もう先月になるが、久しぶりの散財。

暇を持て余して？　DC/DCダウンコンバータを自分なりのアイデアで作ろうと思ったが、色々分解などで溜め込んできた部品の仕様がはっきりしない。抵抗類はデジタルテスターがあるが分解品からは最近はチップ部品になってしまったので殆ど再利用出来ない。一番はコイル(インダクター)なんだが、分解品では諸元がはっきりしないことが多い。廃品利用しようにもインダクタンスが分からず「エイヤッ」では心もとない。しばらく前までは、諸元の分かっているコイルを使って抵抗とのブリッジ回路を使って測ったりもしたが、周波数設定やら半固定抵抗の接続などが面倒で最近はズクがない。それに デジタル LCRメータも中国製が随分安く(昔の感覚では「夢」のような値段で孫のおもちゃと同程度だ！)購入できるようになったので、Amazonをうろついていて 5,000円弱のをポチッてしまった。Netには安モノが 2,000円台からあるが 1mHまで測れるとなると若干高くなる。
写真では、この間分解した点灯しなくなった LED電球の点灯回路内のインダクタンスを測定しているところだが、160μHと表示された。大きさからは想像できないインダクタンスだが、小さなコアに細い導線を目一杯巻いているんだろう。電流値を増やして磁力線が飽和するポイントも測れればいいんだが、そこまでは望めない。
しばらくは楽しめそうだ。