しばらく前に
新しいデスクトップ機がスリープ動作で不調だと書いた。このデスクトップ機は仕事用だからと「グッ」と我慢して 自作はせずに BTOマシン(PCショップブランド)で購入したもの。
しかしそれが逆に災いした。このPCは基幹部品のマザーボードが AsRock製なんだが OEMカスタマイズされていて、何と BIOSアップデートが出来ない。サポートにメールしたらあっさりと「アップデートは出来ません」と言う返事(!怒!)。諸所の現象から この Sleep不具合は BIOS依存だと踏んだが、その BIOSがアップデートできないと知って愕然とした。
で、そこで諦めたら PC歴(年季だけだが)は Bill Gatesや Steve Jobs と同じと自称している私にとって名折れになってしまう。BIOSアップデートは原理的には メーカーが配布する更新用 BIOSファイルを BIOS EPROMに書き込むだけなんだが、通常の マザーボードの場合は BIOS自体にアップデート機能が搭載されていたり、Windows上からアップデートするユーティリティソフトが提供されている。しかしこの私の PCのマザボの場合はそうした手段が一切ないのに加えて、AMIやIntel社などから提供されている汎用のアップデートユーティリティを試してみたがエラーになってアップデート出来ないことが分かった。(CPUの Microcode部分など一部は読み出せたが、AsRock製類似マザボの BIOSの該当部分を切り出したファイルを指定して Intel製ツールでアップロードしてみたら Layoutが違うとケラれてしまった)
そこで 更新 BIOSファイルが準備できるかどうかは分からないが(実はそこが一番ハードルが高い)、原理的にどんな BIOSでも BIOSファイルをバックアップしたりアップデート出来る SPI Writer(CH341A/ Amazonで 900円弱)という安価なツールを購入した。こんなツールは最悪 PCを一瞬にして粗大ゴミ化する危険性があることを十分覚悟した上で、果敢(無謀!)に これで試すと 確かに 現在の BIOSの全体がダウンロードできたり消去したり(=起動できなくなる)、その BIOSファイルのままならアップロード出来る(=再び正常起動
♪❤√)ことも分かった。これで心置きなくBIOSファイルをイジリ倒せる V(^_^)v。
そこで、Web中を検索しまくって BIOSファイルの改造方法を漁ってみた。BIOSなんて PCユーザでも知らない事が多いくらいにマイナーなテーマで、その改造なんてなると更に狭い世界の話だから情報は限られる。見つけた主なページは
ふらっと 気の向くままにという Akiraさんという方の一連のページ。 しかし、このページには一部のソフトウェアのダウンロード URLが記載されていない。多分開発元の著作権などの問題だと思うが、有料/無料問わず配布されていないツールが複数あるのでツールを揃えるのに一苦労(検索ではかなりヤバいページもある中をかい潜り、何とかかき集めた 汗;;;)。
続きはまた次に・・・・