e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、パソコン技術やインターネット技術、プリンタやPCアプリからプログラム言語などに関連した記事です。
右端上端の同一カテゴリージャンプボタンで同じカテゴリーの他の記事を順番にご覧いただけます。
Access Counter:  総アクセス数

楽 天 の 商 品

-2298- Buffalo NASの怪
= 今日は画像なし m(_ _)m =
ここ 数日、Buffaloの ネットワークドライブ(Linkstation LS520D)の件でトラブっていた。
このドライブは数年前に事務所用に購入してその後自宅に持ち帰ってローカルのネットワークに接続してあったが、実際には最近は殆どアクセスしたことがなかった。しかし数日前にメインのPCのバックアップ用ドライブの空きが減ってきた事に気づき、ふと思いついてこの NASにバックアップを保存しようとしたら、読み出しはできるものの書き込みができないことが判明。
事務所のときは問題なく書き込んでいたし、持ち帰ってローカルネットワークに接続した直後も書き込めたので???状態だったが、とりあえずフォルダのプロパティのセキュリティ設定を見るとユーザー名の欄が root(Unix user\root) users(Unix Group\users) Everyone の3つが存在するが、どれも「アクセス許可」の欄は「フルコントロール」にはチェックがなくて「特殊なアクセス許可」の項目にチェックが入っている。特殊なアクセス許可?と思って Web検索するとこのページがヒットした。よく分からないが、ネットワーク接続された Linuxなどのサーバー上のドライブなどでは O/Sの異なるドライブ間でアクセス権の扱いに違いがあることが原因だろうか? よく分からないが、フルコントロールにチェックが無いことや Windowsのユーザー名がリストにないことが気になった。セキュリティタブの一番下に「特殊なアクセス許可または詳細設定を表示するには、「詳細設定」をクリックします。」となっているので「詳細設定」をクリックすると「フルコントロール」「変更」にチェックがなくて「読み取りと実行」以下にだけチェックが入っている。そこでフルコントロールにチェックを入れて「適用」ボタンを押すと「アクセスが拒否されました」とか「セキュリティ情報を適用中にエラーが発生しました」などと表示されて変更が反映されない。当該 Windowsには管理者権限のあるユーザーでログインしているが、ネットワークの先のドライブだから「所有者」を変更しようとしても拒否されてしまう。
操作の順番を変えたりして何度か試したが一向に変更ができない。ただ、思い出してみると このドライブを使えていたのはメイン機は Windows10で、その後 Windows11にアップグレードしたことが原因かも? もしかして ファームウェアをアップデートすれば不具合で修正されているかも? コマンドで変更してみたら? などと しばし考えたが、ファームウェアのアップデートは更新データをまずドライブに書き込んで実行するとなっていて、ファイルが書き込めない限り不可能だと分かった。コマンドは一応打ってみたが、エラーで変更はできないと分かった。(この時点でサブマシンの Vaio(Windows10)でも確認したが、こちらは書き込みも可能だった?? しかし常用で使うのはメイン機だからこのままではマズイ)
更に LS520Dは Linuxベースの O/Sらしいから LinuxのPCからアクセスしてみようか?とか、FTP接続して属性変更してみようか?などの方法しか思いつかない。とりあえず、こんな時用に 簡易的な Linux O/Sで USB起動が可能な Puppyが手元にあったので、これで接続しようとしたがネットワークドライブのマウント方法が CUIでイマイチわからない。あっさり諦めて FTP接続を試そうと LS520Dの Webマニュアルを調べると、まず Buffaloの NAS Navigator2 から接続して FTPサーバー機能を活かす必要があると分かった。そこで久しぶりに Navigator2を立ち上げてから、adminでログインして画面をうろついたらフォルダーが表示されて、そのフォルダーを右クリックしたら「プロパティ」が選択できた。しかしプロパティ項目には「Readonly」と表示されて、そこをクリックしようにもクリックできない。しかし、フォルダーの中身を表示してそこに別ドライブのファイルなどをD&Dしてみたら書き込めることも判明・・・?? 但し httpで送信するので送信速度は実用にならないほど遅い。それでもシステムフォルダに 更新ファームウェアのイメージファイルをアップロードして Ver4.12 > Ver4.53 にアップデートは完了。しかしやはり相変わらず Explorerから書き込みは出来ない。ファームで解決するかも?という淡い期待は消えた。
そこで今度は設定画面を開いて FTPのボタンをクリックしてチェックを ONにしたら、「共有フォルダの共有許可を有効にしてください」のような表示がされた。そこで同じ設定画面で「共有フォルダ」アイコンを開いて共有を有効に変更してみたが、その直後は共有フォルダ(\Public)に書き込みはできず表示にも変化がなかった(と思う)。というよりも途中で「E30: ドライブ2にエラーが発生しました。」などというエラー表示が出て、筐体正面の赤いLEDが点滅して RAIDドライブがエラーになったと思しき症状が出てしまった。途中 Buffaloのサポートにチャットで問い合わせもしたが、「共有設定は Windows側の処理で当社では分かりません」というような肩透かしの回答しか無い(!怒!)。
その後も、Explorerを管理者権限で開いて セキュリティの変更を試したりしたが一向にラチがあかず、諦めて一旦シャットダウンして翌日になって再び試すと、何故か ドライブエラーも表示されず、書き込みも嘘のように出来てしまった。その後、FTP接続のチェックを外したり、「アクセス制限」を「無効にする」に戻してみたが、今度は不具合は再現せず 原因は闇の中に。
気づいたら、Navigator2のフォルダーのプロパティの属性が最初「readonly」だったのが「readwrite」に替わっていた(右図)。結局共有フォルダのアクセス制限を変更したことが功を奏したんだろうか。酷い紆余曲折だった。
(エラー E30はその後何故か回復してしまった!
E30エラー原因究明編:供給電源の対策案)
2023/07/09


このページ(pdiary_2298.html)にコメント/質問をどうぞ
タイトル(30文字以内)
コメント
お名前(ID:10文字以内)
URL(HP or ブログをお持ちの方)
パスワード*
タイトル・コメント・ID は必須です
このページ(pdiary_2298.html)への今までのコメント/質問
このページにはまだ表示できる投稿がありません。

Back to Page top