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from 2003/10/ 5e日記風独り言e日記の起源

4月一ヶ月間 引越しの整理を理由に サボッてしまいました。
ゴールデンウィークを過ぎて、やっと再開することにしました。
2004年 5月の e日記です。

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jpg画像 再び「・・・の壁」 その2(img111.jpg) -111- 再び「・・・の壁」 その2

 養老猛司さんが言っている都会=人工とは、本来「人間=自然」が生活していく上で、必然的に生じる問題が都会では見えないように、隠すようになっている、というということです。例えばゴミや下水、そして年老いて亡くなった場合のことなどです。人間が生活してゴミや汚物が出たら、それらは地面に穴を掘るなどして埋めて自然に戻して生活していたり、年老いて寝たきりになった親を自宅で介護したりということがもともとの人間の自然な生活であるのに対して、今の都会はそれらをなるべく見ないで済むようになっています。
 その極端な例として、養老さんの本職である解剖のために遺体を貰い受けに言ったときに、マンションのエレベーターには棺が立てなければ乗らなかったと言うのです。これは明らかに、このマンションの設計者は中で人が死ぬことは想定していないと言っています。この本を読んでから、私の引っ越したマンションのエレベータをしげしげ見てみましたが、やはり私が寝そべることは無理なようです。まぁそこまでは兎も角、以下はマンション暮らしについての私の感想です。
 まず、引越しを済ませて、最初の夜、疲れた身体で寝たときにふと思いました。自分が今寝ている空間は、わずか数ヶ月前までは誰も存在したことの無い空間なんだということです。例えば、一戸建てなら少なくとも一階の部屋の部分は、太古の昔から人間も動物も、おそらく何百回と行き来をしていた空間のはずですが、マンションの6階ともなると、確実に鳥以外は今まで通ったことも無い空間に自分は寝ていることになるんだと考えると、何か不思議な感じがしました。正しく、自然にはありえない、人工の空間で暮らし始めたんだと、そう思いました。
 今日の写真は、久しぶりにFujinoの家に行った時に撮影した、シラユキゲシの花です。

2004/05/23
 
null画像 再び「・・・の壁」(なし) -110- 再び「・・・の壁」

 暫く前に、養老猛司さんの「バカの壁」という本の話を何回かしました。イチローの脳の構造の話などです。
 今回、この本を売上で一瞬抜いた「死の壁」という本が同じ作者から出て、これも話題になっています。さぞかし、養老さんは印税がたくさん入ったことでしょう。
 今回の話は、この中にも出てくる(バカの・・・にも出ていましたが)都市の話です。人間は自然だが人間が集まった都市は人工であるという主張です。ガス・電気・水道など所謂ライフラインというものによってエネルギーなど必要なものが運ばれてくるのが都市という定義ですが、この関連で ゴミや下水、そして死が日常生活の中から遠ざかっていったのも都市だという定義です。
 最近、マンション選びや引越しして、このことを強く感じています。特に最近は奇麗で快適な生活を追及できるように考えられたマンションが殆どですが、田舎育ちの私としては所々で「おやっ?」と思うことがあります。この「おやっ?」が養老さんの都市=人工という説に共鳴を覚えるのです。詳細はまた後日書きますが、そう言えば、今日で○5歳の誕生日を迎えましたが、こんなことを考えるようになったのも年のせいでしょうか?

2004/05/16
 
jpg画像 自作家具4(img109.jpg) -109- 自作家具4

もう一つ、引越しに際して製作(組み立て)したものがあります。
それは PCラックなんですが、これも引越し前から随分と家具店や Web上を探しました。
① 縦型で下にデスクトップ本体が収納可能
② 真中はディスプレイ、上がプリンタ その間を結ぶコードが外に露出して埃にならないこと。
③ キーボード収納部分は使用時に引き出し可能なこと。
などの条件で探しましたが、とうとう見つかりませんでした。
いろいろ探しているうちに、無印良品のカタログでスチル製のラックが一番近くデザインも許容範囲であるという結論になりました。
しかし、 上記 ②と③は満たしませんので、その部分は自分で加工することになりました。結果はこの写真です。まだ最終的な加工(埃よけ)が付いていませんがとりあえず途中経過です。
マンションの造りというのは柱がありません。引越しで持ってきた柱時計をかけるところがありませんでしたが、ちょっとお遊びで、柱時計を側面にかけています。

2004/05/12
 
jpg画像 自作家具3(img108.jpg) -108- 自作家具3

 昨日の、引出しの続きの写真です。
最近は、ちょっと商品が揃ったDIY店ならいろいろ面白い部品があって、あれこれ考えながら見て回ると半日くらいすぐ経ってしまいます。この引き出しに使ったレールも木製家具に良く使われている引出しレールですが、DIY店に置いてあるのを見つけて即購入して使いました。ローラーが使用されているので非常にスムースに引き出せます。
 引出しは、引き出しに入っているものだけでなく、外力を加えることが多いので、こうした力にも耐えないと危険ですが、木目模様のL型吊金具を使用して何とか強度を確保しています。

2004/05/09
 
jpg画像 自作家具2(img107.jpg) -107- 自作家具2

 自作家具というにはちょっとおこがましいのですが、これも今回の引越しにかこつけて作ったものです。
 机は近くの大型家具店で、広い天板一枚だけの机を購入しました。この机に、引出しをつけて そこにフラットベッドスキャナを置けるようにしました。以前はフラットベッドスキャナは棚に置いておいて、使用するときだけPCラックの傍に持ってきたんですが、結構面倒くさかったのと、棚の上の広いスペースが占有されてしまったり、スキャナが埃っぽくなったりとあまり好ましい状況ではなかったので、PCラックの傍にいつも置いて、必要なときに引き出して使えるようにしました。引っ込めておくとあまり埃を気にしなくてすみます。
 DIY店で集成材と引き出しレールを購入して、机の天板の下にぶら下げるような感じで、非常に簡単な構造です。

2004/05/08
 
jpg画像 自作家具(img106.jpg) -106- 自作家具

 さて昨日の写真の作業台が何に役立ったかというと、この写真の上置き家具です。普通の本棚やタンスなどを部屋に置くと、天井までのスペースが空いてしまいます。そこに箱に入った荷物や空き箱を置いておくのですが、ホコリになるし見栄えもよくありません。上に載せる家具があれば良いと思っていましたが、引越しで家具のカタログを見ていると、ちゃんとそうした家具があるのです。
 しかし、天井の高さや家具の高さはマチマチですからやはり、開きが出来てしまいます。奥行き寸法などまで合った家具はそんなに簡単には見つかりません。そこで、連休を利用して自作することにしました。
見栄えなどは既成の家具に劣るものの、寸法は「測ったような」家具が出来ます。という事でこの家具になりました。写真で見ると細かな粗が見えませんので、まあまあの出来栄えです。
 実はこの上置き家具は、下の書棚との間はボスで固定され、天井には突っ張る構造となっており、天井との間に滑り止めのゴムを噛ましてあることもあり、(多分?)かなりの地震が来ても、倒れることはないと・・・・期待しています。

2004/05/06
 
jpg画像 日記再開(img105.jpg) -105- 日記再開

今日で、ゴールデンウィークも終わり、また明日から会社が始まります。
 この e日記も3月末で一端中断しましたが、連休で引越しの片付けも一段落し、部屋の中も何とか落ち着ける状況になりましたので、再開しようと思います。
 引越しに関連して、いくつもHPに掲載したいネタがあるのですが、普通のHPの体裁にしようと思うとまだちょっと時間が取れません。
このページで概略を記載しておき、文章がまとまったところで体裁を整えて別ページに仕立てていこうと思います。
 まずは、連休に自作した家具の話題ですが、何事も道具から入る私は連休初日に丁度運良く近くのケイヨーD2で特売になった作業台を購入しました。何と \1,299 でした。値段だけのことはあって、形はしっかりとしているのですが、作りはかなり華奢です。でもあるのと無いのでは大違い、随分この作業台が活躍してくれました。
写真は、この作業台と私の作業場になっている、マンションの北側ベランダです。北側にこんな広いベランダがあって何に使うんだろうと思っていましたが、日曜大工にはもってこいのスペースでした。「トンカン」とか、電動工具はさすがに騒音の問題で控えておりますが、DIY店で切断してもらった板材を木ネジ中心の組み立てで組み立てるのには絶好の場所です。雨は勿論、風も北風以外は問題なく、私はこの北側ベランダが非常に気に入っております。

2004/05/05
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