毎日の散歩の途中、80歳近そうなお婆さん達が大声で立ち話しているのが聞こえてきた。どうやらマイナンバーカードを取得したけれどマイナポイントの受け取り方が分かっていない様子。「15,000円貰った?、どうすれば貰えるの?」というような会話で、「15,000円」と言っている時点で、システムが分かっていないと分かる会話だが、若い家族が同居していないんだろう。
考えてみれば、私も 12月に 家人の分を、2月末に 娘の家の3人分の手続きをした。娘たちはポイント付与のシステムを理解しているがスマホにカードリーダー機能がないのでどうしたらいいかと聞いてきて、PCで手続きする方法を説明すると面倒だから私にやってくれというのでカードリーダーを岡谷に持参して半日かかって作業。
家人の分はその前に駆け込みでやっていた。(自分の分は去年 8月頃に済ませていた)
その中で、○○ペイなどの電子マネーサービスへの登録が必要とか、ポイントチャージされても、ポイントの使い方を設定しないとそのままでは買い物に使えないなどの「使い方」を指導して、全員分が何とか取得できた。しかしそんな状況だからおそらくかなりの人がマイナンバーカードを取得しても、マイナポイントを受け取れないまま放置しているのではないだろうか? きっとその内、メディアが「マイナンバーカードを取得した人のうち ○百万人がマイナポイントを受け取れていない」などと騒ぐような気がする。