気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、人間の性格や本質、能力、考え方から文化論までに関連した記事です。
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-549- 確率論 = 今日は画像なし m(_ _)m = | |
震災のニュースを新聞で読みながら幾つかの確率が頭をかすめた。人に関する確率と言うのは全ての人を十把一絡げにみなしているようで好きではないが(と言いつつこのページは one of ・・・ などとなっている矛盾には蛇足になるのでこの際目をつぶって)、津波と言う極限状態から生還した人の体験談に感動したので、敢えて確率について書こうと思う。 一旦は津波に飲み込まれながらも、家や車の屋根に乗り移って助かったという人の体験談が幾つか新聞に載っていてその人たちの生命力に感心した。太平洋上を家屋の屋根に載って2日間漂流し救助されたと言うニュースもあった。もちろん流された人全体からすればこうしたケースは稀有なことだとは思うが、でも毎日体験談が報じられているからおそらく 100人くらいはいそうだ。こうして一旦流されながらも助かった人を 100人と仮定すると、津波に流された人 2万人以上の 0.5%程度になる計算で、生死を分ける偶然という確率からすると 0.5%なんてとんでもなく高い確率だと思う。 例えば、一般人にとってずっと身近だと思われる交通事故の死者は最近は年間 5千人程度、1年以内の死亡者を含めても 1万5千人程度だから全人口に対する確率はそれぞれ 0.004%/0.012% 程度になる。よく引き合いに出される自殺者の数は日本では 10万人当たり 26人程度と言うから 約 0.026%になる。 こうした比較をしてみると、よく火事場の馬鹿力と言うが、当に生死の境にあって、人が必死で生きようとした時には状況が例え巨大な津波であったとしてもかなりの確率で生き残れるんだということを示していると思う。 それだけに自分は何とか生き残ったけれど、家族が無くなっていたりとか大変な境遇になっていると言う話を聞くにつけ、あの人たちのこの先がなるべく平坦であってほしいと願うばかりだ。 という話を書いている時に、自宅から 500m程の所にある 東海大付属相模高校が春の選抜甲子園大会で優勝したと言うニュースが入ってきた。全国約 4,000校の中で優勝するということは単純に確率的に言えば0.025%になるが、勿論こちらは等しい条件の集合ではなくかなり力の差があるのであまり確率を論じられないが。地元は既にお祝いムードで近所のスーパーはポイント 5倍セールを実施しているとか。久しぶりに聞くような明るいニュースでほっとした。 | |
2011/04/03 |
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