#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、パソコン技術やインターネット技術、プリンタやPCアプリからプログラム言語などに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-2084- WiFi 不調
= 今日は画像なし m(_ _)m =
岡谷の家の方での話だが。
神奈川との往復に、そのたびノートPCの持参は老体にはきつくなってきた、と思って考えていたら家人が昔「どうしても知人の使っている Vaioのアルバム印刷アプリが使いたい」と言い出して、アプリだけのインストールが出来ないか画策したものの、結局インストーラのない状態では無理そうだと断念して新規に最低ランク機(それでも十数万円)を購入し、1~2年したら予想通り全く使わなくなった WinXp機があったので、メール受信や Web検索程度ならサポート期限切れの Xpでもいいかと、かなり重い機体だが置きっぱなしにするので一度だけならとリュックに入れて持ってきた。Vaioがまだ Sony製だった頃だから 15年ほど前の製品(VGN-FS21)だ。
この PCは神奈川の方でも、時々 Xpの動作チェックなどに WiFi含めて使っていたので、岡谷でも別段問題ないだろうとそのまま持ってきたが、いざ使おうと思ったら WiFiに接続しない。古い&最低機種なので、WiFiは手持ちの PCMCIAカード式の外付け。しかも岡谷にはたまにしか来ないのでインターネット回線費用の節約で WiFiアクセスポイントは隣の娘の家の電波を拾っているため、頼みのイーサネットは使えないというかなりハンディの重い状態。
当初 WiFi接続なんてアサメシ・・・・と舐めてかかったが、朝飯を食べ終わってアクセスポイント名を選択して PINを入力しても WiFiアイコンに警告マークが消えない状況。調べると IPアドレスが取得できていない。娘の家のアクセスポイントは私が設定したし、当然 DHCPのハズなのに・・・・と思いつつ、Windows10に慣れてしまって Xpなんて忘却の彼方の記憶をたどりつつ、メインの接続を DHCPでサブを IP固定にしたりしたら一応、WiFiアイコンの Xマークは消えて DOSプロンプトの「> ipconfig」コマンドで IPアドレスが確認できるようになった。しかしこれでもブラウザでは「インターネット接続なし」となってしまうし、ルーターまでの経路をチェックするため DOSプロンプトで「> ping 192.168.0.1」としても「応答なし」。
もしや?と思ってスマホで娘の家の WiFiアクセスポイントの Firmwareのアップデートを実行したり、考えられる限りあれやこれやを半日近くチェックした結論は、WiFiのクライアント(PCMCIA子機)は Buffalo製なので、AirStationの設定ツール+同時にインストールされるクライアントマネージャー3という子機制御ツールと、娘の家のアクセスポイントは IOデータ製の AirPortという機種だったことでそれらの相性の悪さ。Windowsのコントロールパネルから WiFi設定をしようとすると「別のアプリが動作しているので・・・」と言うような表示が出て設定が反映されず DNSが割り当てられていない様子。
当初、IPアドレスが割り当てられなかったので DHCP設定をいじったりしたが、固定IPアドレスを割り当ててもインターネット接続は不可のまま。結局、PC内の AirStation側の設定ツールとクライアントマネージャーを削除したら難なく接続できるようになった。問題なく使えていた神奈川の方の環境は アクセスポイント:Buffalo-子機:Buffaloと言う組み合わせだったので問題なかったようだ。
それにしても、接続できてから この Xp機はなんて遅いんだ!と思って調べると CPUは Celeron M360(1.4
GHz)で RAMが 256MB!(ビデオメモリー共有)となっている。一瞬目を疑ったが Xpの時代の最低スペックマシンならあり得るかと思い直した。ビデオメモリーに半分近く取られるだろうから、正味百数十MBのメインメモリーなら比較的軽い Xpだとは言え何度もパッチが配られた O/Sだけでも溢れるくらいだろうし、当節のタブ式ブラウザで何ページかのページを開いたら確実にメモリーの退避が何回も行われるから遅いわけだ。
もう天国に召されることが決まった老いぼれに栄養点滴するようなもので、サポート終了して何年もたった Xp機を金かけてメンテナンスするなんて思いもしなかったが、このマシンをもう少し使うならメモリーの増設も考えなくてはならないか?
2019/08/07