e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、政治や思想・社会問題に対する勝手な私見を書いてみました。専門家ではありませんが、岡目八目という言葉もある通り、時には本筋を突いていることもあるかも?
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-179- 下手なドラマより面白い HPの内紛劇
= 今日は画像なし m(_ _)m =
下世話な情報ですが、最近 注目しているニュースがあります。
HP(ヒューレット・パッカード)社の取締役会が大もめしているというニュースです。もともと、社名の2人が始めた計測機器などを製造する米国の先端超優良企業でしたが、最近は インクジェットプリンタやコンパック社を買収したパソコンなどが事業の中心になっているようです。
この会社が、別の意味で有名になったのは、カーリー・フィオリーナという美人CEOを AT&T 関連会社からスカウトして、彼女の指導力で社内に反対の強かった コンパックとの合併を成し遂げたということだったと思います。
しかし、コンパックという会社は、それまでの HPとは全く逆の、PC市場では一定のシェアを持っていたとはいえ開発・製造は全く社外任せの、技術的にはオリジナリティのない会社でしたから、保守的な社内の反発もすごかったようです。
このことが尾を引いて、彼女は間もなく取締役会と対立し退陣させられるのですが、更にその余波があって、社内のこうしたドタバタに関する秘密情報がマスコミに漏洩され、その漏洩元として彼女寄りの取締役が疑われて、新しい CEO(パトリシア・ダン氏)がその情報漏洩調査をしたのですが、その調査を請け負った探偵社が調査の過程で取締役やマスコミ関係者の個人情報や通話記録などを不法に入手していたというものです。
当初、ダン会長は違法な調査を否定していたようですが、取締役の一人がこうしたドタバタに嫌気して辞任し司法当局に違法調査を告発した結果、今日のところでは、結局、調査を指示したダン会長も違法調査を認めて会長を辞任し、情報を漏洩したとされるキーワース氏も取締役を辞任すると言う結末になったようです。
しかし、HPと言えばPCはもとより企業向けの情報システムも販売していますので、一際情報セキュリティに関しては厳しそうな気がするのですが、そうした会社のトップが自ら情報を漏洩したり違法入手を見過ごしていたということが明らかになったわけで、アメリカという国のもう一つ信じられない側面を見てしまったという感じです。
2006/09/13