| -1721- 地震予知 |
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東京大の教授らのチームが英科学誌ネイチャージオサイエンス電子版で、潮汐力(月や太陽の引力によって大潮などを引き起こす力)が巨大地震の引き金になるという論文を発表したらしい。 随分昔に、どこかのページで阪神大震災が満月の日だったとかでそうした関連について調べたがその時は因果関係はないと結論づけたというような記事を目にした記憶があるが、まぁ巨大地震と言ってもどのレベルまでを言うのか、相関係数はどの程度なのか・・・・学者というのは自分の理論に関しては我田引水の理由付けのためにあれこれ分析を繰り返すものだから、切り取り方によってどっちもあり得るという事になってしまいそうだ。因みに、最近話題になる GPSの精密観測で地面の変異を観測して、地震の前兆現象を探ろうという試みでは数Cmの変異を問題にしているが、前記潮汐力による地表の上下変異量は30Cmに達するという記事を読んだ記憶がある(改めて探したらここにあった)。月は地球の周りを≒28日周期で回っているが、地球自身も24Hで自転しているので、地球と月を相対的に見た場合 自転(24H)+α(40分強)で回っていることになる。従って潮の満ち引きと一緒でほぼ1日毎に2回 ≒30Cmも地面は上下動を繰り返していることになるし、太陽と地球、月が一直線で並ぶ大潮の日にはその動きは最大になるはずだ。もちろんこの力は断層などに対して局部的に働くわけではなく、非常に広い範囲に対して均等に働くので、断層に対する作用としては同じには論じられないとは思うが、より膨らんだり凹んだりした時のほうがプレート境界に加わる力は大きくなるということは感覚的に分かる話だ。 というような事を考えていたら、11日に録画したNHKスペシャル「地震予知に挑む」という番組で、大小様々な地震による歪の集積が大きな地震を引き起こす火種になると言うことが最近分かってきたと報じていた。沢山の小さな「つっかい棒」が少しずつ外れて最後に大きな「つっかい棒」に力が集中しそれも絶えきれなくなって大きな地震が起きる・・・みたいなイメージだろうか。 それにしても、番組で要注意とされた中央構造線上の牛伏寺断層は娘達が住んでいる岡谷を横切っている・・・・。 今日の写真はトリトマ(シャグマユリ)。下の方から徐々に咲いていくようだ。・・・この花姿を見ると何故か鬼太郎に出てくる○○爺とか言うお化けの姿を思い出してしまう。 |
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地震・自然
2016/09/19 |