はどうやらこの木ではないということらしい。
「奢れる平家は久しからず」の
  祗園精舎の鐘の声
  諸行無常の響きあり
  沙羅双樹の花の色
  盛者必滅の理をあらはす
はどっちなんだろう?
推理としては、この頃に南国インドのシャラが日本に花のつく生のままでもたらされたとは思えず、作者が本物の沙羅を見たとは思えない。だから当然「夏椿」の花の色を言っていると思われる。ここには、今ですら日本で本物の沙羅の木はここ(滋賀県草津市立水生植物公園(みずの森))でしか見られないと書いてあるし。写真を見る限り、花の形は夏椿とは似ても似つかない。 ・・・まぁ、「夏椿の花の色 盛者必衰の理をあらはす」では祇園精舎とは繋がらず全くストーリーにはならないから、あまり追求しないほうがいいか。
それにしても修行が足りない私には、どう見てもこの夏椿の花の色が「盛者必衰」には見えないんだが。それとも木に咲いているときは高貴そうな透き通ったような白で落下した途端、薄汚い茶色に変色するからだろうか? 
それよりも、花は確かに小さな椿と言われればそうも見えるし落花の仕方もポタリという感じで椿だなとは思うが、1cm程度の花の大きさではむしろ、昔見たお茶の花に似ているような気がするが、どっちにしても椿の仲間だから当然か?

2013/06/11
 
jpg画像 スケアクロウ 読了(img883.jpg)
-883- スケアクロウ 読了

昨日の同窓会出席の往復電車の中で、マイクル・コナリーの「スケアクロウ」を読み終えた。マイクル・コナリーの作品は主人公は変われど全ての作品が LAの犯罪に関わった刑事や弁護士、新聞記者などで一貫しており、他の作品の主人公や登場人物が別の複数の作品に脇役として登場したりする。 標題の作品はLAタイムズの記者 ジョン・マカヴォイが巻き込まれた事件をFBIの美人捜査官 レイチェルと協力して解き明かしていくストーリーで、今までの作品に倍して面白かった。題名の「スケアクロウ」というのは「カカシ」だが、データーセンターをハッキングしようとして群がるハッカー達を鳥に見立てて、それらを寄せ付けないようなセキュリティ責任者のことをカカシに見立てているようだが、同時にそのセキュリティ責任者が実行している陵辱殺人が「オズの魔法使い」などに登場するカカシに似せた殺害方法をしていることから付けられたらしい。
しかし、読み終わって帰途本屋によったけれど、次に読む本に巡り会えなかった。又暫く作家探しをしなくてはならなさそう。
今日の写真は やっと咲きはじめたナンテンの花。暫く前から蕾が膨らんでいたので、今か今かと待っていたがやっと数日前から幾つかずつ咲きはじめた。
それと昨日アップした花の名前が分かった。コエビソウというらしい。

2013/06/10
 
jpg画像 同窓会(img882.jpg)
-882- 同窓会

今日は高校の同窓会があって、市ヶ谷のアルカディア(私学会館)に出かけた。例年は首都圏地区は全体総会とは別に首都圏支部の同窓会が行われるが、今年は初めての試みとして東京で全体総会が開かれ、故郷からバスも出たということで大挙して同窓生が出席していた。しかし我々の同年生は私以外も冷めた年次だったのか 10人弱しか出席しておらず、しかもクラスが 9クラスあったこともあり同じクラスの人はだれも出席していなかった。名前は覚えあるが、顔は全く思い出せない同年生 2~3人と何とか話をしていたが、不思議なもので 話をしているうちに「そう言えば」と雰囲気を思い出した。昼間からの飲酒でかなり疲れて帰宅。
今日の写真は全く名前に見当の付かない花。花びら(花苞?)の色がここまで複雑だと、Webで検索するにしてもどう検索していいのか分からず当惑のままアップしておく。(後日判明:コエビソウ)

2013/06/09
 
jpg画像 記念すべき?日(img881.jpg)
-881- 記念すべき?日

このページの右側に表示されている足踏み器だけれど、今までは知人などに基本無料で配っていたが、2個め3個目を頼みづらいから値段をつけてくれという酔狂な?人もいる。で一応、定価という事で注文を受けるページを作って公開しておいたんだけれど、昨夜 このページ経由としては始めての注文を頂いた。来週頭に早速「初荷」出荷をしなくては。
それと、父の日が近いので「父の日バージョン」を追加してみた。

こちらも、まだ注文はないが 注文ページまで作ったので商品種類を増やさなくては!ということで簡単なメッセージやプレゼント主の名前をオーダーメードで入れるようにした。材料費が高いので足踏み器としては破格の価格になってしまうけれど、まぁプレゼント用なら何とか許される範囲か?という下心で。
今日の写真はベランダで咲きはじめたオリヅルランの花。非常に生命力の強い植物で小さな鉢にいっぱい葉を茂らせて、毎年必ず花をつける。

2013/06/08
 
jpg画像 職務発明の特許権(img880.jpg)
-880- 職務発明の特許権

安倍政権の知的財産戦略本部が策定した基本方針で、社員の職務発明の権利が会社に帰属する方向になるというニュースがあった。
私も現役時代、若干ながら発明の報奨金を受領していた立場なのでこのニュースには少なからず意見がある。
確かに給料をもらって、研究費などもまる抱えで特許を考えて、それが基本的に個人の権利として会社に譲渡されるという図式は少なからず疑問があることも分かる。発明以外の他の職務の場合、アウトプットは 100% 会社に帰属してしまう。発明とは関係ない従業員から見れば、「なんで特許だけ?」という疑問はあると思う。
しかし、特定の特許の場合 会社業績に半端無く影響する。有名な青色発光ダイオードやフラッシュメモリーなどは、その特許があることによって事業がスタートし10年以上にわたって他社との差別化を可能にしている。だれでもそのテーマが与えられれば同じ発明ができるような発明ではなく、その発明者がいたからこそ出来たという場合、普通の報償では足りないことは当然で、そこが明確になっていないから問題が発生する。あるいは、前記2つの特許もそうだが、発明者は会社や上司の方針とは必ずしも相容れない研究を一人でコツコツと続け、それが花開いたというケースが多い。そうした場合でも一律、会社に権利があるという理解は苦しい。
経団連などは、今のままでは事業運営に問題が起きるから法的に職務発明の特許権を会社に明確に帰属させようと自民党に働きかけ、それに呼応した動きだろうけれど、今の制度のままでも企業の職務発明規定の運用方法だけでも十分対処できる問題だろうと思う。
要は発明を十把一絡げにしないで、それなりに強力な権利となる特許については第3者などを含む評価委員会などで事業利益の按分を答申するようなシステムがあってもいい。そうした可能性を排除してしまったら、発明者のモチベーションが下がったり、研究者の流出という負の影響が大きくなると思うんだが。
今日の写真はカシワバアジサイの花。集合花が特徴あるコーンの形に咲いてひと目でそれと分かる花だ。

2013/06/07
 
jpg画像 気づいたら(img879.jpg)
-879- 気づいたら

この e日記なんだけれど、何となく最近は毎日記入しているなぁと思っていたが、思いついて調べたら4月 5日から何と! 毎日 <一日も欠かさず>記入していた。2ヶ月も続いたことになる。エライ!!! ズボラな私としては考えられないことだ。 いよいよ大地震でも起きるかな? ・・・単にヒマだっただけだけど。
今日の写真は 10日ほど前に撮影した ゼニアオイの花。今朝はもっとたくさんの花をつけて、下の方の花はしぼんでしまっていた。

2013/06/06
 
jpg画像 Perl 更に更に続く(img878.jpg)
-878- Perl 更に更に続く

丁度一月前に Perlで Webのサイトマップを自動で出力する機能を付加した話を書いた。
その時から気づいてはいたが、出力される XMLファイルはファイル検索された順に書きだされて並んでいる。Googleロボットなどが出力されたサイトマップを読み込む場合はそのままでいいが、人間がチェックしようとすると更新日付の新しいファイルから順に並んでいてくれると、チェックがやり易い。サイトマップは別に人間が読むものではないから、余分なお節介とは思うが、プログラムだからソートするのは朝飯前のはず。
・・・・と思って、ちょこっとのつもりでつつき始めた。いつものことだが。
まぁ、一ヶ月前のようなことはなかったが、それでも 20行ほどの追加になってしまい、都合 2日かかった。2次元配列を SORT関数で降順並べ替えするなど、いままで全く使ったことのない処理には、それなりにステップごとの確認が必要で時間がかかる。
それでもその間、今後のことを考えて メインの Win7機に an httpd という Windows O/S上のサーバーと、そこで働く Perlエンジンをインストールして、完全ローカルな CGIのデバック環境を構築できたから、今後は少し効率的なデバックが可能になるはず。
今日の写真は、サツキの茂みの蔭で咲いていた小さな花。こんな蔭で咲いていると私のように背が高いと腰をかがめるか遠くからでないと目につかないような花だが、近づいてよく見ると綺麗な正三角形をした花で興味をそそられた。名前を調べたら 「ミドリハカタカラクサ(緑博多唐草)」とか「ノハカタカラクサ(野博多唐草)」もしかしたら「トキワツユクサ(常盤露草)」とか言う花らしい。花は 5mmくらいとかなり小さかったので後者だろうか? 姿形に似ず、要注意外来種らしい。

2013/06/05
 
jpg画像 再び ドクダミ(img877.jpg)
-877- 再び ドクダミ

こちらは 八重咲きのドクダミ。あまり自生はしておらずほとんど栽培種だと思う。
この写真の花は、散歩道からかなり外れた民家の塀の外側に(多分)植えられていた。珍しいが、やはり見慣れた一重の花のほうが高貴な感じがして好きだ。
ところで、昨日の写真のクジャクサボテンの花だが、今朝は鉢ごと見当たらなくなっていた。多分家の人が花に気づいて 鉢を家の中か玄関先にでも移したんだろう。たまたま近くを通りかかった犬の散歩のお婆さんが、もう一人のお婆さんとそんな話題で話をしているのを小耳に挟んだ。皆んな気にしていたんだろう。来年良い花芽をつけるためには早く花を落としてしまったほうがいいとか。通り過ぎながら結構情報は聞こえた。

2013/06/04
 
jpg画像 月下美人?(img876.jpg)
-876- 月下美人?

散歩道の途中の家の垣根から外に向かって、艶やかな花が咲いていた。月下美人? 白かったんじゃなかったっけ・・・というより、夜咲いて朝はしぼんでしまうから「月下・・・」と名前がついたような? と思って Webで調べたら、同じ仲間の クジャクサボテンの花らしい。こっちは、昼も咲いているとか。
でも、こんな咲き方をしたら 家の人はわざわざ外に出てこないと花が見えない。家の方を向かせたくても、フェンスの柱間隔より花が大きいから抜けないだろう。散歩する人を楽しませるなんてなんとまぁ、サービス精神旺盛な。
明日の朝はどうなっているんだろう?

2013/06/03
 
jpg画像 ハナミズキ? ヤマボウシ?(img875.jpg)
-875- ハナミズキ? ヤマボウシ?

写真はハナミズキだと思っていたけれど、実をみたらヤマボウシ?。 ハナミズキはもう少し大きな実が数少なく付くと思うんだが。まだ実のなっているのが分からない木もあるが、そっちはハナミズキなんだろうか? 花が咲いているときは、それほど違いを気にせずに見ていたので後は実が色づく頃まで待たないとはっきりしない。

2013/06/02
 
jpg画像 ドクダミ(img874.jpg)
-874- ドクダミ

花は綺麗だし、見方によっては真っ白な花びら(実際には総苞片という部分らしいが)にすっくと淡い黄色の集合花がそびえた様は高貴な感じすらする一番身近な薬草なのに、名前のせいか ありふれた草花のせいか、それとも匂いのせいだろうか あまり人気がない花だ。日陰の薄暗くジメッとした所を好んで咲くからかもしれない。花の真ん中の棒状の花序という部分が実際には小さな花の集合で、密集した個々の花は黄色の雄しべと雌しべだけがあるということらしい。
子供の頃に、切り傷ができたりすると血止め?消毒?として生の葉っぱを揉んで傷口に付けた記憶があるが、あの頃は「おまじないかな?」くらいにしか考えなかったが、思い出してもその後傷が化膿したりした記憶はないから、実際効いていたのかもしれない。漢方薬としても利尿作用、動脈硬化の予防作用があるというから、味さえうまくごまかせれば飲んでみたいものだ。

2013/06/01
 
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-873- ハギの花

今日は(もう昨日になってしまったが)楽しい、昔の仲間との飲み会。
2年ぶりくらいで 酷電の山手線 五反田-新宿に乗って新宿で 終電まで飲んで、いい気分で帰宅。とりあえず写真だけアップしようと酔眼でPCを立ち上げた。
写真は何日か前に撮影したハギの花。えっ 今頃? 秋の七草じゃなかったっけ? と思ってシゲシゲ眺めたが、どう見てもハギの花。5月中に咲くなんて・・・・

2013/05/31
 
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-872- 梅雨入り

どうやら関東地方も昨日 梅雨入りしたらしい。昨日は お約束通り、午後から霧雨が降ったり止んだりしていた。
今年は年始めから、異常に寒かったり その割に早く桜が咲いたりと、なかなか素直な気候の移り変わりはしてくれなかったが、ここに来てアジサイは綺麗な色で咲きはじめた。

2013/05/30
 
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-871- 今頃になって

政府の専門家会議(中央防災会議の作業部会)が、東南海地震の予知はこんなんだという報告をまとめたと各メディアが一斉に報じている。東南海地震震源域の南海トラフ東端で起きるとされている東海地震の「前兆滑り」と呼ばれる僅かな動きを捉えて直後の巨大地震を予知することは困難だという「見解」を出したらしい。・・・何を今更・・・・
各メディアの内容を良く読むと、「前兆滑り」の観測体制を敷いているのは気象庁で、その期待を外部の専門家会議が否定した(若しくは疑問を呈した)形になるようで、ここでも「専門家」のメンツがぶつかりあっているように聞こえてくる。
専門家のメンツはどうでもいいが、今更・・・という感じのニュースだ。一般人なら誰もが「地震予知なんて宝くじに当たるより難しい」くらいの感触を持っているのに、専門家がそれを後追いしてトップニュースになるんだという驚きのほうが内容に対する驚きよりも大きい。不肖私だって何回もこの日記で「現状では地震予知なんて夢のまた夢」と繰り返してきたくらいなんだから。
それは兎も角、このニュースで、そう言えば「随分前から東海地震が起きる」と言われながら起きていないなぁ? と思い出した。70年周期説?だっけ? 
そこで、再び 「岡目八目」的思考。 色々なプレートのせめぎあいで境界がズレるらしいけど、それなら 3.11のように巨大なズレが発生した場合、細かな整合のためのより小さな地震はその周辺で起きるんだろうけど、ズレたプレートの他の境界ではその力が解き放たれてしまうので暫くは地震が起きなくなることもあるのでは? 勿論、3.11のズレが逆に別の境界で新しい力を発生させて地震を起こすことだって十分にあるんだろうけど。
要は、地表や海底を構成しているプレート=岩盤のような構造も形状も極限まで不確定な構造物間のズレ・破壊が「何時起きる・起きない」なんて、そんなに単純じゃないということだろう。
今日の写真は、やっと見つけた「ヒメジオン」の花。#836でハルジオンの花を撮影して、ヒメジオンという似た花との区別が難しい、と読んだ。ヒメジオンは、昔田舎で見た記憶はあるが、もう形は忘れてしまったので、以来ヒメジオンを見て確認したくなった。暫くの間 ハルジオンを見ては「そうかな?」と思って、茎を触っては「やっぱり違う」とがっかりしていた。ヒメジオンなんてこんな町中ではないのかな?と思い始めた時に、やっと並木のハルジオンの間で数本かたまって生えているのを見つけて嬉しくなった。雑草を見つけてこんなに嬉しいなんて、やっぱり私も雑草なんだ。

2013/05/29
 
jpg画像 さくらんぼ(img870.jpg)
-870- さくらんぼ

散歩している並木の端っこに「陽光」という桜の木が整地された後に新しく植わっている。その木の若葉の間に、色づいたさくらんぼが覗いていることに気づいた。
この写真は 1週間ほど前に撮影したものだが、色づいた順に鳥が食べるのか今朝見た時には 1個しか残っていなかった。それとも頭の黒い鳥だろうか?

2013/05/28
 
jpg画像 判明:花の名前(img869.jpg)
-869- 判明:花の名前

#864 の花の名前が判明した。
花が小さすぎてよく分からなかったが、今朝 もう一度よく観察して、花のあとに種子ができているのを写真に取り、花と種子で一致する花を探した。
結果、ヒメフウロ(或いはその仲間)だろうと判断。ヒメフウロも日本の固有種は県によっては絶滅危惧種=レッドリストに指定されているものもあるらしいが、こんな路端にビッシリ自生しているのはおそらく外来種か、品種改良された園芸種だろうと思う。
ゲンノショウコの仲間だと言うし、明日は種を採ってきて ベランダの鉢に蒔いておこうか。
写真は、撮り直したもの。この植物は紅葉が早く花が終わると同時に葉が赤くなるとのことで、その情報通りほとんどの葉は赤く枯れかかった色だったが、探したらまだ一輪だけ咲いていた。運良く花と種子を同じショットに収められた。手前の黒い塊が種子。

2013/05/27
 
jpg画像 グミの実:その2(img868.jpg)
-868- グミの実:その2

昨日のグミの木ではないが、散歩している道端でその先 200mほどのところに別のグミの木を見つけた。花が咲いたときは気付かなかったが、実が色づいてグミの樹だと気づいた。最初の木よりも実は小さいがビッシリなっている。
これなら 1~2個失敬しても鳥から恨まれる心配も無さそうだ。

2013/05/26
 
jpg画像 グミの実(img867.jpg)
-867- グミの実

#812で貼りつけたグミの花の木が気になって、通る度に見ていたが、一向に実がなる気配がない。あれだけ花が咲いていたのにと思って、数日前に樹の下に回りこんで見上げると、葉の陰に幾つか色づいていることに気づいた。仔細に見ても十個はついていないくらいで、外れ年なのか栄養や陽射し、はたまた虫や風などが足りずに受粉が進まなかったのかは分からない。・・・もしかしてグミって雄木、雌木異株とかで、単に花が咲くだけでは実が付かなかったのかな?
それは兎も角、私にとってグミというと生家の近所の田んぼの土手にたまに自生していて、季節になると実を取って食べるのを楽しみにしていた。小学生の頃の話でもうかれこれ 50年以上前の経験だが、甘みも間違って若すぎる実を食べた時の渋みもいまだに口の中に残っているような気がする。この木を見るまで全く忘れていた思い出だが、懐かしいので実ったらまた食べてみたいと思ってもグミの実と言うのは、スーパーや八百屋でもお目にかかったことはない。最近の子供にとって「グミ」は 100%ゼリー食品になってしまったのかも知れない。本物は流通には乗らないマイナーな存在なのだろう。
もう少したくさん実ったら、1つ2つ失敬して味見して覚えている味と比較してみようと思っていたが、こんなに少ないのではちょっと気が引ける。

2013/05/25
 
jpg画像 ビヨウヤナギ開花(img866.jpg)
-866- ビヨウヤナギ開花

並木のビヨウヤナギが開花した。たくさん植えられているが、今朝開花したのはうち一本だけで、3輪咲いていた。夏を思わせる陽射しに誘われて開花したんだろう。
先日「名前を知らない」と書いた花の樹の名前が分かった。アロニア(セイヨウカマツカ:西洋鎌柄)らしい。知らないままだとどうしても気になるので、OK Waveに質問したら答えが得られた。自分で画像から調べた時にもカマツカという花の画像は「そうかな?」とも思ったが、樹の説明で「鎌の柄にするほど硬い木」という説明や樹高の説明と実際に見た、地を這う茎のイメージがかけ離れていたので「まさか」と思って無視してしまったようだ。改めて別のページを読むと「ウシコロシ」とも呼ばれ、所以は枝が牛の鼻輪にするくらい柔軟だということで、これだと地を這う茎の姿に納得できる。何れにしてもカマツカなら実が稔るようなのでもう少し待てばもっとはっきりする。
後日記入:その後、樹木名のプラスチックカードが取り付けられて、「コトネアスター」と判明した。やはり、こちらの写真の方が近い。

2013/05/24
 
jpg画像 Fences のポップアップ(img865.jpg)
-865- Fences のポップアップ

Fences というデスクトップのアイコン整理ツールを使っているんだが、元々 Windows7 をインストールした時からフリーで提供されてきたので気軽にインストールしてきた。
それが、どうも最近のバージョンアップでシェアウェアになってしまったのか、間違ってシェアウェアの方のインストールをしたのか、PCを起動したりデスクトップを操作する度にライセンスを買えというポップアップが出てきて、消すのが面倒になった。
私の理解では、シェアウェアになってもデスクトップを整理する機能を個人利用するだけならフリーと思っていたが、削除して再インストールするとデスクトップのアイコン配置などが崩れてしまうので、当面このまま使い続けようと Batファイルを作って実行ファイルは 強制終了させ、その度にデスクトップに作成される「Fences購入」のショートカットは削除するコマンドを登録して、Batファイルのショートカットをデスクトップに置くと同時に、順太郎に登録してみた。結果は狙い通りポップアップは消えて、ショートカットも削除される。デスクトップをいじって起動してしまったら、こちらのショートカットをクリックすれば、消えるので少しだけ手間が省ける。
Batファイルの内容は以下の通り。
-----------------------
cd C:\Users\yukio
C:
taskkill /im Fences.exe /f
cd C:\Users\UserName\Desktop
del "Purchase Fences.lnk"
-----------------------
因みに、このBatファイルの実体は D:ドライブの方に置いているので 2行目で C:ドライブに戻している。
今日の写真は「ツゲ」の花。若葉が黄緑色に色づいたと思ってよく見ると直径数mmの小さな花もビッシリ咲いており、どうやら花の色が一層目立っているようだ。

2013/05/23
 
jpg画像 名前を知らない:その3(img864.jpg)
-864- 名前を知らない:その3

Perlの話題を 10日ほど前に続けたが、再び。
ほとんど正規の書き込みのない私の掲示板だが、その割に毎日 数十回のスパム書き込みがある。ほとんどすべてが海外からの書き込みなので以下の対応策を順次入れてきた。
1.タイトルに平仮名などがない。
2.本文にURLリンクが 2つ以上ある。
3.一回スパムが書き込まれたURLや、ロシア語圏のIPからは受け付けない。
などの対策を盛り込んで、ほとんどは自動で撃退できているんだが、中にすり抜けるスパムもあって、それらは文字コードが異なるロシア語圏からのものと思われるが、IPは .com など USなどのサーバー経由からのもので、上記対応策では書き込みがリジェクトできないで残っていた。まぁ 1周間に 1回かそこいらなので、気づく度に手動で削除してきた。しかし、Perlの記憶を呼び覚ましたついでなので対策してみようと考えてみた。
どうやら そうした書き込みは 日本語文字コードに変換されると「ミエミセム・コミー ミセミアム貫紹ひ ミウミセ・・・・」のような片仮名が異常に多いので、それらもリジェクトするようにしてみた。
私の日本語環境のPCからそうした文字を書き込んでテストした結果では一応対応できた様子だが、実際の効果は 1週間ほど見ればわかると思う。イタチごっこのようなスパム書き込みと対策の戦いだ。
今日の写真も名前を知らない花。草花だが、葉っぱはヨモギのような形、花は 3mmくらいの小さなピンクの花。背丈は 10cmくらいしか無いこれも目立たない花だ。今まで 1ヶ月近く花が咲いていたが、最近はもう時期を過ぎたみたいでほとんど見なくなった。後日記入:花の名前が判明した。ヒメフウロというゲンノウショウコの仲間らしい。

2013/05/22
 
jpg画像 名前を知らない:その2(img863.jpg)
-863- 名前を知らない:その2

昨日に続いて、名前を知らない花。
これも一輪の大きさは 5mmくらいしかない小さな白い花。花弁は丸みを帯びて5枚が離れて付いている。雄しべはウメのように長く伸びており、10個ほどの花が固まって咲くので、全体の感じはコデマリに似ているが、個々の花の形も違うし茎が地を這うように伸びるのと、葉っぱの形がコデマリとは違うようだ。この樹木はかなりしつこく Webで探してみたが、どうも同じと思われる写真を見つけられなかった。雑木かと思っていたが、改修が終わった桜並木の地面に等間隔に生えているので、多分園芸品種として植えたものと思う。
4月の始めころから咲いているが、もうそろそろ花期も終りに近い様子。
後日記入:コトネ・アスターという低木の花らしい。気になる人が多かったのか、何箇所かに樹木名のプラスチックのカードが下がっていた。

2013/05/21
 
jpg画像 名前を知らない(img862.jpg)
-862- 名前を知らない

毎朝写真を撮っていると、名前を知らない花が溜まってきた。名前を知らないのでついアップロードが後回しになる。Webで調べるも、花の時期、色、樹木か草花か 程度しか分類がなく、「ゴマン」とある花の写真から該当するものを探すのは容易ではない。よく知っている人に聞くのが一番いいが、都会では庭師や園芸店の人くらいしか詳しい人がいないので聞けない。「教えて○○」のような 質問掲示板で聞く人もいるようだが、そこまでするほどの気持ちもない。
とりあえず、そうした花をアップしていこう。
今日の写真は、Webでは「ソヨゴ」と言う名前の樹木の花に一番近い気がする。花のサイズは 5mm しないくらいの小さな白い花で、気をつけてみないと気付かないくらい小さい。枝先に数本の2~3cmの細い花柄を伸ばしてその先に一輪ずつ咲いている。「ソヨゴ」という樹木なら、真っ赤な実を付けるらしいので実がなれば分かるだろうけど、その頃に思い出せるだろうか?

2013/05/20
 
jpg画像 フイリハクチョウゲ(img861.jpg)
-861- フイリハクチョウゲ

花の大きさが 5~7mm くらいと小さな白い花。フイリハクチョウゲという花らしい。樹高 50cmくらいの低木で、木も花も目立たない控えめな花木。

2013/05/19
 
jpg画像 ネット不調対策(img860.jpg)
-860- ネット不調対策

暫く前に書いたように、メインの Win7機でネットが時々不調になる。
ブラウジングの最中に外部の Httpに接続できなかったり、速度が極端に低下したりする。初期の頃は問題なかった気がするので、ネットワークアダプタのドライバの問題かと思って最新ドライバーにアップデートしたが治らないようだ。
対処としては、MSのFAQにもある通りネットワークアダプタのリセットを行うことで治るので、再インストールなど根本対策は延び延びにしているが コンパネからネットワークアダプタのリセット画面に辿り着くまでに毎回迷ってしまう。そこで、こうした操作はコマンドラインからコマンド実行で制御できるはずと思って検索してみた。
結果、以下の2行を実行すればいいと分かった。従って下記 2行を 適当な名前 Reset.bat などで適当なディレクトリに保存し、そのショートカットをデスクトップにおいておく。私の場合は デスクトップツールの ArtTipsというフリーウェアを使っているので、この中のプログラムにも登録して、ダブルクリックしてから該当のバッチファイルを選択してもリセットできる。不調になったらこのアイコンをクリックするなどしてネットワークをリセットすれば復調するので随分と簡単になった。根本対策ではないが、暫くこれでしのごう。
----------------------------
netsh interface set interface "ローカル エリア接続" disable
netsh interface set interface "ローカル エリア接続" enabled
----------------------------
尚、"ローカル エリア接続" のダブルクォーテーションの中の文字列はなんでもいいみたい。
今日の写真は昨日のトケイソウと同じ種類だと思うが、和名テッセン=クレマチスの珍しい色の花。

2013/05/18
 
jpg画像 陽射しが眩しい!(img859.jpg)
-859- 陽射しが眩しい!

昨日の局地豪雨でホコリが落ちて、空気が透明になったんだろうか? 朝方の薄雲が晴れてからの陽射しはもう「夏」そのものだった。白っぽい地面や建物の壁に向いて目を開いているのが辛いくらいの陽射しだった。
今日の写真は昨日のスイカズラに続いて同じつる性植物のテッセン(クレマチス)の仲間だと思うが咲きはじめたトケイソウ。去年も同じ花の写真をアップした記憶があるので調べてみたら 11月にアップしていた。去年は散歩道が工事で迂回した先で見つけたので、花の最後のほうで撮影したんだろう。今年は花の場所を記憶していたので 1週間ほど前に咲きはじめたのに気づいた。蕾が沢山付いているし、結構長い花期なんだ。

2013/05/17
 
jpg画像 64個目の一里塚(img858.jpg)
-858- 64個目の一里塚

今日は 64歳の誕生日!
でありながら、自転車で出かけた先で 俄か雨にあい足止め。一時は土砂降りで 1時間ほど待つつもりでいたら、一緒にいた友人が近くの 100円ショップで、ビニルのレインコートとズボンを買ってきてくれた。感謝!
お陰で、雨もポツポツ程度になったこともあり全く濡れずに家に帰り着いた。しかし、家の手前 100mほどで再び雨脚が若干強くなり始め、家に入った途端また土砂降り。
多難ながら滑りこみで助かってしまう誕生日なんて、確かに私の人生の一部のようだった。
写真は、スイカズラの花。咲き始めは白くて段々に黄色くなるらしい。蔦が他の樹の幹に巻き付いて、場合によっては枯らしてしまうので厄介者なんだろうけど、花は意外と風情がある。匂いもいいらしい。漢方薬にもなるとか? そういえば昔、山の中で蔦に巻き付かれて、見事 蔦の形に 数cmも螺旋状に凹んだ幹の杉の木を見たっけ。凄まじい締め付け力だ。

2013/05/16
 
jpg画像 失敗:リカバリー(img857.jpg)
-857- 失敗:リカバリー

昨日の続きで。
シリコン注入を失敗したので、やり直しをしなければならなくなったが、そのままシリコンを新しく混合して追加で注入しようとしても、注ぐ穴が小さ過ぎて再び同じ事が繰り返される可能性が高い。注ぎ穴は削って大きくするにはそのままではカスが隙間に落ちて注入したシリコンに混じってしまうので一回引き剥がさないとダメと判断。結局母型と石膏型は一回引き剥がして、間の固まったシリコンは剥がして、もう一度最初からやり直した。穴のサイズを3倍くらいに広げて、何とか硬化時間以内で注入が完了。シリコンを充填した後の母型はシリコンにぴったりくっついてしまうので、端から壊しながら取り除いて、何とか所望の型が出来上がった。
明日辺りから早速新しい型で注形してみようと思う。
今日の写真は、メキシコマンネングサというらしい。小さな花が傘の骨状に放射状に付いている。昨日の花もこの花も今年はじめて目にした花だが、どちらも茎の先端に小さな花が集まって全体として特徴ある形になっているのが面白い。

2013/05/15
 
jpg画像 失敗!(img856.jpg)
-856- 失敗!

足踏み器の踏み加減を良くするために若干の改造をしようと思って、新しい母型を作り、それに対して油粘土をある厚みに貼り付けてシリコン型の間隙を作り、その外側に対して石膏を流しこんだ。その石膏型を外して間の油粘土を剥がして再び石膏型と母型をあわせて油粘土のあった隙間にシリコンを流しこむ作業をした。
3月に同じ作業をしたんだがその時はうまく行った。今回も同じ手順なので気楽に始めたところ、シリコンが固まる時間がやけに早い。どうやら気温があの時とは 10℃以上違っており、化学反応の時間はおそらく半分以下に短縮してしまったようだ。最初から若干粘度が高かった気もするし、半分流し込まないうちに粘度が増してきて、小さな穴からは注ぎ込めなくなってしまった。
さてどうしようか? 途中まで注ぎ込んだシリコンを生かして、注ぐ穴を大きく削って早く注ぎこめるようにして、シリコンの硬化剤の量を若干少なめにして・・・
それとも、一回母型と石膏型を外して、途中まで注ぎ込んだシリコンは剥がしてもう一度シリコン注入の最初からやり直すか? 普通ならコチラの方が良さそうだが、母型とシリコン型の接着面は結構強い接着剤で付けたのでうまく剥がしてもう一度接着し直すのは難しいような気がする。
外気そのままのベランダ工房では気温はお天気任せ。こうしたハプニングがしょっちゅう起きる。その度に対応策を考えないといけない。 頭の体操にはいいんだが、今回もシリコン材料は 1,000円近く無駄にしてしまった。
今日の写真は、散歩中に何件かの庭先で見かけた花。今まで全く見た記憶が無い花だった。検索するとどうも シラー・ベルビアーナとかいう花らしい。打ち上げ花火が開いた時のような感じで無数の小さな花が同心円上に開いていて、目立つ花だ。道端にあった花は、完全に咲いてから写真を取ろうと 1日撮影を伸ばしたら、誰かが折っていってしまった。この写真は隣のマンションの花壇に咲いていたのを、道路から撮影。

2013/05/14
 
jpg画像 アカバナユウゲショウ(img855.jpg)
-855- アカバナユウゲショウ

近くのマンションの敷地の網囲いから顔を出していた花。とりあえず撮影してきて名前を調べたら「アカバナユウゲショウ」というらしい。花は 直径 1cm程度の小さな花で名前が「アカバナ」と付いているけれど赤いというより紫色。1月前くらいから咲きはじめたようだ。

2013/05/13
 
jpg画像 Perlの便利なツール(img854.jpg)
-854- Perlの便利なツール

Perlの便利な点は、モジュールと呼ばれる外部サブルーチンを利用することで、簡単に高機能なコマンド(ステートメント)を利用できること。基本的なコマンドだけで記述すれば 数十行になる処理が、1~2行で実現できたりする。
しかし、自分が利用しているサーバーはどのモジュールが使えるのかがわからない時がある。パソコン自体で実行する Cなどの言語と違って、サーバー上で実行する CGIは入出力がブラウザだけなので、逆にエラーなどの情報は得られづらい。デバックのノウハウが効率的な開発の決め手になるが、そうしたチェックも便利なツールがあったりする。
今回利用したのは、構文チェックと利用可能モジュールなどの環境チェックが両方できるフリーのツール。
その名も「すぐ使えるCGI Perl環境調査CGI」というツール。O/Sから Perlのディレクトリ、使えるモジュールのチェックまで、実行することでほぼ必要なデータは揃う。
今日の写真は名前が形そのものの花。「チロリアンランプ」(ウキツリボク)。天地創造神が戯れた?としか思えない何とも面白い形をした花だ。

2013/05/12
 
jpg画像 久しぶりの雨(img853.jpg)
-853- 久しぶりの雨

今日は朝から本当に久しぶりという気がする雨。
<お天気仕事>という訳ではないが、この間まで自作していたサイトマップで忘れかけていた Perl言語を少しだけ思い出したので、リハビリついでにほとんど利用されてはいないが掲示板のプログラムに、スパムの検出アルゴリズムを少し追加。実際の読者の書き込みの10倍以上スパムの書き込みで、しかもそのスパムのほとんどがロシアとかウクライナなど旧ソビエト地域の IPなので、IPアドレスから国記号を検索して対象の国からの書き込みの場合は一括書き込み禁止にしてみた。(逆に日本だけを許可するという方が正解かもしれないが、万が一 イヤ 億に一? アメリカとかの日本人が書き込んでくれるかも・・・という根拠のない期待を捨てきれなかった)
use IP::Country::Fast; を使って
 my$reg = IP::Country::Fast->new();
 my$ctrycode = $reg->inet_atocc($host);
という 2行だけで、$hostにドメイン名やIPを入れてやれば $ctrycode に JPとか USとかの国記号が返される Perlならではの便利さ。でもちゃんと働いているかの確認は? ロシアのプロキシを使うとか? とりあえずテストプログラムを作ってそこに IPを記述して確認してみた。
今日の写真は、昨日の花とはかなり趣が異なるがこれもカタバミ? 花の色は綺麗な黄色。最近の園芸種は品種改良が激しいせいか同じ種類でも色や形が少しずつ違っていて名前のわからない花が多い。

2013/05/11
 
jpg画像 新しい依頼?(img852.jpg)
-852- 新しい依頼?

昨日、久しぶりの電話があった。3年以上前に何度か話をしたことのある会社の社長から。
どうやらビジネスが広がるアイデアを欲しがっているらしい。こうしたこともあろうかと 2~3のアイデアは既に考えてあった。気に入ってくれるアイデアがあることを祈って、詳しくは来週会って話を聞くことにした。大企業は優秀な(実は発想力という点に関して言えば、経験的に優秀な人間は大企業でもそうは多くないが)人間は自前で揃えられるが、中小 とりわけ社員数 数十人の会社では、何かしようにもアイデアがないというケースが殆んど。
時節柄もあるんだろう。太公望よろしく、営業も宣伝もしないでいるが、「天下」は釣れなくとも 面白い話は時々持ち込んでくれる。ありがたいことだ。
今日の写真は、花の名前はよく分からない。Webで似た画像を調べると「オキザリス」とか「カタバミ」という花が近そうだがよく分からない。

2013/05/10
 
jpg画像 IEの不正インストールアドオン(変な表示)(img851.jpg)
-851- IEの不正インストールアドオン(変な表示)

昨夜、インターネットエクスプローラ(IE)で自分のページを閲覧中に IEのウインドウ下部に、「PCがクラッシュ寸前!」とか「PCの性能が低下している」とか、かなりキワドイ

警告表示がポップアップした。一瞬、「えっ!サーバーが感染した?」と慌ててHTMLのソースを眺めたが該当部分付近にはそれらしいコードは見つけられない。冷静になって何度か表示を更新してみるとその度に内容が変わり「Microsoft認定」なんて一目瞭然のイカサマ表示もあり内容は明らかな ワンクリック詐欺系のものと分かった。しかも表示されるのは IEの画面だけで、FireFox などで同じページを表示させても正常だから、サーバーは勿論 PCそのものが感染したのでも無さそう。
慌てずに、IEのツールからアドオンを調べると、画面表示中にある「Trust rating」云々のアドオンが最後の方にある。とりあえずその前後のアドオン 3つほどを「無効」にして様子を見たが、表示は出なくなった様子。
そう言えば・・・と思い当たった。2日ほど前に、MP-3の 編集ツール(mp3DirectCut)をインストールした際に、余分な窓が前面に表示されたんだが、ちょっと急いでいたのでよく確認せずにクリックしてしまってから気づいて慌ててそのウインドウを消して正規のインストールのウインドウでインストールを続行したんだが、あの時に変なアドオンかアプリをインストールされてしまったらしい。
表示は出なくなったものの、不正アプリが残っていればいずれまた表示されるだろうからと、コントロールパネルの「プログラムの削除」で確認すると「Yontoo」という見慣れないアプリが 2日前にインストールされている。ハハ~ン と、これを完全削除。 どうやらYontoo LLCという正体不明の組織の広告アドオンをインストールする実行ファイルらしい。アンチウイルスの Avastをフリーで使っていて、ウイルスソフトならダウンロードした時点で発見してくれるのでつい気を緩めてしまった。アドオンだと表示する先のURLまでチェックしないと不正なアドオンかどうか確認できず、表示内容はサーバー側で勝手に書き換わるので検出は困難なのだろう。表示で誘導された先でワンクリック詐欺に引っ掛けるという悪質な手口らしい。表示に騙されなかったので実質被害はなかったが、くれぐれも アプリのインストールは落ち着いて、ワンステップずつ確認しながら進めないと・・・といういい教訓だった。
今日の写真は、満開になったニセアカシアの花。何時もは道路を挟んで向かいの中学校の校庭の花をベランダから見下ろして撮影していたが、今年は連休最後の日に中学校の反対側に出向いて市営野球場の駐車場から見上げて撮影。もう少し花の房の形をはっきり撮影したかったが、花の位置が高すぎてかなりな角度で見上げなければならず x5Zoomではこの程度にしか撮れなかった。

2013/05/09
 
jpg画像 プチ修理(img850.jpg)
-850- プチ修理

修理というと若干違うような気もするが。
何処かに書いたように、20代の時のように寝るときに睡眠導入剤代わりでMP-3プレーヤで音楽を聞きながら寝ている。実に寝入りがスムースで調子がいい。
しかし、最近そのMP-3プレーヤの ACアダプタからノイズが出ることに気づいた。音楽が鳴っているときは気付かないこともあるが、スリープタイマーで音楽が終わり夜中にふと目覚めた時に、あれっ耳鳴りかな? と思ってしまう程度の、高音のノイズなんだが、気になりだすと気になる。
どうやら ACアダプタのコイルか何かが振動している様子。しかしACアダプタはケースが融着されており開けられない。開けることも選択肢にはあったが、常時電源を加えているだけに、何かあったら困るとも思いそのものの修理は断念した。
で、机の引き出しを探すと 5VのACアダプタは 4つも出てきた。そのうちの一つのコードを途中でちょんぎって、MP-3プレーヤの充電用ケーブルのコネクタに付け替えた。
これでノイズを気にしないで寝ることが出来る。
写真は、「タニウツギ」だろうか? よく分からないが、葉は桜の木に似ているが木はウツギのように地表に近いところを這っている。花はサクラよりもオシロイバナのような形に近い。半月ほど前から咲きはじめたが、花季が長くまだ咲いている。

2013/05/08
 
jpg画像 奇妙な果実(img849.jpg)
-849- 奇妙な果実

写真は散歩道の途中の公園のロウバイの木に見つけた「奇妙な果実」。奇妙な果実・・・と言うのは確かビリー・ホリデイの歌にあった気がするが、人間が木の枝から垂れ下がっている情景を歌っていたような・・・・そんなこととは全く関係ないが、つい思い出してしまったので横道に逸れた。白く垂れ下がった部分は最初は虫の卵でも入っているのかと思ったが、数日観察して達した結論は 実が育つ過程で鳥などに突かれたか元々の奇形なのか、実の果肉の部分が半分ほどなくなってしまい、種が最初から露出してしまったらしい。白く垂れ下がっているのが恐らく種でこれから段々に実がいっていくのではないかと思う。種の周りに普通の実(手前の上向きの実が普通の形状)の先に付いているヒゲのようなものが見えるのでそんな想像をしている。それにしてもクラゲを想像させるような何とも奇妙な「果実」だ。

2013/05/07
 
jpg画像 大型連休終わり(img848.jpg)
-848- 大型連休終わり

今日で大型連休も終わり。
毎度のことながら、連日お休みに近い私は連休だろうとウィークデーだろうとあまり関係ないが、それでも長女が会社に行くか行かないかは生活のリズムに影響がある。
今朝はゆっくり目覚めたがそれでも家族より早かったので、一人でカメラを持って散歩に。もう日差しが強く汗ばみながら。
早速、トカゲやアゲハチョウを見た。写真は何とか撮影したアゲハチョウだが、ピントはかなり外してしまった。じっとしていてくれる花と違って、人間が近寄ると逃げてしまう動物や昆虫は撮影が難しい。もう少しAF動作が早くレリーズタイムラグが短いカメラが欲しいところだが、永年の職歴か?カメラは買うという気がおきない。

2013/05/06
 
jpg画像 LED電球(img847.jpg)
-847- LED電球

暫く花の写真が続いたので、中断して。
我が家は 9年前にここに引っ越した時、ほとんどの部屋の照明は白熱灯だった。しかし比較的最近の作りなので、照明はふんだんに設置されており夕方から夜中にかけて使われている照明用電力は合計で 400W前後もあった。引っ越して間もなく、自由業に転じたこともあって、節約志向+環境問題からその電球が切れる度に電球型蛍光管に切り替えてきた。しかし、蛍光管式の電球は点灯直後が暗いものが多く、家族からはすこぶる評判が悪かった。私は使用電力が 1/4~1/5程度になることを考えれば、点灯直後 1分程度の暗さは全く気にならなかったし、値段も寿命や電力を考慮すればリーズナブルだと思っていた。そしてすでに交換した蛍光管式電球の寿命も長いから、いずれ LED電球も蛍光管式のものに値段が近くなるだろうから、それまで待って切り替えようかと思っていた。
しかし連休で結婚した娘が帰ってきて照明の明るさでちょっとしたやり取りがあり、時期尚早と思いつつも、仕方なく昨日 LED電球を探して近くの家電店やホームセンターを 5店ハシゴした。結果わかったことは、売れ筋の 普通の電球タイプのものは 60Wタイプで 1,000円を切ってきたが、ダウン照明やボール型などの形が特殊なものはまだ 2,000円~4,000円程度するということと、根は同じだろうが特にボール型についてはまだまだ種類が少なく選択の余地が殆ど無い。値段は同じ照度なら使う LEDの数や種類は殆ど変わらないはずで、ちょっと高すぎるとは思ったが、仕方なしに 居間のメインの照明用 ボール型 4個と、玄関のダウンライト型 1個を購入。因みに上の方の ボール型 60W相当が 9Wで 2,480円(K's電気)、下の ダウンライト用が 11.4Wで 1,980円(ノジマ)。電球と比較すればいずれ電気代で回収できるとは言うものの、まだ使える蛍光管式と交換したことを考えると思わぬ出費だったが、取り替えた後の明るさは家族に好評だった。
しかし、今日になって価格comで調べると まだ価格comも電球型LEDについては表示の仕方がこなれていないというか、調べたい商品の比較がしづらい。例えばボール型で照度○○lm というようなカテゴリーで比較したいのに、口金口径と照度や配光角しか選択できないので見づらい事この上ない。まだまだ市場は宣伝ほどには LEDに移行していないんだろうか?

2013/05/05
 
jpg画像 Perl 更に続く(img846.jpg)
-846- Perl 更に続く

昨日記したように、1日 1回自分で更新しなくとも、あるページが閲覧されたらサイトマップが更新されるような仕掛けをして記録をしてみた。
但し、1日 1回では結果が分かるのに時間がかかるので、86400 > 3600 として 1時間に 1回。記録は以下の様な感じ。
Sat May 4 01:04:51 2013 :: auto exec done :: 357
Sat May 4 02:48:15 2013 :: auto exec done :: 357
Sat May 4 07:36:45 2013 :: auto exec done :: 357
Sat May 4 10:25:25 2013 :: auto exec done :: 357
この場合、私のトップページに<IMG src="">文を置いたので 真夜中も 1時間毎とまでは行かなかったが、一応夜中も狙い通り起動している事がわかった。
これで本格的に設置できる。
今日の写真は、近くの公園の藤棚のフジの花。別のフジの花の写真は半月ほど前にアップしたが、こちらの方が記憶に近い開花期。数日前の夕方、ジョギング中に花の香が漂ってきたので、翌朝の散歩の時 何の花か確かめたらどうやらこの藤の花だったらしい。太陽光を透かしたフジの花と若葉の色を見ると、5月だなぁ と思う。私の誕生日も間もなくだ。

2013/05/04
 
jpg画像 Perl 続く(img845.jpg)
-845- Perl 続く

昨日の続きで Perlメモ
サイトマップの更新を自動で 1日1回程度やる方法だが、実際にはテストしてみるといくつかキモがあったのでそのメモ。
例えばあるHTMLページが閲覧された場合、sitemap.cgi というPerl記述のCGIを起動する場合は アクセスカウンタなどと一緒で IMGタグを使って < IMG src=" URL "> などとやる。で、CGI側なんだけれど、一般的には 不用意な実行をされないように 頭の部分でパスワードチェックをしていると思う。アクセスカウンタの場合はカウントアップだけだから無制限に実行されないと困るが、一般のプログラムだと逆に万が一環境設定などが書き換えられては困る。だからパスワードチェックの後ろにサイトマップ作成ルーチンを記述してあると、折角 CGIがコールされてもサイトマップは更新されない。
そこで、サイトマップ更新のサブルーチンだけは パスワードチェックでNGとなっても終了コマンドの前に実行されるようにしておく。

# サイトマップの更新日付をチェックして、現在時刻との差が 24時間以上なら以降を実行する

my$modtime = (stat("sitemap url"))[9] ;
my$timenow = time;
if(($timenow - $modtime) > 86400){
&make_map;
}
exit;

のような感じで。くれぐれも サブルーチンの中に端末から操作が可能になるような実行文は書かないこと。
今日の写真は、やっと 4月中に撮影した白い花の写真が終わったので、紫の花。ツリガネスイセンだろうか? 背丈 30cm くらいの小さな花だが、低木の蔭でよく見かける。光の加減で紫が薄くなってしまったが、実際にはもっとずっと濃い色だ。

2013/05/03
 
jpg画像 Perl(img844.jpg)
-844- Perl

昨日の続きで Perl/CGIの話。
1日1回の実行プログラムをどう実現するかなんだけど、WindowsのようなO/Sならタスクスケジューラで起動時間を定時で指定したり出来るんだが、レンタルサーバー上のプログラムではそうも行かない。起動しっぱなしにして時間が来るのを待つ、というのもその間資源を抱え込んでしまうのでサーバープログラムではご法度らしい。
で今のところ案は2つ。 一つは、アクセスカウンタのCGIに時間をチェックするプログラムを仕込んでおき、ある時間を過ぎてまだ該当の外部プログラムを起動してなかったらそのCGIを呼ぶというもの。アクセスカウンタはページがアクセスされた度に起動されるので、ほぼ目的は達せられる。
2つ目は、Windowsの端末のスケジューラに目的のCGIにアクセスする記述をしておくというもの。こうすれば、Windowsの起動中なら(起動していなければ起動後に)該当のCGIが呼ばれて実行されるので、こちらもほぼ目的は達せられる。
どちらもあまりスマートではないが、まぁ日曜プログラマーならこの程度でいいか。
今日の写真は、まだあった4月中に咲いた白い花。ツツジ。透明感のある真っ白いツツジの花は個人的には花の数などのせいか他の白い花より清潔感があって好きだ。

2013/05/02
 
jpg画像 何度目かの Perl(img843.jpg)
-843- 何度目かの Perl

ホームページをアップしていて、Google などの検索順位のアップのため(SEO対策)サイトマップというホームページのURLのリストファイルを作る必要がある。このファイルは1つずつ 手で打ち込んでもいいが、何百ページにもなるととてもそんなことはやっていられない。
自動になると、Webサービスでリンクを辿ってリストを作ってくれるサービスがあるので、そこから出来上がったリストファイルをダウンロードしてきてもいい。あるいは、フリーウェアで Webのコピー元である PCのHDD上のHTMLファイルをリストしてくれるものもあるし、サーバー上のファイルのリスト作成は Perlなどの Webアプリでもあるにはある。しかし、更新日付情報などを入れたり、自分の気に入った仕様のものはやはり自分で作るしかない。
私も今までは 一旦 Webのサービスを利用してリストを作り、その後の変更は手で追加や修正を加えていたが、例えばこのページのように 頻繁に更新するページの更新日付をその度に書き換えるのはついサボってしまい、暫く放置することが多かった。
そこで今回、1日 1度 このサイトマップを自動で作り直すツールを作ろうかと思い立った。しかも、このページは CGI経由で直接 Web サーバー上のファイルを書き換えているので、ローカルのコピーのリストを生成しても意味が無い。そんな既存のフリーウェアは探した中ではやはり無かった。シェアウェアならありそうだが それに 5千円を払う気はない。で、参考になりそうなフリーの素材をダウンロードして、それの改造で作り始めた。もう殆ど忘れかけた Perlのコマンドを思い出しつつ、四苦八苦しながらも 1週間強でおよそ出来上がったんだが、それでサイトマップを作ってみて、今度はそのリストの中にどこからもリンクされていない孤立状態のページがあることに気づいた。
理由は、表示テストでアップして削除を忘れたり、中には折角ページを作ってアップしたもののリンクを忘れてしまったページなんかもある。
で、今度は サーバー上のそんなリンク切れの孤立ページをリストしてくれるツールが欲しくなった。そんなものがあるかどうか疑問だったが、こちらは個人使用ならフリーという便利なツールが見つかった。早速ダウンロードしてきて自分のサイト上に設置してみたが、法人や商用は 5,000円ほどするというだけあって結構出来のいいツールだ。
今日の写真は「白い」オダマキ・・・・だと思う。これで一通り 4月に撮影した白い花は終わり。

2013/05/01
 
jpg画像 イオン濃度で地震予知(img842.jpg)
-842- イオン濃度で地震予知

先日の淡路島地震の予報が出ていたという記事があった。毎日新聞ネット版のニュースによれば、NPO法人「大気イオン地震予測研究会」が国内 17箇所で測定している大気中のイオン濃度が通常値 1000以下 >> 12万個と急上昇し、「淡路島を中心としたマグニチュード(M)5級の地震が発生する」との予測を発表していたらしい。しかし、上記NPO法人の公式HPには何も掲載されていない。どうやらよくある広報活動は二の次で、測定して自己満足している類の団体かも知れない。 ただ、力を受けた岩盤からイオンが放出されるという現象は他の予知方法よりも可能性は高そうな気がする。イオン濃度が上がれば大気自身の電界が不均一でレンズのようになってFM電波の伝搬にも影響するはずだから、八ヶ岳天文台の電波観測による予知とも相関はありそうだが、電波で間接的に調べるよりは地域が限定しやすい分観測点さえ増えれば確率は上がるかもしれない。FM電波の伝搬は、広い地域をカバーしやすそうだが、逆に正確な地域や発生時期の特定が難しそうな気がする。両方共南海トラフのような深海底での地殻変動は岩盤上に海水=電界遮蔽物質があるので難しそうだけれど。両方を旨く関連付けるのがいいと思うが、旧来の地震学者を含めてそれぞれの学者のセクショナリズムが邪魔をしているんだろう。なんともはや・・・
写真は 昨日のスズランと同じ仲間のナルコユリ?だと思ったけど ナルコラン(アマドコロ)?かも知れない。写真をとるときはナルコユリだと思って茎を触らなかったので、分からない。ネットでも、結構あやふやで間違った記事も目に付く。茎が角張っていればナルコラン、丸ければナルコユリらしいから、今度通った時に触って確かめよう。

2013/04/30
 
jpg画像 スズラン(img841.jpg)
-841- スズラン

今日でゴールデンウィーク前半が終わり。今年のゴールデンウィークは前後で綺麗に別れ、中3日平日が挟まる。前半はとりあえず天気も良くて気持ちいい休みだった。
さて、写真だけれど 4月は花の季節で、とにかくたくさんの花が咲くのでこの 1件/1日の e日記ではアップしきれない。まぁ 1日 2件アップしてもシステム的には問題ないんだけど。
今日の写真は、また白い花。 スズラン。小さくて、色も形も可憐な感じの花だけど、確か根には毒があったと思う。

2013/04/29
 
jpg画像 白いジャスミン(img840.jpg)
-840- 白いジャスミン

まだまだ白い花が続く。
黄色いジャスミンは昔住んでいた藤野の道沿いにも植えてあって、一斉に花が咲くと当たり一面に香りがした。この花は、並木沿いの民家の塀の中から外に垂れ下がっているツルの先に咲き出した。数日前から、赤い蕾が膨らんでいたので、そろそろだろうかと毎日待ちかねていたら2日ほど前に1輪が咲き、この写真を撮影したのは昨日。鼻を近づけると私の鼻ではかすかに匂いが感じられる程度。まだ一分咲きにもならないくらいで、満開になると相乗効果でもっと強くなるのだろうか。それとも開花してしばらくしないと匂いが強くならず、そのためまだ弱いんだろうか?
中央林間の駅そばのビルの垣根のところに咲いていたジャスミンは、何も知らずに歩いていたのに私でも匂いで気づいたくらい強い香りがしたことを思い出して、後ろを通り過ぎる散歩の人たちの視線を気にしながら観察してきた。

2013/04/28
 
jpg画像 連休突入(img839.jpg)
-839- 連休突入

大型連休に入った。と言っても、ほとんど毎日連休の私には関係ない。
今朝も、何時もと同じ時間に目が覚めてしまって、散歩に出かけた。今日の写真は、随分前にハナズオウの紫色の花をアップしたけれど、色違いのハナズオウ。白い花だ。工事完了した並木道に新しく植えられたらしい。近くに5本ほど植えられていて、早く咲いた木はもう3週間くらい前から咲いていて、そろそろ姥桜になりつつあるが、この木は最近咲いたので今が盛り。

2013/04/27
 
jpg画像 カラー(img838.jpg)
-838- カラー

昨日まで白い花をアップしたので白い花繋がりで。
道路端に咲いているカラーの花。家の鉢植えも芽を出して葉が広がってきたが、まだ花芽が見分けられない。
ところで、今日の朝日新聞の地方(神奈川)版に、横浜の東神奈川にある田中屋の記事が載っていた。広重の東海道五拾三次の神奈川宿の絵にも描かれているとかで、今ではビルに囲まれた昔ながらの料亭だが、坂本龍馬の恋人のお龍さんが中居として勤めていたということで有名な店。一昨日の記事で東芝の人事の話を書いたが、件の人たちによく連れて行ってもらった店で、その際 女将も必ずその逸話を話して聴かせるので、何度か聞いた記憶がある。一度自分のポケットマネーでも行ったことがあるが、やはり使う金の桁が違ったと見えてそれなりの料理と扱いで、それ以降は行ってない。

2013/04/26
 
jpg画像 ハルジオン(img837.jpg)
-837- ハルジオン

荒地などどこにでも咲いている雑草だが、名前を知らなかった。ヒメジオンという花とハルジオンという似た花があるらしいが、この花は葉の付き方などがハルジオンだと思う。
今回、よくよく見たら蕾のうちは先端が少しピンクがかっている。小さな菊のような花だが外来種で帰化植物らしい。花の雰囲気に似ず、繁殖力が強く侵略的外来種ワースト100に指定されているとか。道理でどこでも見られるわけだ。

2013/04/25
 
jpg画像 ウツギ(img836.jpg)
-836- ウツギ

東芝のトップ人事が色々憶測を読んでいるらしい。しかし今日の新聞記事で次期社長に内定した名前を聞いて「エッ」と思った。一旦顧問になった室町元半導体部門長が「返り咲く」とか。原子力部門とその他家電部門の間で綱引きをした結果らしいが。10年ほど前に、メディアの件で何度か交渉した際には事業部長としてテーブルについており、宴席も1度ならず一緒だった人だ。と言うことは、当時の交渉のカウンターパートナーだったKさんも昇進かな? などと想像をたくましくしてしまう。もうどうでも関係ない話ではあるが。
写真は空木だと思う。あまり縁起が良くないらしいが、一斉に花開くとコメザクラのように白くて綺麗な花。

2013/04/24
 
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-835- タンポポ

隣の公園に半月ほど前に咲いていたタンポポ。
日当たりのいいところはもう1ヶ月前くらいから咲いていた。今咲いているのは少しだけ日当たりが悪い草むらのタンポポ。タンポポも種が落ちた場所によって随分と幸・不幸が左右されているような気がする。でも早く咲きすぎると、遅れ雪など思わぬ災難にあったりもするから、今咲いたほうがいいんだろうか?
手前の花に止まっているのはハチではなくてハエのような気がする。

2013/04/23
 
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-834- 地震予知幻想?

紫の花繋がりで 大根の花。
今年は異常気象なのか、すべての花が早く咲き始めているような気がするが、この花も もう1ヶ月近く前から咲いている。
ところで、今日の朝日新聞の「声」欄に 長野県に住む大学教員の人の投稿が載っていた。1週間ほど前の震度6強の淡路島の地震を別の専門家が「この地震だけで東南海トラフ大地震との関連は判断できない」と発言したのは問題だとしている。つまりもう何回か地震が起きれば関連が分かると誤解される発言であって、現在の地震学の実力ではこうした関連は巨大地震が起きた後でなければ分からないというのが大部分の地震学者の共通認識で、この認識を超えた発言は地震予知に余分な期待を抱かせるものであると戒めている。
何度もこの日記で専門家と称する人たちの「予知が出来るかの如きコメント」を問題にしてきた(ここここなど)が、やはり世間的な常識を持った専門家もいるんだと、ちょっと安心した。

2013/04/22
 
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-833- 嬉しい知らせ

1週間前に飲んだ学生時代の友人から Cメールが届いた。一緒に飲んだ友だち4人に例の足踏み器を配ったんだが、その友人は本人もながら奥さんが体の調子があまり良くないらしい。丁度その時は予定の一人が欠席で、余った分と合わせ彼には2つ上げた。
その彼から今日 Cメールでお礼とともに、「毎朝 4分踏んでいるけれど、朝から快便で夜もぐっすり寝られて、手放せなくなりました」とあった。私は特に便秘などほとんどしないので気にしていなかったが踏んでいるうちにオナラが出ることはよくある。だから朝食の前後で踏めば、便通が良くなるとは思う。
嬉しくてまた配るのを止められなくなってしまった。
今日の写真は紫の花の続きで 花壇の隅っこで 数日前に見つけたムラサキツユクサの花。名前から 梅雨の時期に咲くような気がしていた。4月中にもう咲くなんてちょっと早すぎる気もするが。

2013/04/21
 
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-832- ネットワークの問題

ホントにタマになんだけれど、インターネットの閲覧が切れることがある。デスクトップ機(Win7)で、突然「インターネットエクスプローラーではこのページは表示できません」のようなメッセージが出てしまう。現象は不定期で1回/1日くらい起きることもあれば、2~3週間くらい起きないこともある。その度に、コンパネから[ネットワーク接続の管理]を開いて「無効」を一旦クリックし、その後もう一度「有効」に戻すことでネットワークアダプタをリセットする。起動するだけでリセットしてくれるツールもあるが、そのためにわざわざインストールするのも・・・・という気がして使っていない。
と思ったら、LANアダプタ(Realtek PCIe GBE Family Controller)のドライバーの更新があったのでアップデートしてみた。発生確率が高くないだけに結果がわかるのは暫くかかりそうだが、期待してみよう。
今日の写真は、「オダマキ」? 散歩中に 2~3箇所で見る花だけど、茎や葉っぱが覚えている形と違うような気もする。正確な名前は知らない。

2013/04/20
 
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-831- ハナミズキ

#824にもハナミズキの写真をアップしたが、こちらは随分と派手なハナミズキ。桜並木の工事が終わったところに植えられていた。

2013/04/19
 
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-830- ボーイング:運行再開

どうやらボーイング787が運行を再開するらしい。
原因の特定ができないままに、発熱の対応策だけでFAAや国交省も再開を認めるらしい。このまま運行再開が伸びればアメリカの国家的企業ボーイング社の浮沈に関わるだけに、形式にとらわれないいわゆる政治的判断が下されているようだ。まぁ、これだけ騒がれたんだからよもや最悪の事態は起きないだろうけど、発熱・発煙事故は再発するだろう。
ところで延焼防止策を取り入れたらしいが、その延焼防止策の効果を実際にバッテリーを発火させて確認したんだろうか? また机上、図面上での判断なんてことはないだろうなぁ? 昔、開発をしていた頃、よく出くわした事例だけれど、正規のルーチンは何度となくデバックするのに、エラー処理ルーチンはコーディングしただけでほとんどテストしていない設計者がいた。通常、エラー処理は完成後の製品の使用状態では意図的なエラーを起こすことが難しいだけに、品質保証テストなどには期待できない。例えばギヤの回転が異物の混入などで止まった場合、一定時間でモータへの給電を停止し発熱を防止する等というフェイルセーフはデバック段階でないとテスト出来ない。電池の発火も色々なケースが想定されるだけに、実際の機体を使用して発火させたテストでないとまずいと思うんだけど。
今日の写真は、秋口にも紅葉で写真をアップしたモミジの樹。この時期だけは若葉も紅葉よりも真っ赤な色に色づいて綺麗だ。実はよく見ると小さな花も咲いているんだが、葉っぱの色に幻惑されて通常花には全く気づかない。写真ではより赤が強調されて彩度が上がったみたいで、実際はもう少し茶色掛かっていたと思う。

2013/04/18
 
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-829- 白いヤマブキ?

淡路島に続いて三宅島でも地震が頻発し始めた。昔は小さな地震が起きているうちは大きな地震は起きないだろうとタカをくくっていたが、東日本大震災以降、そうでもないらしいと分かって心配が増えた。今はどの辺りに一番歪が溜まっているんだろう。いつ起きるかなんて予知は期待しないが、それくらいは地震予知委員会の責任として早々に明らかにしてほしいものだ。
今日の写真は鬱蒼とした桜の古木の下に咲いていた白い花。最初はカジイチゴかとも思ったけれど、どうもヤマブキの白い種類で「シロヤマブキ」らしい。どっちもバラ科だから似ていても不思議はないが。葉っぱをもいで潰して匂いを嗅いでみたが、黄色いヤマブキの葉っぱは昔子供の頃に嗅いだことのある匂いを思い出したが、こちらは若干生臭い感じ。実が成ればはっきりするが。

2013/04/17
 
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-828- フジの花

とりあえず写真だけ。
散歩道の北側の突き当たりにある藤の花。10日ほど前から咲きはじめたが、丁度満開になった。重いほどに見事な房だ。カメラと光線の関係で、紫色が若干薄くなってしまった。近くの人の話では肥料も手入れも何もしていないとか。

2013/04/16
 
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-827- 同級会

去年 10月に集まった仲間が、あの時は出席できなかった地方に住む別の同級生が上京するというので 五人集まった。その彼とは私は卒業以来・・・・というか在学中だって学科が違っていたから最後はいつ会ったかなんて覚えていないが、優に40年は会っていなかったことになるが、面影はきちんと覚えていた。まぁ同級会の度に風の便りで、地方のダム建設現場で現場監督しているとか、パキスタンやアルジェリアのインフラ工事で現場監督しているとかの噂は聞いていたので、そんなに会っていなかったという気もしない。話によれば、アルジェリアに行ったのは去年のテロのはるか以前、しかも彼の専門は石油施設ではないので砂漠地帯ではなく海沿いで、地中海マグロがとびきり美味かったとか。危険という意味では軍隊に常に守られていたパキスタンのほうがずっと緊張していたらしい。
またいつも通り東京駅に集合して、そんな話を聞きつつ明るいうちから居酒屋に直行。そしていつもの通りビール3杯、焼酎 2杯、日本酒少々と飲み過ぎたが、飲んだ帰り道の春の風が柔らかい感じで気持ちよかった。
今日の写真は工事の終わった桜並木。何とも味気ない風景になってしまった。工事前とくらべたら歴然としている。

2013/04/15
 
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-826- 淡路島地震

昨日 淡路島でM6.3の地震が起きたという。この地震の震源は今までに確認されていない断層らしいというニュースが今日の朝刊に乗っていた。
このページでも再三に渡って、岩盤というくくりでみればパイ地のように脆い日本列島の乗っかっている岩石がプレート移動の複雑な力を受けた時「本当に活断層以外、地殻変動は起きないのか?ズレないのか?」と疑問を呈してきたが(ここここ)、図らずも実際に活断層とはされていなかった場所で起きて、新たな地割れや段差なども起きているらしい。断層のズレ方も近くの阪神淡路大震災の野島断層は水平方向の横ズレに対して、今回は東西からの押し合う力による縦ズレと全く異なった断層の動き方だとか。
まぁ、実際に新しい断層かよく調べたら地下に埋もれていた過去の断層なのか、真偽はかなり時間がたたないと判明しないとは思うが、少なくとも今までに活断層とは分かっていなかった場所で起きたことは事実。さて、この事実を「活断層上<だけ>は原発施設は認めない」という原発での「活断層判断」にはどう反映するんだろう?
今日の写真は同じ木で、あるいは同じ花で白とピンクの花弁が混じっている珍しいツツジ。色が混じって薄ピンクにならないで色分けされてしまっているけど、DNAだけで決まらない花弁の発色のメカニズムってどうなっているんだろう?

2013/04/14
 
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-825- 中国と北朝鮮

一昨日書いた、北朝鮮動向に関して。
有名な韓流歴史ドラマによく中国の明朝が朝鮮王朝の王の後継問題を承認するとかしないとかの話題が登場する。彼の国が何時も中国の支配下にあるか、ない場合でも意向を気にしながら独立国家を維持してきた歴史がよく現れていると思って見ていた。一方、万里の長城の由来の番組を見ると、その中国の側にしてもはるか歴史の以前から北方の騎馬遊牧民族(匈奴)の脅威からどのようにして国を守るかに腐心してきた歴史がよく分かる。少なくとも秦の始皇帝の時代に遡るというから、日本では弥生時代・・・恐らく卑弥呼よりもずっと以前の時代から、日本で言えば九州と北海道よりも遠く離れた辺境の地にまで兵を派遣して、とてつもない長城を築かざるを得なかった国家・民族事情がよく分かる。
朝鮮半島とは逆に中国は、周辺民族とどのように付き合うか、常にその政略・戦略が国を安泰に維持する重要な要素だったということだろう。しかし、興味深いのは多くの場合朝鮮半島は完全に征服しないが朝貢はさせるという<独立させつつ影響下においてきた>という歴史だ。どうも、地理的、民族的に完全に征服してしまうよりある程度の自治を認めつつ、己に害を及ぼさないようにコントロールする方が好ましいというのがひとつの結論に成っているのではないか?
それが今、北朝鮮は金正日から金正恩に世帯交代した途端、コントロールが極めて困難になりつつある印象が強い。なにより中国と言えども、針の一突きでマグマが噴出するような政情不安な北朝鮮が核やミサイルを保有することは望んでいないと思われる。かつての日本がそうだったように、その国の軍部が独走を始めつつある時、中国としても今までにない対応を迫られることになるような気がする。アメリカもかつて中南米を始めとした幾つもの国で仕掛けたように、中国は選択肢の一つとして事実上亡命中の金正男擁立を画策しているという読みも、あながち一笑に付せない真実味を持って聞こえてくる。大国が自国の利益のため、或いは不利益要素排除のため、他国の政権交代を巧妙にコントロールするというのは歴史上ではよくあることだから。
今日の写真はハナミズキだと思うが、早い花は 10日ほど前からすでに咲きはじめた。ハナミズキにも花の大きさが色々種類があるようで、この木は比較的大きな花をつけている。

2013/04/13
 
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-824- とりあえず

写真だけ。
2週間ほど前の撮影になるが、「ヒサカキ」という榊に似た木に花が咲いていた。遠くから見ると花が咲いているというより虫の糞か何かがくっついているようにしか見えない。近づくと一つ一つの花はお椀型で直径が 3mmほどと小さく可憐なんだけれど、集まると顎(がく)なんだろうか、花を覆っていた部分が落ちて汚い感じでけして綺麗とはいえない花。

2013/04/12
 
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-823- アメリカが朝鮮半島から撤退する?

突然標題を読むと「エッ」と思ってしまうが、日経ビジネスに掲載されている米国が韓国に愛想を尽かす日という記事を読んで、さもありなんと思わず頷いてしまった。
歴史的、地政学的、軍事的どれをとっても、このまま米国が韓国に駐留することのメリットはデメリットよりも少ないという指摘。更にはその一つ前の連載保守派も「米中二股外交」を唱え始めた韓国という記事では、韓国の国内世論もそれに呼応した動きをしているという。
私の世代は、第2次世界対戦が終わって朝鮮戦争も南北朝鮮の分断で固着し、戦争といえばベトナム戦争だけが一番身近だった。身の回りは概ね平和な世界しか知らずに今まで過ごしてきて、世界情勢はいつまでもこのまま続くと思ってしまっていることに気付かされた。しかし、ここに来て北朝鮮が西側世界の常識からケタ外れた動きをして核・大陸間弾道ミサイル保有という事態に発展してきた変化と、そしてそれを結果的に許してしまっている米国の極東における価値観をこの先に延長して考えたら、あながち荒唐無稽な議論ではないと思ってしまった。
とりわけ、日清・日露などで中国・ロシアが朝鮮半島南端まで進出した時に起きた戦争を考えると、もし米軍が朝鮮半島から撤退し韓国が中国傘下に動いた時に日本がどのような脅威にさらされ、それをどのように凌ぐのか、加えて北朝鮮の今後のますますの脅威まで考えると、尖閣・竹島領有問題なんて消し飛ぶような大きな国益遺失の事態も起きかねないという警鐘が聞こえてくる。
今日の写真は山椒の花。よく見ないと見えないくらいの小さな黄色い花が枝の先にチョコチョコと付いている。

2013/04/11
 
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-822- 久しぶりにジョギング再開

風邪を引いたり出かけたりしていて 2週間ほどジョギングをサボってしまった。3日ほど前には、時間はあったものの身体が重い感じでまだ走る気力が湧かなかった。
今日になって、やっと身体が軽く感じられて走る気になった。気温はちょうど走りやすい温度で走りはじめたが、さすがに 2週間も開くと身体が鈍って走り始めから疲れを感じてしまう。それでも途中からは何とか身体が思い出してくれたように動き出して、日課にしていたいつもの 3Kmを走り終えた。むしろ明日明後日が今日の疲れと重なって辛く感じられそうだが。
今日の写真は月桂樹?の花と思われる。花が咲かなければ榊か何かかと見過ごしてしまいそうな樹だが、3日ほど前から枝の先が黄色くなって花らしいものが咲いている。花は銀葉アカシア(#802)の花に似た黄色い集合花。

2013/04/10
 
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-821- しつこく ボーイング

日本の運輸安全委員会がANAの事故機を使ってリチウムイオン電池の再現テストを行うらしい。エンジンを動かして「トラブルが発生した状況を可能なかぎり再現し、電流や電圧の変化を調べる」ということらしいが、2日間のテストではまず再現することはないだろう。充電回路などの制御系の問題ならともかく、電池の製造上あるいは構造上の欠陥なら、電池も交換しつつ何百回もの繰り返し再現テストを行なって、やっと1度再現するかどうかというレベルの問題のはず。おそらくはGSユアサも徹底的に注意して製造し検査した電池を持ち込むだろうから、ますます再現の確率は下がる。
まぁ電池室などが対策されて延焼を防ぐ対策などが施されるようだから、万が一の場合も最悪の事態には至らないだろうけれど「発熱」事故は今後も発生すると予想している。
それにしてもタイムリーだが、一昨日、昨日と暫く前に録画してあったNHKの「メイドインジャパン」というドラマを見た。日本の老舗家電メーカーをリストラされた技術者が中国企業でリチウムイオン電池を開発し、古巣の老舗メーカーが苦境に陥るというストーリーだが、やはりキモはそのリチウムイオン電池の発火事故という設定だった。結末が綺麗すぎたキライはあるが言葉では言い表せない技術者の心情が描かれていて面白い番組だった。
今日の写真は、珍しい緑色がかった桜。模様替えした桜並木でソメイヨシノやオオシマサクラなどが散った後に、ひっそりと咲いている。ほんのりとした黄緑色の花の色から鬱金(ウコン)という品種名が付いているとか。

2013/04/09
 
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-820- とりあえず

写真だけアップしておこう。
今日の写真は黄梅(オウバイ)。 発音的にどうも蝋梅(ロウバイ)と混同してしまうんだけど、全く違う花。ロウバイの方は#767にアップした花で、1月中から咲いていた花でもっと薄い黄色で葉っぱは花より後から出てくる。
このオウバイの花も今年は早い所では 3月の始めころから咲いていたような気がする。#799でアップした写真も、今考えるとオウバイだったかもしれない。

2013/04/08
 
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-819- 春の嵐

絵に描いたような「春の嵐」が過ぎ去った。この辺りも昨夜はかなりな大雨が降り道路は至る所冠水し、今朝は早朝から一日中暴風が吹きまくっていた。夕方になってやっと風も落ち着いたようだ。
昨夜はベランダの鉢にやっと咲いたチューリップのクビが折れるのを心配して、ベランダの隅っこの吹き溜まりに移動させておいたのが幸いして、今朝一番で見てみたが何とかチューリップは生き延びたようだ。明日の朝の散歩では、至る所新しい花が咲いていそうで楽しみだ。
今日の写真は昨日掲載のベニハナトキワマンサクと同種で色違い、白いひも状の花弁の「トキワマンサク」だと思うが自信はない。同じ種類とは思えないほど、コチラは何とも地味な感じの花だ。

2013/04/07
 
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-818- 2号型完成!

成形の2号型が完成した。
1号型は形状が「粘土細工」然とした状態だったのと、使用する樹脂量が約 450gと多いため、もう少し「工業製品」っぽい形で使用樹脂量も少なくしたいと形状を工夫した。
結果、「工業製品」っぽくなったかどうかは自分ではある程度満足できる範囲だが、重さは約 300gと 2/3 になった。当初、ゴム樹脂の硬度と耐性の確認をしてどこかの町工場に成形外注しようかと考えたが、1日 1個程度ながら、自分で何とか製品として成形する面白さにはまってしまった。
今日の写真は昨日に続いて紅色の花。「ベニハナトキワマンサク」若芽と花がどちらも鮮やかな紅色で目立つ木だ。

2013/04/06
 
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-817- 風邪

風邪をひいたら近年に無く熱が高くなった。
1週間ほど前に娘が熱が出たといって病院で薬をもらっていた。その風邪が感染ったんだろうと思うが、娘が治った途端に私の体調が悪くなった。ちょうど桜が満開のさなかだったが、38.5℃ほど熱が出て 2日ほどは桜を見る余裕もなく寝ていた。昨日あたりから咳や鼻はまだ少しおかしいものの体調は何とか普通に戻った。
しかし、歳のせいか体力はすぐには回復してこない。朝の散歩で以前はかなり早く歩いても何とも無かったのに、今朝は普通に歩いているつもりでも、3Kmほど歩いた後は疲れを感じてしまう。発熱でかなり体力が消耗したんだろう。
今日の写真は「ハナズオウ」という花らしい。まだ咲いているのは 1~2輪だけでほとんどは蕾のようだが咲いているのも色の濃い1cm弱の小さなピンクの花だ。花が密集しすぎて個別の花の形はよく分からないが、どうもマメ科だからエンドウ豆などと同じ鶏の頭のようなこった形らしい。同じ色のマッチ棒の頭のような蕾がびっしり固まっているから、かなり長い間咲いているんだろう。「マメ科」と聞いて、よくよく考えると去年の秋に木の幹に豆鞘が成っている「木になるマメ」として写真掲載した木だったと思い出した。「マメがなる木」では検索できなかったが、今回は花の色や時期などから検索できた。

2013/04/05
 
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-816- 活断層診断

東大地震研が主体の専門家チームが文科省から委託された立川断層の診断の際、中に埋もれていたコンクリート片を見て「活断層の痕だ」と誤発表し、その後土木工学の専門家からの人造物では?という指摘で、誤診断と訂正したという噴飯のニュースが一昨日あった。
このニュースには誰しも「えっ」と驚かされたと思うが、私も最初の活断層というニュース画面でその部分が放映された際に、TV画面ながらコンクリートのような塊だなと思った。その塊の左右の地層も高さが揃っており、なんでこれが断層なんだろう?と疑問を感じたのだ。果たせるかな、まさかの誤診断だったというニュースがまもなく流れた。
まぁ、このe日記でも地震予知などに関しては「専門家」の言うことに何回も疑問を呈してきたので、今回も「またか」以上のコメントはないが、もうそろそろ政府・官僚もこの手の「専門家」の言を盲信して無駄金を使うのを止めてほしいものだ。
中には「誤診断を恐れて研究が萎縮したら困るから仕方ない」という擁護の意見もあるようだが、それは例え確率 3割でも 2割でも正しい予想をしていればの話。プロでは全くヒットを打つ可能性のないアマチュアに「三振を恐れてバットを振らなくなったら困る」と打席に立たせ続けるのに等しい愚策だ。一旦無給のファームに落ちていただいて、しっかり技術を磨いてから、登場願ったほうが双方のためだと思うのだが。
それにしても、今回のニュースを聞いたり、原発の活断層診断の画面を見て思うことは、活断層の判断を深部の岩石層のズレではなくこうした表層の土の層のズレを見て行うことが本当に出来るのかという疑問。確かに現在の技術なら「この断層はおよそ何万年前にズレた」という判断ができることには異を挟まないが、元々崩壊して地震が起きたり地震に連鎖して崩壊するのはこうした表層の柔らかい土ではなくて、地下数 Kmより深い岩石層のはず。その上の土の層は下の岩石層のズレに伴ってズレているだけで、もし土の層が数Kmもあるなら上に達する間には横に 数百mズレたとしても不思議はないのではないか。もしそうなら<原発の半径 1Km以内に活断層がないこと>なんて条件をつけたら、日本の国土に、とりわけ海岸線沿いにおよそ原発が立地できる土地なんて皆無になりそうだ。
今日の写真は、コメザクラとボケの花の競演。赤と白のコントラストが鮮やかだ。

2013/03/30
 
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