e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、ものづくり・工作・修理・道具などに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-2287- LED電球分解・再利用
= 今日は画像なし m(_ _)m =
我が家には居間に11個、洗面所に4個、その他廊下や玄関に10個など結構な数の電球がある(サークラインなどの蛍光灯は除いても)。約20年前に入居した時はその多くを電球型蛍光灯にしていたが、それらが寿命になるたびにダイソーなどの百均でLED電球を購入してきた。しかし百均のLED電球はやはりかなりの確率で短期間で故障する。既に5個ほどのLED電球が点滅したりして故障した。
それらの電球は白熱電球とは違いLEDなどの電子部品が内蔵されているので捨てるのに忍びず取っておいてあるんだが、今回分解して中のLEDキバンだけを取り出して再利用しようと考えた。(殆どの場合、故障は発光体である LEDチップではなく点灯回路の方だったり LEDキバンが基部のアルミと表面のフィルム回路の膨張率の違いでフィルム回路に亀裂が入って断線していることが多いと睨んでいる。右の写真の左最下端の LEDチップの右側に細い線が見えるのはこの亀裂だと思う。おそらくその右側の本体への止めビス部分は放熱効果が良いため、周辺との温度差が生じてフィルム回路に亀裂が生じたんだろう。ダイソーさんは寿命が短ければ数売れるし出荷製品の不具合解析をしてフィードバックするなんて効率悪いことしてないんだろうなぁ。不良点灯初期には問題なくても数分してから点滅し始めるような場合はこの表面のフィルムキバンの亀裂のことが多い。LEDチップが故障したとしても、10個以上あるLEDチップのうち 1~2個が故障していることが殆どで残りのチップはまだ十分に使えるハズという目論見で)
写真
まず、乳白色の拡散カバー(アクリルかポリカ製?)を金工用糸鋸で切断し、LEDキバンに給電しているリード線2本を切断し、キバン周りに充填してあるシリコン樹脂を剥いで、最後に本体にビス止めしているアルミキバンを取出す。
取り出した基板上のLEDチップ(14個~20個)を個別にチェックして、故障しているチップは除いて、使えそうなLEDチップを 利用する明るさや電圧に応じたチップ数でキバンをカットして、両端のチップを外してその半田パターンにリード線をハンダしてキバンごと利用する。(キバンは熱伝導の良いアルミの表面に銅箔パターンを形成した耐熱フィルムを貼り付けたものなので、アルミキバンごと金工用糸鋸でカットする)
こうすることで、LEDチップに対して極力熱や機械的なダメージを避けて利用することが可能になる。例えば写真のリード線をハンダ付けしたキバンは+電源端子と 5個のLEDチップ部分をカットして、端のLED 1個を取り除きそのパターンを-電源端子として利用して 4個の LEDチップを残して 15V程度で点灯させる予定。元々 60W相当の電球なので、放熱を工夫すれば 1/4の 15W相当の明るさ≒小さな電気スタンド or 災害時非常用ランタン程度の明るさで利用できる目算だ。
2023/05/12


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