e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、私の興味ある電気製品やスマホ、あるいは世の中のサービスに関する記事です。
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楽 天 の 商 品

-1925- Google map
最近、岡谷の娘の家から安曇野方向に車で出掛ける用事があり、20号線から 19号線に進むという主要道路しか知らない私は、必然的にカーナビのご厄介になるんだが、一昔前の私の車のカーナビは停滞情報が反映されなくなってしまったのか、19号から20号への停滞名所を迂回してはくれない。そこで一旦停滞車線から車線変更して暫く走った後でコンビニ駐車場を見つけてスマホを取り出し、今まで試す機会のなかった Google map アプリを利用してみた。
まずは目的地だけを入力してルートを検索しておいて指示に従って走ってみた。しかし指示されたルートはどう考えてもかなりマニアックな道路だった。片側一車線の中央分離線の引かれていない対向車とすれ違うのを一瞬ためらうような道路や、住宅街の中の狭いところの手前では一旦停車して対向車をやり過ごさないとならない細い道路、舗装が車幅ギリギリで夏草が車体をこするような一方通行道路などを優先的に指示してくれる。
どうやら全ての通行可能な道路のうち僅かでも早いルートを探して教えてくれるらしい。走りながら考えた結論としては、Googleが手作業で地図情報を加工しているとは考えづらい。さらにサーバー側は同じアプリユーザーの位置情報は逐一分かるので、それを時々刻々吸い上げて停滞のない=1秒でも早く通過するアプリユーザのルートを採用していると思われる。その証として信号機が遠くに見えたので「あの信号機のある交差点を左折か?」と思っていると、いきなりわずか手前で「左折です。その先すぐ右折です。」と言われてビックリして見ると背丈の伸びた夏草に隠れたような細い迂回路を指示されていることも何回かあった。そうした結果、google側にこうした枝葉道路まで逐一の制限速度データは反映されてないと思われるので、畢竟運転マナーはもちろん制限速度を無視したような車のデータが反映されやすそうだ。指示通りに走っていて川沿いの一方通行の狭い堤防道路に入った際、主要道路の橋との交差を避けてアップダウンを繰り返し橋からの道路の合流地点の見通しも悪いから"実質制限速度"で走っていたのに、後ろから来たスポーツセダンにこれ見よがしにつつかれてしまい、追い越し可能車線に戻った途端件の車は爆音をとどろかせて追い越していった。きっと私の車がいなくて且つあのスポーツセダンが Google利用車だったら、予測通過時間はあの車のデータが反映されたのではないだろうか?
しかしそうした道の多くは地元の人の生活道路で建物の脇や門の前スレスレを走ることも多いから、たとえ1分早くなったとしても私としてはそこまでの抜け道はあまり走りたくはない。と思ってもスマホのアプリではなかなか細かなルート変更が難しい。指示を無視して抜け道に曲がらなければ、すぐに再検索で新しいルートを指示してくれるが、それだと長蛇の停滞に突っ込む可能性もあるし初めての知らない道では果たして曲がるべきか直進すべきかも迷ってしまう。
とは言え、10万円前後する高価なカーナビに対して、ほぼ無料で利用できる Google がありがたいことは事実で、おそらく今後のサービス展開として PCアプリのような分岐のある程度手前で「交差点手前で左折すると○分、交差点を左折するとプラス○分です。」のような案内ができるようになるのではないだろうか?

今日の写真は、もうかなり時期を失した感があるが月見草。綺麗な花だが、雑草として土手に生えると、茎は結構硬くなって刈るのに苦労する。
電気製品・サービス・スマホ
2017/08/29