| -1062- STAPのジレンマ? |
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今年は寒さや大雪のせいか杉花粉は比較的少なかったような気がする。3月末からしばらく目や鼻がかなりムズムズはしたが、それも 3日ほど前から殆ど感じなくなった。今日も自転車で30分ほどのところに出かけたが、目に埃は入ったものの花粉は感じなかった。若干時期遅れながら やっとすがすがしい季節を迎えられる。 話は変わって、昨日例の理研の小保方さんの上司とされている笹井さんと言う人の会見があった。これも興味からつい見てしまったが、私の見立てではこの人は客観的な視点からの物の見方がしっかりした人だと言う印象(その道のオーソリティとされている理研の研究者に私が言うのも失礼だが)。メディアでは若干「責任逃れ」的な評価をされているが、経緯などからすれば致し方ないだろうと言う見方の方が適っていると思う。自分の発言の受け取られ方を計算しているという印象だった。それだけに「損な役回り」を引き受けてしまったと悔やんでいることだろう。言葉の行間を読めば、「誰だってまさか理研に採用された研究者が実験データの扱い方や論文執筆のイロハを知らないなんて疑わないだろう」というつぶやきが聞こえてきそう。 さて、今後の展開を私なりに推理してみた。 結論は、結局理研は STAP細胞の再現実験に小保方さんの参加を認めざるを得ないだろうと言うことになった。理由は、①単に論文通りの手順+αで成功するなら世界中で追試をしている誰かが既に成功していると思われる。②どうやら小保方さんの提出した不完全な実験ノートや残している資料などにも再現に役立つ情報はほとんどないと思われる。③見る限りどこでも問題にされていないが、もう一つのポイントは特許出願。通常発表があった場合、理研はすでに出願したはずだが、そのクレームに書かれている方法で出来なければ、別の出来る方法を再出願せざるを得ない。若干の条件の違いであったとしても、そこがキモになるなら、そこを他社に取られたら意味ないから急ぐ必要がある。それが会見ではしゃべれない「コツ」だったとしても、特許には文章として書かないと権利は生じないが、小保方さんがそのあたりを承知の上で特許出願しているとは思えないから、出願特許にも「コツ」は書かれていない可能性が強い。④小保方さんと一緒に研究していた若山教授ですら一人で再現しようとしても出来なかったと言っているのだから、1年の再現実験期間では困難。⑤結局、小保方さん抜きでは成功する可能性は限りなく低いし、成功しなければ、出来る/出来ないという最終結論を得るためにはやはり小保方さんを参加させて、あるかないかすら今のところ分からない「コツ」を披露してもらって実験するしか結論の出しようがない。・・・・ということになる。これは、研究不正を認めながらも小保方さんの処分は安易にはできない理研にとって<STAPのジレンマ>とでも言うべきものだろう。 で、仮にそれで出来たとした場合、私の結論は<小保方さんは ScientistというよりはTechnicianと言った方が良さそうだ>というもの。 今日の写真は一部で開花し始めた藤の花。まだ全く開花していない木も多いが、早い木はすこし元の方が咲き始めた。 |
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2014/04/17 |