-1907- 身代金要求型ウイルス |
今朝の羽鳥モーニングショーを見ていたら、先週末辺りからランサムウェア(身代金要求型ウイルス)によるサイバー攻撃が全世界で頻発し国内でも企業のパソコンから見つかって、今週はもっと大規模な攻撃があるのではないか、と報じていた。しかしその中で対策は「メール添付のファイルや不審なページは開かない」以外ない、と話していたが私としてはちょっと異論がある。 いかなるウイルスであっても、感染前の完全な O/Sバックアップを PCとは別媒体にとっておいて、更にデータは逐次 USBメモリや取外し可能なHDDなどにバックアップをとって、それらはバックアップを取る時以外 PCから外しておく、と言う「予防策」を取ることで、感染した後でも O/Sもデータも復元が可能になる。(正確に言うなら感染後にバックアップしたそれらの媒体を接続しないで、復元専用の起動可能な DVDや USBメモリから起動して復元する必要があるが) 付け加えるなら、私も何度か Microsoft社以外のツールによる O/S領域のバックアップ方法についてページをアップしているが、それはWindowsによるバックアップは O/Sに対する感染の際に感染した O/Sによる起動と別媒体による起動が混同されやすいという事もあっての話。 視聴者の多い大メディアの報道だけに、不安を煽るだけで正確な情報を伝えないことにちょっと違和感を感じた。 今日の写真はテッセンだろうか? 民家の壁の蔦に艶やかな花が咲いていた。 |
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2017/05/15 |