先月頭あたり、超アナログ人間の家人がやっとマイナンバーカードを取ると言い出して申請した。その受領案内が届いて昨日市役所に受け取りに行ってきた。
2時間近く待たされてやっと受け取って、今日はマイナポイントを受け取るために ○ay○ayの登録と紐づけ、銀行口座の登録手続きをやった（勿論私が！）。
自分のときは、マイナカード取得は超初期の数年前で銀行口座もオンライン口座だったりして、マイナポイントの手続きもあっという間に出来たと思ったが、紙の通帳に金額が記載されないと安心できない家人はオンライン口座もないから、口座登録はどうするのか？という興味もあってやってみた。
どうやら口座の登録してある金融機関のページにアクセスして、口座番号や氏名・電話番号を入力しパスワード発行ボタンを押しておいて、口座開設時に登録してある電話番号から指定の電話番号に電話すると音声でワンタイムパスワードを案内されて、それで本人確認するということがわかった。
しかし実際にその指定の電話番号に電話したら「話中音」がして繋がらない。５～６回都合1時間近くダイヤルしてみたがつながらず、銀行のサポートに電話して聞くも「発信者番号が通知される設定なら電話番号が登録のものと違っている」としか答えが帰ってこない。仕方ないので近くの ATMに出かけてキャッシュカードで電話番号確認をしたら家の電話番号に間違いはない。 ？？？と思いつつ、帰宅して再度同じ番号に電話すると今度はつながってワンタイムパスワードを入手できた。どうやら最初に電話したときは昼休み時間で、同様の電話が殺到して単純に指定の電話回線がふさがっていただけだったようだ。
そんなこんなで無事口座のヒモ付けが完了して、その他 健康保険証の紐づけや公金受領口座を登録して何とか 20000ポイントをGET出来た（と思う）。都合 3時間位の作業だった。
しかし、やってみて思うのはこんな操作をするなんて、98%くらいの人は自分では不可能なのでは？　市役所にもサポート窓口が開設されてはいたが、家電話からのパスワード請求など窓口では不可能だから何度も市役所に足を運ばなければならないのでは？　口座の紐づけなんていったい何割の人が出来るんだろう。
こんな難解な作業を訳もわからない年寄りにさせたら、その一方で振り込め詐欺に注意！なんて言っても、ATMに行って電話しながら操作してしまう人が出てきてしまうのも止むを得ないような気がする。