e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、政治や社会問題に対する勝手な私見を書いてみました。専門家ではありませんが、岡目八目という言葉もある通り、時には本筋を突いていることもあるかも?
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楽 天 の 商 品

-2133- 事実は小説よりも!?
= 今日は画像なし m(_ _)m =
東京高検の黒川検事長が賭け麻雀をしていたという報道があり、野党の代表者たちはここぞとばかりに黒川検事長の辞任要求を口にしてるようだ。
しかし、ちょっと待て! 辞任は筋が違うだろう! と思ってしまう。金銭を賭けた麻雀は刑法の罪であり、常習性があれば懲役刑もあり得る罪だ。それを検察のトップに近く次期検事総長とも目される人がやっていたなら、検察組織としては厳正な捜査をして事実なら立件、起訴しなくてはならない。自らがそれをしないままでは「法の番人として秩序を守る」などと言われたら噴飯してしまう。そして刑法で起訴されたなら一警察官だって解雇されて、有罪になれば「前科」がつく。それを司法の要にいる検察官、しかもその組織を統括するトップがやっていたなら徹底的な捜査をして、誰と何時どれくらいの金を賭けてどれくらいの頻度でやっていたのか、政治家や官僚、他の司法関係者は含まれていなかったのかなどを追求し、取り調べの録音・録画含めて全てを国民に明らかにする義務が検察にはあり、政治家(国会)はそれを徹底的に検証しなくてはならない。その結果次第で罷免・起訴・有罪が決まるべきであって、決して辞任などの生ぬるい処置で有耶無耶にしてはならないし、野党にはそんな人間を法を曲げたり変えてまで定年延長させようとした政府の責任も問うてもらいたいものだ。そうでなくては、明日からの取り調べにあたって多くの検察官たちは・・・少なくとも賭博罪の取り調べに対し「検事長と同じことして何が悪い」と噛みつかれたら、自らの立ち位置に疑問を感じ追求が緩んでしまうと思うのだが。
小学校の時に聞いた話だと思うが、今回の件の対局にあるような話を思い出してしまった。戦後の闇市でヤミ米を買うことは食糧管理法に反しているからと自らがそれを犯すことを拒否し続けて餓死したという裁判官の話を。
2020/05/20