#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、個人的な思い出や生活、食に関する話題のページです。
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楽 天 の 商 品

-2052- 確定申告
= 今日は画像なし m(_ _)m =
今年もギリギリになって二人分の確定申告。
「カード」と名のつくものはすべからく嫌いな家人の分は郵送で。ネットサービスが出来ればすぐに試したくなる私の分はネット(e-Tax)で。だからどうしても手続きしながら毎年のように両者の違いに疑問が湧いてくる。
郵送(=従来通りの紙提出)だと、年金支給通知やら保険類の納付額証明や本人証明(免許証とマイナンバー通知書のコピー)を貼り付ける必要があるのに対して、電子申告ではマイナンバーとそのパスワードの入力だけで、実際の証明書類は添付しない(XMLフォーマットだから含むことが出来ない)。多分、国税庁のコンピューター上で(システムとしては)年金事務所や法人から受け取るデータとマイナンバーなどを介して照合できるからだろうけど、すべての支払・受取情報がマイナンバーに紐付いているとは思えない(保険類などはマイナンバーを登録した記憶がない)。
何か、「手続きの電子化」と言うお題目のためにXMLに乗らないデータに目を瞑るような便宜的な省略をしているような気がする。まぁ億万長者を除けば個人の納税額なんて微々たるものだし、そんなもののために屋上屋のシステムを作ったところで(画像では文字の自動認識をしたとしても)書類の真偽判断はつかないから、データ量を増やして処理速度を落とすのは本末転倒だと、中途半端なところで手を打ったんだろう。
しかも、支払先などの住所をアルファベット入力しようとしたら「文字数超過」で入力できない。紙データなら文字を小さく書けば、あるいは手書きなら若干枠からはみ出しても関係ないが、XMLフォーマットで整える都合上の問題だろう。海外とのやり取りにに対応できていない(する意思もない?)のはミエミエ。
その一方で、e-Taxはマイナンバーカードの認証のために電子証明書暗証(多分、マイナンバーカードを使うための暗証番号=数字)とかマイナンバーの本人証明暗証番号(番号と言いつつASCIIを含むパスワード)とか、更にe-Tax提出のためには納税暗証番号とかを入力しないといけない。年一度しか使わないこんな暗証を探すのに毎年ひと苦労する。パソコンの前で暗証番号記録アプリを使いながらだから何とかなるが、コンビニとかで「さぁ暗証番号を入力してください」と言われたら数種類しか使っていないにしても絶対にどれか思い出せない。ロジカルなセキュリティーチェックをいくら厳しくしても、所詮ヒューマンエラーやネット上の「オレオレ詐欺」のようななりすましによるセキュリティーの抜け道は防ぎようがないのに。
それにしても、対応ブラウザが IEだけというのは何という時代錯誤な。Microsoft Edgeなら・・・と思ってアクセスしてみたら「IEだけです」と蹴られてしまった。もうデスクトップのアイコンも削除してしまったので、exeファイルをフォルダーから探して起動したが IEは完全に年一度の登場となった。
2019/03/10