日経BPの堅いページに」
「セックスの快感は脳を麻痺させる」という刺激的な題名のコラムが掲載されている。東京大学准教授の伊東乾氏のコラムだが、氏も意識してかなりの文字を使ってその論文の正当性を述べている通り、動物としての本能がむき出しになっているときに起きる脳内の活動を測定することで人間のイジメやキレる時の暴力的な挙動の解明をしたいと言うことが動機らしい。つまり、本能の一つの衝動である性的絶頂の状態では、前頭前野の酸素化ヘモグロビン濃度が著しく低下しており、逆にヒトの高次な知的活動を司る前頭前野連合野などは、生殖の最中にはほとんど使えない状態だろうと言うことらしい。
そういえば(また我田引水の誹りを受けるだろうが)、昔 食欲にかこつけて、この
e日記 No.147でコソボの紛争中、民族の存亡と言う極限状態に置かれた若者が他民族の女性をレイプしていることを対比として取り上げた事を思い出した。
ヒトが本能=動物の行動 をとる時、ヒトとしての知的活動が行えなくなるのは、脳科学的にも証明されつつあるようだ。ここで述べられているのは実験の仕方がかなりエキセントリックだが、定量解析と定性との説明にもあるが、ある種の極値を求めて まずその本質を見極めるという手法にも興味を覚えた。
次に買って読む本は『さよなら、サイレント・ネイビー 地下鉄に乗った同級生』にしよう。