#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、人間の性格や本質、能力、考え方から文化論までに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-2037- 大阪なおみ
= 今日は画像なし m(_ _)m =
寝ている間に大坂なおみが全豪オープンテニスで優勝したと、朝起きた時にニュースで知った。USオープンと合わせ連続優勝で世界ランクも1位になったとメディアでも過熱が始まった。
スポーツ観戦などには全く興味はないし、私自身テニスは社会人になってからほんの少しかじっただけで、周りの学生時代から続けている諸氏には敵いようもなかったので結婚した頃から自然に遠ざかった。そんな門外漢の勝手なコメントだが、私が見ても「パワー」のぶつけ合いのようなテニスで身体的にハンディのある日本人が世界一になるなんて数年前までは想像もしていなかった。一部メディアでは「日本国籍の選手として」と言うような修飾節をつけていたりもするし大坂なおみの出自については知らないので身体的に「日本人」としてと言う括りが正しいかどうか分からないが、全米オープンからの活躍をかいま見ていて思ったことがあったので、今回も勝手なことを書かせてもらう。
それは(人生に、とりわけスポーツに「もし」はあり得ないので駄文になることを承知で)、こことかここに書いたことに関連する。
実は、大坂なおみが快進撃を始めた頃から思っていたことだが、「もし彼女がもう10年早く生まれていたら、セリーナ・ウィリアムズなどの最盛期とぶつかっていたらどうなっただろうか?」ということ。特にゲームの場合、結果は対戦相手との相対的なもので「○○大会優勝」とか○連覇と言う実績だけが残る。とりわけトッププレーヤにとって「○○大会優勝」の栄冠を勝ち取るためには、己の精進や調子など「努力」が叶う部分もあるが、それ以上にその時にどんな相手とぶつかるかが最大の要因になる。
前記リンク先にあるフィギアスケートの浅田真央について言えば、彼女が活躍した時代がほんの少しずれていたら、そうでなくてもオリンピックがあと1~2年早かったらキム・ヨナのピークとはずれて結果は違ったものになったかも知れないということをつい考えてしまう。
確かに羽生結弦のような能力においても努力においても飛び抜けた選手もいるが、多くの場合ほんの紙一重の違いで勝者と敗者が振り分けられる。天の邪鬼は観戦していてもついそうした余計なことを考えてしまうので身が入らない。
2019/01/27