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from 2003/10/ 5e日記風独り言e日記の起源

2008年もとうとう折り返してしまいました。
新しい年に新しい事を始めようとして、老骨にムチ打ちつつもがいている還暦目前のおじさんの日常の本音です。

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-338- IE7     = 今日は画像なし m(_ _)m =

Xpで最近 Internet Explorer 7.0へのアップグレードの警告が何回か出ていた。あわてることもないので、先延ばしにしていたが、まぁタブブラウザはそれなりに便利なので、アップグレードしてもいいかと考えて、アップグレードしてみた。
タブ式ブラウザに変わった以外、若干のデザイン変更しか気付かない程度。でも < a > タグの target=_blank では 別タグではなく今までのIE同様、別ブラウザが立ち上がってしまう。何かあんまり感心しないなぁ・・・・

2008/10/30
 
-337- 奇跡の聖母     = 今日は画像なし m(_ _)m =

表題のサスペンスを読み終わった。最初の方では、ギリシャ系の名前のせいだろうか? 覚えづらい名前が多くて、しかも同じ人物の名前が幾通りか出てくるので、何が何だか分からなかったが、読み進むにつれて馴染んできたせいか、面白くなってきた。
ギリシャ系アメリカ人の美術館員で美術史研究家マシューが、アナという女性が亡くなった祖父の遺産であるイコン(聖母の像)の処分に助言している内に、そのイコンを狙う元ギリシャのゲリラで名付け親フォティスに利用されて、イコンが彼に略奪されそれを追いかけるというストーリー。
我々からすると、ギリシャが第二次大戦でドイツやイタリアに侵略されて、その後も1970年代まで軍事政権が政権掌握していたなんて、ほとんど記憶にも残っていないが、その時代に端を発したストーリー展開で、結構面白かった。マシューがイコンに関わる設定や最後の結末には若干の疑問もあるが、サスペンスとしてはまぁ及第点と言ったところ。
この作家ニール・オルスンにはどうもこれ以外には作品が見あたらないので、これで再び、L・キングの「捜査官ケイト」シリーズに後戻りすることになる。

2008/10/29
 
-336- 俳句     = 今日は画像なし m(_ _)m =

ヨメさんの作句に付き合っている話は何回か書いたが、先日土曜日に「蕎麦の花や畑で作句の宿題があるんだけど、どうしても出来ない。参考に何か一つ作ってみて」と言われて沈思黙考・・・出来た句が
ふるさとの 山蒼くして 蕎麦の咲く
40代半ばまで蕎麦の花なんて知らなかったが、友人からあれが蕎麦の花だ、と言われて見たときの風景を思い出してそのまま詠んだ。当然蕎麦の花は白いんだが、そこを白と言わずに、大体は蕎麦の花を見ているときの背景は山、そこで山を蒼いと言って、白を想起させる高級手法?に、通常私の句は誉めないヨメさんが思わず唸った。曰く、今までの中でダントツいいそうだ。二物衝撃とか何とか? 十七文字の中に、二つのことを言い合わせて奥行きや広がりを感じさせるのがいいらしい。
でも、ふと思った。これって季語があるのかな? 蕎麦の花って夏咲くんだったような気も・・・まぁ、いいや。

2008/10/27
 
jpg画像 人生研修(img335.jpg) -335- 人生研修

ひょんな事で、研修のお誘いを受けて、ポケットマネーで参加してきた。人生の目的・目標と志 というようなテーマの 2泊3日の研修だった。30歳くらいから75歳まで、社会人5年目から余生半ばまでと幅広い参加者と一緒に。
正直「今更」と考えないではなかったが、意外と有意義だったと思う。少しは・・・・もしかしたらとんでもなく(?)今後の人生に影響が出そうな気がしている。
 と言うこととは関係なく、今日も性懲りもない寺家ふるさと村の写真。小さな池に波紋を広げつつ泳ぐカモ。こんな波紋のように、人生が影響を受けるカモ・・・お粗末。

2008/10/24
 
jpg画像 写真だけ(img334.jpg) -334- 写真だけ

取り敢ず、今日は先日の写真だけ。
この蛇はどうも アオダイショウらしい。
昔、子供時代にしか見たことがないから、もっと緑色が濃いような気がしていたが、季節や環境によっても変わるんだろうか?

2008/10/20
 
jpg画像 またまたPC復旧(img333.jpg) -333- またまたPC復旧

今日の日曜日、買った顕微鏡のケースを作っていたが、ほぼ完成の頃になって、娘がPCが壊れたと持ってきた。様子を見ると Windowsの立ち上がりで「Services.exeがエラーです」というようなメッセージが出て、なかなか立ち上がらない。立ち上がってもその後の動作はカタツムリのよう。通常10秒くらいの動作が1分以上かかっている。娘は最近ネットにもツナがないのでウィルスは可能性がないと言うが、苦労してHDDを外してデスクトップ機で一応チェックをすると一個だけ「Love-letter-C」というのが見つかった。削除したが症状は一緒。
結局、My Documentsを保存して再インストールと言うことになった。すっかり予定が狂った一日。
今日の写真は、また横浜の田舎・・・田んぼに残った案山子。

2008/10/19
 
jpg画像 顕微鏡など(img332.jpg) -332- 顕微鏡など

学生時代の研究室の先生を手伝っている関係で、微生物の生態を勉強しないといけないんだが、微生物ってそのままじゃ目に見えない。細菌が死んだとか、死ななかったとかを腐った臭いやカビで見ていたんでは、イマイチ説得性がない。
色々考えたが、結局顕微鏡が一番手っ取り早いことになった。Webで探すと、オモチャに毛の生えたような顕微鏡でデジカメで写真撮影が可能なセットが2万円位で買えることが分かったので、おとといの夜、ポケットマネーをはたいてネットで注文したらもう今朝届いた。さすがネット万能時代!
今日は一日、顕微鏡をのぞいたり、カメラで撮影の具合を見たりして過ぎてしまった。
ということとは関係ないが、今日の写真は昨日書いたように横浜の田舎の写真。水の中に幾つか浮いているように見えるのは泳いでいるカメ(写真をクリックすると、少し大きく表示されます)。昨日から脂汗流しながら俳句をヒネっているヨメさんを尻目に幾つか句が出来てしまった。一番いい句は季語が夏なので来年まで取っておいて、秋の句を一句 「木漏れ日や 水面の亀は 落ち葉縫う」駄作!

2008/10/17
 
jpg画像 横浜の田舎(img331.jpg) -331- 横浜の田舎

今日は秋晴れの気持ちいい日だったので、横浜・青葉台の寺家ふるさと村という所に散策に出かけた。
田園都市線の青葉台からバスで15分ほどの所に、ここが横浜か?と思うような田舎風景が広がっている。丁度田んぼの稲刈りが終わった後で、はざに稲が掛かっていた。今時、田舎でも稲を天日干しすることは無いのでは?と思ったが、ここでは天日干しだった。2時間弱歩き回ったが、なんとその間に カワセミ、コサギ、シロセキレイ、カモ、シマヘビ、カメ、イナゴなどに出会った。予想していれば望遠付きのカメラを持って行ったんだが、コンパクトカメラでも写真としては大収穫だったので、今日からしばらくはそれらの画像を使おうと思う。
取り敢ず今日はそのスタートで、カワセミ。3箇所でカワセミを見たが、中でもこのシーンはわずか 10mほど離れたところに止まっていたので、コンパクトカメラでもこの程度に撮れた。

2008/10/16
 
jpg画像 音楽CD作成(img330.jpg) -330- 音楽CD作成

昨日のe日記で書いたように、神奈川のチベットに残した家に掃除がてら柿を取りに行ってきた。その行き帰り、一人で運転なので、ちょっと退屈だろうと 普段はなかなか聞けない、昔のCDでも聞こうかと思って 3枚ほど持って行った。しかし、相模川沿いの信号の少ない道を走ったせいもあり、自分で運転しながら聞いていると、丁度 CDの演奏が終わったときに信号待ちで止まることもないから、ついCDが終わったのも気付かないで無音の時間が長くなる。無論聴きたい曲だけ聴くなんて芸当も中々出来ないことが分かった。
 そこで、好きな曲だけ集めて、ついでに私のカーナビの付属デッキではCDしか聞けないので、DVDに入っていたりインターネットからダウンロードしたmp3ファイルも CDに入れてしまおうと思って、今日はその作業に没頭した。折角こうした方法を探しつつ作業したので、また忘れないうちに 方法を Webにアップしておこうと思って、そちらも手を付け始めたが、Webが完成するのは明日になってしまう。
 今日の写真は、昨日その家の庭で撮ってきた スズランの実。4つ5つ実っていたらしいが、これは最後の実のようだ。この実はどうやらスズランの根と同様に毒があるらしいのだが、とてもそうは思えない、あでやかな色のコントラスト。

2008/10/11
 
jpg画像 柿取り(img329.jpg) -329- 柿取り

今日は金曜日なんだが、無職で気楽な身の上、天気も日中はいいが今夜から崩れそうでもあり、藤野に残してきた家の風通しがてら、柿取りに行こうかと朝天気を見て何となく思った。
 朝飯を食べ終わって、ヨメさんが出かけた後、こちらも早速出かけた。明日は天気にかかわらず、連休の混雑になると思うが、きょうは停滞もなく快適なドライブ日より。藤野の家の庭の柿の木は今年は重いほどに実が付いていた。柿の実は色づいて、先っぽの方には黒い縞が入って食べ頃だと思われる。試しに一つとって皮をむくと、蜜の黒い点がたくさん入っている。やはり丁度食べ頃。近所に配った後、20個ほどとって帰ってきた。この柿は、名前は知らないがスーパーや八百屋の店先に並ぶことがない珍しい柿。甘みは強いが、甘くても今の時期なら柔らかくなることはなくパリパリとした食感でとても美味しい。この柿を食べるようになってから、店で買う柿は食べれなくなってしまった。(但し、この写真の実は先っぽの縞が無いからまだ渋いと思われる。)

2008/10/10
 
-328- いろいろ     = 今日は画像なし m(_ _)m =

今年も、4-5日前からキンモクセイが香り始めた。夕刻、暗くなりかけた頃にジョギングしていると、どこからともなく香ってくる。あわてて辺りを見回すと、頭の上に黄色く小さな花が咲いている。
子供の頃は、あの甘い香りが苦手だった。貧乏だった子供の頃、「お大尽」の家の塀の向こうから香ってきたせいかどうか知らないが、どうして大人はこんな臭いを好きなんだろうと思っていた。しかしこれも年のせいか?それほどイヤではなく、むしろ「ああ、またキンモクセイの季節になったんだ」と感慨すら覚える。
 ローリー・キングの2冊目「捜査官ケイト・消えた子供」を読み終えて、ちょっと一休みでニール・オルスン著「奇跡の聖母」という本を買ってきた。R・キングの本がイヤになったわけではない。むしろ、彼女の本はどうやら主人公とその取り巻きの間の心の葛藤や共鳴などの持って行き方に面白さの秘密がありそうだと感じていたところだが、「奇跡の聖母」というキリスト教史にまつわるミステリーという好きなジャンルの本が店頭で目に入ってしまったので、この本が手放せなくなってしまった。この本を買って帰りながら、キリスト教にまつわるこうしたミステリーは多いのに、どうして仏教にまつわるミステリーという分野は無いんだろうと(私が知らないだけかも知らないが)ちょっと疑問に思った。

2008/10/08
 
-327- 次の本     = 今日は画像なし m(_ _)m =

M・コナリーのサスペンスを読み終わってしまったので、次を何にしようか悩んでいた。2冊ほど違う作家のサスペンスを読んでみたがどうも釈然としない。サスペンスは当然だが、山のようにある。でもどれを読んだらいいのか、面白いのか分からない。ミステリー・マガジンとか言う雑誌があって、書評や複数の専門家によるランキングも載っているが、これらは単行本であって今の私には・・・というかいくら好きでもサスペンスに2,000円を払う気にはならない。やっぱり文庫本から選びたい。と悩んでいて気づいたんだが、外国にも結構女性作家が多いらしく、手に取る本のかなりが女性作家だ。
 ズラーッと並んでいる本の中から、取り敢ず題名に惹かれる本を手に取るしかなく、結局「捜査官ケイト」という、これもローリー・キングという女性作家の手になるミステリーに決めた。前2冊と比べると面白い。何が・・・と言われるとはっきりしないが、文章(これは翻訳家によるところも結構大)もストーリー展開もすっきりした感じで、素直にストーリーに集中できる。主人公は題名通り、ケイトというまあまあ美人の女性刑事なんだが、物語の途中で恋人だと思っていたルームメイトが、実は女性で「レスビアン」なんだと言うことが分かる。結構手が込んだ仕掛けなんだが、なぜか嫌味に感じず、面白く読めた。同僚の、ややハードボイルドな(ハリー・ボッシュとは比べるべくもないが)、それでいて彼女には結構気を遣っているホーキン捜査官との絶妙な距離感がいいのかも知れない。
 で、読み終わりそうになったので続いて同じシリーズの「捜査官ケイト 消えた子」というのを買ってきた。何となく、クスリが切れるのを恐れて、残り少なくなるとそわそわし出すヤク中に似てないだろうか?

2008/10/02
 
-326- 体調やら何やら     = 今日は画像なし m(_ _)m =

暫く前に、ランニングで膝が痛いと書いた。1週間前には、記憶がおかしいと書いた。こうも体のことが気になるのは、やはり年なんだな、と思う。
 膝痛の方は、歩く分には何ともないが、やはりまだ長く走ると痛みではないが、膝の存在を感じてしまう。多分、無視して走ると2-3日で痛みが出てくるだろうと思うので、ほんの少しだけ走っては、後は早足で歩いている。出来れば1週間単位で、このまま走る割合を少しづつ増やしていきたいと思っているが、慣らしてもやはりどこかにスレッシュがあって、そこを超えた途端に痛みが再発するのではと言う不安がある。
 記憶の方は、その後は何ともない・・・・というか、もしかするとおかしいことすら感じないか、覚えていないという可能性も無くはないが、少し前のことが靄にかかったような感じは無い・・・・と思う。

2008/09/25
 
-325- その後のサスペンス     = 今日は画像なし m(_ _)m =

 マイクル・コナリーのサスペンスを読み終わって、次に読む小説を探して、サンドラ・ブラウンの「最後の銃弾」とアリスン・ブレナンの「ザ・プレイ」(原著はThe Prayなので、「祈り」とか「懇願」というような意味?)という本を続けて読んだ。どちらも女性著者の作品らしく、単なるサスペンスではなくて、ラブロマンスが絡めてある。どちらかというと前者は正統ミステリーらしく、主人公の刑事が美人容疑者を疑いながらも魅入られるように深い関係になってしまい、その刑事の葛藤が主軸の筋立てに対して、後者は連続殺人犯に狙われる売れっ子作家で元女性FBI捜査官とそのボディーガードのロマンスの比重がかなり高い。
 それぞれの著者には何冊かの翻訳作品があって、それらを読みたくないかと言えばそうではないものの、M・コナリーの時のようにどうしても次が読みたいという衝動にはつながらない。またしばらくの間、作家の選択に時間がかかりそうだ。

2008/09/21
 
-324- 疑似認知症体験?     = 今日は画像なし m(_ _)m =

 一昨日・昨日と非日常体験をしたんだが、今日はその反動だろうか? 朝から調子がおかしかった。
 娘も休みだったので朝遅く起きて、英会話仲間との勉強会のために暗記をしようと思ったんだが、英文は全く頭に入らないばかりか、何というのか自分の考えたこと、やっていることに現実感がないような、ほんの少し前に考えたこと、やったことの記憶がカスミの向こうのようにボケている感じ。午前中は何となく調子がおかしいな?という位の状態だったんだが、午後になって仲間との勉強会に出かける頃になっても、後から考えるとその勉強会の最中も、帰り途も、全くと言っていいくらい後から考えると現実感がない。全く記憶がないわけではなく、カスミかソフトフィルターの向こうに記憶の景色を見ているような感じ。
 もしかしてこのままボケるのか、と心配になるような記憶の状態で正直なところ焦った。世界各地を冒険旅行した経験のある英会話仲間の話では、非日常体験の刺激が強いと 2-3日間そんな状態が続くことがあると言われたが、「本当かな、このままボケちゃうんじゃないかな!?」とかなり深刻になりかけた。一昨日の酒の疲れで本来なら昨日の帰りのバスの車中はぐっすりと眠るところを、嬉しい?ハプニングでずっと話してきたので、昨夜は熟睡しすぎて寝ぼけたまま英会話仲間との勉強会に出かけたのかなとも思ったが、とにかく少し前のことが霞んでいるようでよく分からない。
 家に帰って、少し横になって読みかけのミステリーを読んでいるうちに、そうした感じは遠のいたような気もするんだが(もしかすると明日の朝起きたらもっと症状が進んでいるのかも知れないという一抹の不安があるが)、少し前の記憶が雲の中に包まれたような、不思議な体験だった。(という過去形になることを願っている)

2008/09/15
 
jpg画像 同級会行(img323.jpg) -323- 同級会行

 昨日、今日と前回書いた中学時代の同級会に行ってきた。総勢 48名中、幹事の努力で 22名の参加者がいたが、予め想像していた通りに殆ど顔は分からなかった。何せ前回の同級会から 10数年が経っている。それぞれの人生が滲み出ているのかどうかは定かでないが、髪は益々薄く白く、腹はせり出し、皺は無情にも・・・(これ以上は生々しくてとても書けないが)といった具合で、最初会ったときに、何となく面影はあるものの名前を思い出せない顔が半分、面影すら思い出せない顔が半分と言ったところだった。
 しかし、そこはやはり幼なじみ。話をするうちにだんだん当時の顔の表情が滲み出てきて、思い出話に話が弾んだ。人はしかし、大体は覚えていて欲しくない出来事ばかりを覚えているが、覚えていて欲しい事は覚えていてくれないものなんだと再認識した。それにつけても、先生というのは何と記憶力のすごいものなんだろう。70歳を超えても尚、誰の弟妹が誰で、どのクラスにいたとかスラスラと出てくるのには恐れ入った。一種の職業病<<<元へ!身に付いた職業特技なんだろうと感心した。
 そして、今日の帰りの高速バスでとんだハプニング! 飯田駅前で乗車して、次のバス停に着くと昨夜見たばかりの--かってのマドンナ(?)--が乗車してくるではないか。びっくりしていると、何と乗車券の座席は私の隣でまたまたビックリ。何か出来すぎた偶然のお陰で新宿まで退屈することなく、思い出話やら、お互いの(と言いつつやはり 9割は私の?)卒業後の話に花が咲いた。
 今日の写真は、帰りに乗ったその高速バスの車影。昔から変わらない、多分企業のイメージカラーなんだろうか?昨今主流の白をベースに明るい赤や青や緑でペイントされたバスとは明らかに異なる、頑ななまでに肌色主体のボディで、新宿のバス停でも一目でそれと分かる懐かしいバス。




2008/09/14
 
-322- 45年目の同級会     = 今日は画像なし m(_ _)m =

今週末、中学校卒業後45年目くらいの同級会があると連絡があった。実際には間に何回か同級会はあったので、ほとんどの人は 45年振りということはないんだが、それでも 30年くらいは行われなかったと思う。みんな、定年退職の年齢になって、いざ職場のつきあいが薄くなるとなると、その次の事を考えて集まるんだろうと想像している。私のように遙か彼方に動いてしまっていてはそれすらも覚束ないが。でもいったい何人くらいが出席するのか、誰が出席するのか、顔は勿論ほとんどの人が分からないと思うが、いったい話が合うのかどうかすらも分からない、と言いつつしかしやっぱり楽しみであることは事実。みんなどんなに変わったか?何をやっているのか?還暦目前の顔を眺めてみようと思っている。

2008/09/09
 
jpg画像 M・コナリー読了(img321.jpg) -321- M・コナリー読了

前にも書いたが、ここ数ヶ月 マイクル・コナリーというアメリカの作家の推理小説を読んできたが、文庫本化されている本は全て読み終えた(バッドラック ムーンという本がすでに廃版のようで、これだけが入手できなかった)。
この作家はかなり変わっていて、ほとんどの作品がハリー・ボッシュ(HB)というLA警察の刑事を主人公にしつつ、それ以外の作品でもHBシリーズに登場する人物がちょこちょこ顔を出す。最後に読んだ「チェイシング・リリー」という本でも、HBシリーズに登場した女性検事が今度は弁護士として登場していた。つまり、この作家はあくまでLAという都市を舞台にして、一連の時の流れを追うように作品を書き上げることで、作品に真実味を出そうとしているようだ。「ザ・ポエット」という連続殺人魔の作品にも、HBシリーズのFBI捜査官が登場していた。
こうした手法は、意外性と、それとは裏腹に違うシリーズでありながら何となく旧知の人を見るような懐かしさを覚えてしまう。それだけに、彼の作品は本来、出版順に読んでいくのがいいのだが、それを知らない私は、出かけた先の本屋に置いてある順に読んでしまったので、例えば結婚相手のエレノア・ウィッシュと別れるシーンを先に読み、後から出会うシーンを読む羽目になってしまった。

2008/09/04
 
-320- ジョギング再開     = 今日は画像なし m(_ _)m =

幸いにも 1ヶ月ほど前から痛かった膝がやっと、普通に歩く分には何も感じなくなった。ただ、途中で雷雨に遭ったときに、突然だったので膝を痛めていたのを忘れて 100m足らずの間を走ったら痛みが再発してしまったこともあり、まだ不安があって、さすがにいきなり走るのはためらわれるので、とりあえず様子見で4~5Km歩くことにした。三日間ほど歩いているが、どうやら早足程度なら大丈夫そうだと分かった。
もう少し様子を見て、来週から少しずつ走って見ようかと思っている。
というのも、退職して家で一日中 PCに向かっていると、腰やら肩やらが重くなって、これはイカンという気になってきた。多分、これから 10年後・20年後に何とか自分で動けるかどうかは、60代以降の生活態度によるような気がする。必ずしも走る必要もないんだろうが、性格的に何も目的なしに歩くのは気が進まない。それに比べて特に今の時期は、走って全身汗まみれになると「やった」という達成感がたまらない。走った後に風呂に入って汗が引いた後は、全身の細胞が生き返ったような感じになって、気持ちが良くて止められなくなった。

2008/09/03
 
jpg画像 虹の根本(img319.jpg) -319- 虹の根本

昨日の朝、7時過ぎにふと気づくと窓の外にくっきりと虹が見えた。今まで見たことがないくらいに、完全な半円形の虹でびっくりした。若干は新しく隣に出来たマンションの陰に隠れているんだが、それでもかなり鮮明だ。驚いたのは左側の下の方を見ていったら、ぼんやりとではあるが、わずか 50m ほど離れた東京電力の資材置き場の地面から虹が立っているのが見えた。
虹の根本には宝が埋まっているとか、夢のある話を子供の頃は聞いた気がするが、今になってみれば虹は太陽と目の位置によって変化することが分かってしまっているので、そこまで行ってみようという気にはならないが(そこまで行ったら、今度はその先に虹が移動してしまう)、こんなに珍しい現象を見ることはそうはなさそうなので、記念に写真撮影しておいた。写真でも、よーく見ると地面の色が少し変わっているのが見えると思う。

2008/08/29
 
-318- 雨宿り     = 今日は画像なし m(_ _)m =

今日の夕方、かなり涼しく感じたので運動がてら中央林間まで歩いて買い物に出かけた。
帰り道、中央林間を出るときには明るかった空が、10分ほど歩いてふと気づくと北の方から頭の真上に黒い雲がかかってきた。それでもまだ周りは明るいし、雷鳴も遠いしまだ大丈夫だろうと高をくくって歩いていると、100mも歩かないうちに腕に雨粒が当たり始めた。この時点でも家まで後 5分強のところだったのでまだ大丈夫だろうと思っていると、更に 30mほど歩いたところで急に本格的に降り出した。
ちょうど大きな庇のある空き倉庫の前まで来たところだったので、雨宿りを始めた。1週間ほど前にも、家に帰り着く 100mほど手前で夕立にあって、治りかけの膝を忘れて走ったら折角痛みがなくなっていた左膝がまた少し痛み始めてしまったが、夕立はあっという間に止んだ経験があって、今回も同じかなと楽観していたが、どうしてどうして15分くらいしてからは雷鳴・稲光が凄まじく雨脚はいっそう激しくなってしまった。倉庫の雨樋からは滝のように水が流れ落ち、軒下にいても飛沫でズボンの下の方は濡れてくる。
ヨメさんに車で来てもらうことも考えたが、車を出すだけでずぶ濡れになるほどの雨脚で、開き直って止むまで待つことにした。
4-50分して、やっと雨脚が小雨になったので、もういいかと歩き始めたら後ろから走ってきた男の子に、「すみません」と呼び止められた。何だろうと振り返ると、中学生くらいの男の子が「さっきから困っている様子だったので、これを使ってください」と言ってビニール傘を差しだしてくれている。その時は正直、ありがたいと思うよりも先に、一瞬「えっ」と驚いた。とっさの事なので、とにかくお礼を言ってから、「お返しに上がりますから、どこのお宅か教えていただけますか」と聞いたが、「もうこの傘は要りませんから」と言ったきり、男の子は振り向いて戻り始めた。後ろ姿にもう一度「ありがとうございます」とお礼を言って私も歩き始めたものの、歩きつつ、何と言ったらいいのか、濡れないことの嬉しさよりも、今の時代にこんな事に遭遇できたことの嬉しさや、それでも何とかお礼の方法がないだろうかとか、雨脚を気にしつつ歩き出すタイミングまで考えて傘を持ってきてくれたらしい気遣いを想像したりと、頭の中は全く整理の着かないカオス状態になってしまった。
やっと家に着く頃には、雨もほとんど止んで、エレベータに乗ろうとするとヨメさんが傘を持って迎えにでるところで、状況を話すとヨメさんも「信じられないけど、本当にありがたいね」としばらくその話題が切れなかった。
今になって考えても、あの場面、お礼を言う以外適切な対応はなかったと思うのだが、おそらく一生にそう何度もは経験できないような、貴重で嬉しい経験をさせてもらったことに今も興奮している。
ふと、貸してくれたのが女の子でもないのに(女の子は貸したくとも貸せなかったのだ)
七重八重 花は咲けども山吹の みのひとつだになきぞ悲しき
(後拾遺和歌集 中務卿兼明親王)と太田道灌の逸話を思い出したりした心豊かな一日になった。


2008/08/21
 
-317- 北京オリンピック やっぱり     = 今日は画像なし m(_ _)m =

前回(No.316:この下)日本柔道の鈴木選手にかこつけて、「世界に一人しか必要なくなってしまったチャンピオン」に関して書いた。
今朝の朝日新聞などによると、中国でも 110m障害のアテネの「元」チャンピオン劉翔 選手に関して、中国国内のネットでかなりの誹謗中傷がわき起こっているらしい。彼は元々アジア民族として初めて陸上短距離で金メダルを獲得し、中国国内ではスポーツ選手としてはスター級の選手として、多くのTVCMなどでも知られているようだが、例えチャンピオンだったとしても期待を裏切って「元」が付いた途端、わずか一回の故障でこんなにも手のひらが返ってしまうとは。
もちろん、彼を擁護する意見も同じくらいあるらしいが、民衆の「勝手な」世評とは所詮こんなもんだろうと気づかせてくれた。
そして、ふと気づくと本当はもっとシリアスな問題があった。
こうした「勝手な」世評がスポーツ選手の人気に向かっているうちはまだいいが、海のこちらの「民主主義の国」では同じ事がどうやら国政選挙で起きていると言うこと。その時々の近視眼的風評で大の?政治家が一喜一憂させられ、その度に国の舵は右往左往して定まらない。大の政治家の親分の首相ですら、人気投票の内閣支持率に端を発したゴタゴタで神経をすり減らしてギブアップしてしまうなんて、もはや「民主主義=民衆主義」に足をつっこんだ証で、やがては愚衆主義になってしまうと気づいた方がいいのではないだろうか。

2008/08/20
 
-316- 北京オリンピックたけなわ     = 今日は画像なし m(_ _)m =

新聞に載っている鈴木桂治の写真に、かってチャンピオンについて書いたページを思い出し、前回アテネで金をとったチャンピオンとは思えない表情に心が痛んだ。
今までの実績の上に、期待と選手団長としての責任・・・そうした重圧が多分外見のいかつさとは裏腹の繊細な心のバランスを崩し、身体は正直にそれに応えてしまった・・・と勝手な思いこみなんだが、事実として一時世界の頂点に立ったとしても、更に慢心することなく血の滲むような努力を怠らなかったとしても、必ずしもその後のチャンピオンが光り輝き続けるとは限らないという冷酷な事実をあの写真は物語っていると思う。
鈴木選手には、早く悪夢から覚め、本当の自分自身を取り戻して柔道を楽しめるようになって欲しいと思った。

2008/08/15
 
-315- 北京オリンピックのその後     = 今日は画像なし m(_ _)m =

明日、北京オリンピックの開幕式があるそうだ。
2008年 8月 8日 8時 8分(だったかな?)という縁起かつぎらしいが、気になるのは「オリンピック成功」という国を挙げてのイベントのその先になる国家の目標というか国民のモチベーションのようなもの。
良い、悪いは別にして、オリンピックは種々の民族からなる巨大国家を、統一した方向に率いるのには都合の良いイベントだったと思う。若干の民族主義や貧富の差(どちらも当事者からすれば若干どころでは無いだろうが)という国内問題にベールをかけて、その前のスクリーンにオリンピックを大写しすることで、国内の歩調を合わせる事に成功してきたようだ。
だが、オリンピックが済んで「祭りの後の・・・・」という雰囲気になった時に、せめて経済が順調ならいいのだが、どうも中国国内のみならず世界経済の雲行ががおかしい。
もともとかの国の群雄割拠の年月に比べ、あれほどの規模で統一国家として維持された歴史が無いだけに心配になる。

2008/08/07
 
-314- ランニングエクササイズ :その2     = 今日は画像なし m(_ _)m =

続けられそうだと思って、前回 ランニングについて書いた。しかし、この1週間ほど左足の膝が痛い。筋肉痛などではなく、何となく足首の捻挫の時のような、少し曲げたりした時の痛みに近い。そのうちに直るだろうと高をくくって走り続けていたが、良くなるどころか少しずつだが痛みが増しているようなので、ランニングは中止して、シップ薬を膝に貼ってみた。昨夜から貼って見たが今朝は何となく痛みが遠のいたような気がした。年齢的な膝痛の場合は、直らない可能性もあるので、ちょっとびくびくしていたがこのままシップで直ってくれることを祈っている。
そう言えば、ランニングの後に柔軟体操のようにして足首や膝の腱を伸ばしていたが、ちょっとやりすぎたんだろうか?1年ほど前に、とある先輩がテニスのし過ぎで膝が痛いと言っていた事を思い出して、あの時は他人事だと思っていたのにと愕然とした。それにしても、年齢とはなんと正直で冷酷なものなんだろうか。この程度の運動で痛みが出てしまうとは。10数年走らせた車が、ちょっとした上り坂でオーバーヒートしたり、ラジエーターから液漏れしたりしたような感じだろうか。
最早ポンコツの身体なんだから、なるべく大切に長く乗り続けないと!

2008/08/06
 
-313- ランニングエクササイズ     = 今日は画像なし m(_ _)m =

勤めを辞めて、一日 自宅のPCに向かっていることが増えたので、健康のためにと思って家の周りを 1日 30分くらいランニングしてみた。
最初は、あれっと思うくらいに走れなかった。情けないが 数十メートル走ったところで足が上がらなくなってしまった。ペースが分からず、むやみに走ったせいもあるのだが。2日目は注意して、歩くより少しだけ速いくらいのペースで走ってみた。多分 1Kmくらいは走れたような気がする。しかし、3日目くらいから筋肉痛が出てきて、それが一週間くらい続いて、もしかして回復しないのでは?と不安になった。しかし、何とか筋肉痛も回復して、その後徐々に距離が伸びて、最近は3Km程度、調子がよければ4km程度走れるようになってきた。
しかし、昔は運動すると体調が良くなった記憶があるが、この歳になるとどうも疲れのほうが先行して、まだ「調子がいい」と感じるには至っていない。
それでも走った後の汗と、風呂上りの気持ちよさに引かれて、今のところ1ヶ月強続けられている。細る一方だった脚の筋肉も、いくらか筋肉らしい形になってきた。
さて、いつまで続くか?

2008/07/28
 
-312- サミット     = 今日は画像なし m(_ _)m =

サミットが戒厳令のような厳戒態勢下でいよいよ開幕するらしい。
それに付けてもいつも思うのは、富の偏在について。
原始経済の時代は、富を蓄えると言っても一人の人間が1年間に食べる食料を蓄えるのがせいぜいだったが、それが貨幣経済になって 一生分の金をためても楽々金庫に入るようになって、今度は、預金 投資 証券の時代になったら、貯める場所なんて問題ではなくなったために、金額欄に ○を幾つか余計に付けるだけで、世界中の飢えた人たちが何年間も食べられるくらいの金を一人の人間が持つことが出来るようになってしまった。しかも、その「富」は、銀行?証券会社?ファウンド?それともインターネット上の電子マネー?どこの国?にあるのかもはっきりしない。もう現実に地球上に存在する金や石油、そして生産される食料などの現物の何倍の「金」が地球上で動き回っているのかすらはっきりしなくなってしまった。
このように 保存場所の制約すら解かれて、持つことの上限を失い、しかも それらの「金」がネット上を国境を越えて駆け回ることで、先進国だけでは対処の出来ない経済になってしまったというのが私の分析。
中には、PCに向かいカップラーメンをすすりながら何十億という金を動かして、現実の投資をゲーム感覚で楽しむ若者もいるらしい。
いずれにしろ、サミットももうお祭り以上の意味はなくなったと思うのだが。

2008/07/06
 
-311- ブログ     = 今日は画像なし m(_ _)m =

最近、次の仕事の件で電磁気学を再勉強中だ。
大学時代ですら、ろくに理解していなかったのを、今更マックスウェルの方程式を解いて・・・なんてとても覚束ないので、あるところまで悩んだら、Webの質問箱で質問することにした。
質問するのに会員登録しないと質問できないので、会員登録したら、おまけでブログが出来るという。この「e日記」ですら、日記から月記に間引かれようとしているのに、そして 自前のプログラムで「e日記」を始めた意地で、ブログなんか! と思っていたが、それほど意地になることでもないか、と素直にブログページを作ってみた。
と言いつつ、このページですら更新が出来ないのに、それ以外に出来るのか?という疑問はあるが、今後 テーマを分けて、物理学に関しては、ここに書き込もうと思う。多分、それほどは無いと思うが。

2008/07/02
 
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