| -1397- さらに続く |
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一旦思い出すと連鎖反応のように出てきてしまうので。 我々の学校は男女共学だったが、女子生徒の数はかなり少なかった。1学年450人くらいの中で女子は50人いなかったと思う。他の県もそうかもしれないが、長野県の長野市、松本市、諏訪市、飯田市、伊那市・・・それぞれには旧制の師範学校の流れをくむ進学校と、セットのように女子師範の流れをくむ普通科女子高校があった。飯田にも普通科の飯田高校と風越高校と言う高校があったが、風越高校の方は当時は女子高だったので放送委員会なども女性だけ。放送機器の扱い等で困る事があったのか、先輩からの習わしとして時々この高校に出かけては交流したり文化祭のお手伝いをしていた。 私が2年の時だったが、ある先輩に誘われて平日放課後にこの学校に出かけて暫くの間放送室で話し込んだ。なんの話をしていたのかもう覚えてはいないが、暗くなってさて帰ろう・・・・と廊下に出ようとしてビックリ。 実はこの高校には定時制があり、その時はすでに定時制の登校時間になってしまった様で廊下にはセーラー服の女子生徒がゾロゾロ歩いている。放送室の中だって当然私たち2人以外は女子生徒だったから廊下と放送室の中に違いはないはずなんだけど、何故か外に出てはいけない雰囲気になってしまった。その時風越高校の放送委員が何と言ったのか、今となっては覚えていないが、とにかく風越高校の放送委員と暫くの間同罪のように放送室で息をひそめるようにして過ごし、授業が始まるチャイムが鳴って廊下に女子生徒がいなくなるのを見計らって慌てて帰ってきたという<ドキドキ>した記憶がある。 今考えれば、あんな事でドキドキ出来たなんて・・・・とそっちの方が懐かしいが。 この話にも後日談があって、実はこの時私を誘って出かけた先輩と、その時の風越高校の放送委員の一人がその後結婚したらしい・・・・と風のうわさで聞いて、なぁ~んだ、私はうまく利用されていただけなのか、と思った記憶がある。いつか真相を聞いて見ようと思いつつも、その先輩とは卒業以来一度も顔を合わせていないので果たせていないが。 ボトルブラッシュの木に蕾が付いた。もうすぐ真っ赤なふわふわの花が咲く。 |
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2015/04/30 |