-2122- 新型コロナウイルス:その6 |
新型コロナの国内感染者数が4/04に 3000人超えと書いたが、わずか 2週間ほどしか経たないのに昨日当たり 1万人超えになったという。 そこで、エンジニアリング的に実態を知らずに対策は立てられないと何度か書いたが、やはり PCR検査の検査数が政府トップの指示にもかかわらず増加しないのは何故かという疑問が湧く。これに関して興味深い情報があった。(ワイドショーでも最近厚生労働省の内部情報が漏れ始めてはいるようだが) どうやら、基本には厚生労働省のこうした政策に携わる「医務技監」と言う立場の人たちの、薬害エイズ訴訟で「不作為の罪」を問われ有罪が確定した先輩役人の怨念にも似た抵抗があるらしい。医務技官とは医療行政を決めるために医師免許のある技官のことらしく、人事はキャリアとは別で政治から独立しそれなりの独立が認められているという。 その医務技官と、厚労省と、政府と、更には日本医師会、医師会を主要支持団体とする自民党、それぞれの立場・思惑がぶつかり合って効率的な検査環境の構築がなかなか前に進まないらしい。 こうした下らない三つ巴・四つ巴の構図が国民の命・健康と言う命題を置き去りにしているとしたら憤りしかない。 今日は午前中大荒れの天気、それが午後になって一転青空が広がった。目の前の校庭には大きな水たまりが出来て、見事な逆さ風景が登場した。 |
2020/04/18 |