e日記風 独り言

気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、政治や思想・社会問題に対する勝手な私見を書いてみました。専門家ではありませんが、岡目八目という言葉もある通り、時には本筋を突いていることもあるかも?
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-1326- もう一回人質事件
実はこっちの方が深刻だと思うんだが。
今回の事件では実は集団的自衛権の新解釈による海外での武力行使の条件「日本国民の生命が脅かされた場合」が満たされてしまったと見ることもできるのではないか。今回の人質は戦地に入った事情などもあるし、行使したところで救出される見込みはないから政権も派兵すると言う愚挙は犯さないだろうが、(少なくとも私は)海外での武力行使はもっとずっと遠い話と思っていたのに、半年足らずで早くも目の前にその可能性を突きつけられてしまった感じ。
今後海外進出企業の民間人はもとより、国のために働く大使館などの政府関係者、あるいは国連や医療団と言った国際組織で日本を代表して(日本のために)働く日本人が軍隊相当の過激派など価値観の著しく違う人たちから標的にされる恐れは一層高くなると思われる。解釈変更を推し進めた人たちに言わせれば「それ見たことか、だから(海外での実力行使が)必要だ」ということなんだろうけど、我々一般人はとてもそこまでは想定していなかったと思うんだが。
このように、決して平時から悪い方向を指向しているわけではないが魂胆を持って全体を動かそうとするあまり見通しを誤る一部の人たち、適切な状況判断ができないで流される大多数の一般国民、そうした隔たりのあるところに想定外の事態が勃発した時にいつも大きな悲劇が起きるのではないか。
原発事故だってある意味、「国民が安い電力を使えるように+(建設費用のうち少しは自分たちにも回せるから)」と思った人たちが推進し、多くの国民は事故の恐ろしさを知らされないか、まさか事故なんて起きないだろう、と安穏と思っていたところに想定外の津波が押し寄せて悲劇が起きたとも取れる。どちらも外的要因は「想定内」で済む保証はない点がポイントだろう。

写真は十分に色づいた夏ミカン。街路樹で果樹としての十分な手入れもされていないようだが、たわわに実を付けている。
2015/01/23