How to change HDD 4
3. HDDの交換 Part1: HDDを載せ換える その前に すぐに、新しい HDDに載せ換えをしたくなるところですが、 ちょっと待ってください。 まず、Windows 起動ディスクを作成します。 「 マイコンピュータ 」 → 「 コントロールパネル 」 → 「 アプリケーションの追加と削除 」 をクリックして、 「 起動ディスクの作成 」 タブで 起動ディスクを作成します。 或いは、 Aドライブのフォーマットをして、 システムの転送 を しても良いのですが、 Format.com やら Fdisk.exe などの 必要なファイルをコピーするのを忘れないようにしましょう。 a. ここでやっと、古いHDDを外して、新しいHDD を載せます。 上記で作成した、起動用 FDD を使用して、FDDから HDDの Fdisk/Format を行います。 しかし、もう一度後から、古いHDDを付け直さなくては なりません。 使わないPCがあれば、そちらを一旦借りて、そちらの HDDと 交換するのも、一案です。 (付け外しの回数は、結局変わりませんが) また、理論的には PCIの USB-IDE 変換ボックスは、Windows での使用が可能ですので、古いHDD を外さずに USB-IDE ボックスに 新しい HDDを入れて、Windows の DOS窓から DOSコマンドで、FDISK/Format コマンドを実行することも 可能です。 しかし、なぜかこの方法は Partition table が正確に 書き込まれないことがあるような気がします。 実際に、載せ換えて 基本領域をアクティブ設定して 拡張領域の論理ドライブを見ようとすると、見えないことが ありました。 それ以来、私は 面倒でも、実際に DOSのディスクで Fdisk/Format を行っています。 b. さて、それでは 載せ換えた新しい HDDに Fdisk でパーティション領域を作成します。 FDD に上で作成した 起動用FDを挿入して、電源を 投入します。 Windows98 などは、FD が2枚になります。 DOSプロンプト ( > ) が表示されたところで、 Fdisk.exe がコピーされている FD を挿入して > fdisk とタイプして、リターンキーを押します。 すると、2GB以上のハードディスク領域を有効にするかどうかの 問い合わせが出ます。 迷わず、 [Y] と入力して リターンキーを押します。 1. FDISKのオプション画面 ここで、まず O/Sが起動可能な領域である 基本 MS-DOS 領域を 作成するため 「1.」の 「MS-DOS領域または論理MS-DOSドライブを作成」 を選ぶため、 「1」 とタイプして、リターンキーを押します。 2. 領域をチェックしていることを示す画面が表示されます。 大きな容量のハードディスクでは、こうしたチェックの動作が30分-1時間 単位でかかることがありますので、十分な時間を確保してからかかりましょう。 3. 割り当て可能な最大サイズを割り当てるかどうか 問い合わせてきます。 ここでは、データ用の別ドライブを作成するために、[N] を入力します。 4. 続けて、基本 MS-DOS 領域に割り当てる容量を、 サイズか割合で入力する画面になります。 使い方によりますが、O/S だけをインストールして、Program File や My Documents を別のドライブにインストールするのであれば、 2GB もあれば十分ですので、例えば 2,000MB - 3,000MB 程度の 値を入力します。 5. 基本領域が確保されたことが表示されます。 Esc キーを押すと、再び FDISK オプションの入力画面になります。 続けて、D: ドライブを作成するために、拡張 MS-DOS 領域を 作成します。 6. FDISK オプションの入力画面で 再び [1] を選択します。 7. 前回と同様の、MS-DOS 領域の作成の画面になりますが、 今度は 拡張 MS-DOS 領域の作成をするため [2] を選ぶと、 8. 前回の基本領域と同じような容量の設定画面になります。 起動する O/Sを複数設けるような特殊な使い方以外は、今度は 最大容量でもかまいません。 9. 拡張領域が作成されました。 Esc キーを押して、元に戻ります。 10. 拡張 MS-DOS 領域内に論理ドライブを作成するための画面 になります。 全部 1つのドライブでもいいのですが、大きすぎると整理も困難に なります。 個人的に使うデータと仕事などで使うデータを分けるなど、 2-3つのドライブに分けるのがいいと思います。 30% 位づつのドライブを、3つ作るためには この工程を ドライブの数だけ繰り返します。 11. 論理ドライブが作成されるとその論理ドライブ情報を表示する画面 になります。 ここでは、適当に [Y] を押して、情報を確認します。 12. 論理 MS-DOS ドライブの情報が表示されます。 作成した論理ドライブの情報に間違いがなければ、Esc キーで 最初の FDISK オプションの画面に戻ります。 ここで、もう一度 領域情報を表示( [4] ) させて確認したら Esc キーで FDISK を終了します。 13. 全てを終了して、Esc キーで FDISKを抜けると 再起動して、フォーマットが必要だという表示がされます。 14. 再び、起動用フロッピーディスクから再起動して、format.com の入っているディクスで、 D: ドライブから順に > の後に > format D: などと入力します。 ここで、 ”C:” ドライブを Format しないのは、古い HDDの C: ドライブのイメージを再生すると、自動的に フォーマットが 再生されるため無駄な時間が発生しません。 データがなくなるという警告が出ますが、新規のハードディスクですから [Y] で、継続します。 このフォーマット処理を、新しく作った ドライブ(D: - E: など) 全部に行います。 これだけでも、最近の 数十GB の大容量 HDDでは、半日仕事です。 HDD載せ換え Part2: