e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、商品開発や殺菌などは仕事として関わったため、若干のウンチクなど並べてみたくなります。
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楽 天 の 商 品

-2123- 新型コロナ:サンプリング
= 今日は画像なし m(_ _)m =
今日のニュースで慶応大学病院で、新型コロナ以外の病気で来院・入院する新型コロナについては無症状の人に対して院内感染を防止する目的で PCR検査を実施したら約 6%の人が感染していたと報じられて、感染症の専門家も驚いていた。
ズブの素人の私もここで、市中の感染の実態を知ることは対策の初歩の初歩であって、小難しい議論の前にどうして初歩的な科学的手法のサンプリング調査をしないのか、調査したら悲惨な結果になって躊躇なく対策が打てるのでは?と疑問を呈しておいたが、図らずも別の必要性からそのサンプリング調査が行われたようだ。(今までの経緯から、専門家会議はこの数字を見ても「我々の関知しない調査だから」と無視しようとするだろうけど、そんな悪あがきはもはや長くは続かない)
ここから推測できるのは、「大学病院に来院・入院する人はそれなりに深刻な別の病を持っている人 ≒ 特段病を持たない人から比べたら行動範囲も狭く健康に気を使っている人」だろうから、市中の行動範囲の広い一般の人はもっと感染率が高いだろう、と言うこと。つまり 東京の街角では 10人の通行人・買い物客に会ったら、そのうちの一人は新型コロナの感染者であり、通勤電車のひと車両に 100人の人が乗り合わせたらそのうちの10人は感染者の可能性がある、と言っても過言ではない。
別のニュースでは政府(=専門家会議)もやっと重い腰を上げて、感染の実態把握のために抗体検査を実施する方針に変わったようだが、超のつく鈍重な政府の結果を待っていては更に手遅れになる。検査キットを賛否両論の中一般向けに発売する楽天などは、まずどこかの大学の医療系研究室などと協力して広い範囲の感染サンプリング検査を行い、もっと実態を明らかにしてはどうだろう? この機に「金儲け」の匂いをさせて発売をゴリ押ししたら「火事場泥棒」と非難されかねないが、こうした有益なデータの提供に協力するなら免罪符にはなり得る。こうした正確なデータと、図らずも伝えられる著名人の死亡・重篤な情報が重ね合わさった方が、キレの鈍った首相や首長の外出自粛懇願の会見よりもよっぽど「聞き分けの悪い自己中」の人の心には刺さるはずだ。
2020/04/23