e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、主に私が読んだ「本」やその内容に関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-141- 巨石文明
= 今日は画像なし m(_ _)m =
昨日、幕張で行われている InterOpt という展示会に参加。
短い講演会があって、その準備で記入の間が空いてしまった。準備したと言っても、相変わらず一夜漬けのようなもので、結果はそれなり。いつも通り?時間オーバー。
さて、文系への失望と理系へのロマンを感じてエンジニアを目指したんだが、はっきり時期は記憶していないものの、いつの頃からか 遺跡とか巨石文明とか言うものに興味が湧き出した。
古代の、食料も満足に得られなかったであろう人たちが、現在の重機を使ってすらそう簡単には建設できないであろう建造物を造った動機は一体何だったのか?
巨石文明については、なお一層そうした疑問が湧いてくる。イギリスのストーンヘンジや、インカ・マヤと言った石積み、エジプトのピラミッドや石像もしかり、近隣にはないと言われる何十トンもあるような石材を、どうやって運んで積み上げたのか、鉄器も動力もない時代にどうやって加工したのか? その部分にはエンジニアとしての興味があるが、むしろ強い興味は、非常な辛苦や代償を伴ったと思われるこうした建造の真の動機は何だったんだろうか?と言う点。
中国の始皇帝墓や、エジプトのピラミッドは権力者の威勢を示し、死後や生まれ変わった場合の世界の約束をしたいという気持ちだろうと言われており、それならあまり疑問もないが、それだけで説明できない謎の遺跡も多い。
しかし、そこには非常に大きな一つの真実があったはずで、それに行き着く道のりは、数学の公式を考える行程と似ているような気がしている。唯一の、ねじ曲げられない正解が必ず存在しており、その答えを探すという点に於いて。
残念ながら、私は自分ではこうした巨石の遺跡を訪れたことがないけれど、唯一 ヨーロッパの寺院の巨大な石積み構造を見ていても、何百年もかかってあの高い尖塔が土台から築かれてきたことを考えると、その間誰が誰にどうやってその意志を伝えて来たのか、そこに強く惹かれる。
ダ・ビンチ・コード 上中下巻 3冊を1週間で読破! 面白かった!
黒幕(導師)の正体は・・・ 聖杯のありかは・・・とここで明かすと読む人に怒られそうなので、やめておこう。
2006/07/14