| -1085- 新茶 |
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しばらく前に注文しておいた宇治茶の新茶が届いた。毎年、この時期の楽しみの一つだ。ここのお茶を頼むのはそれなりに理由がある。数多あるお茶のブランドの新茶を飲んでみたが、どれもアミノ酸の味が強く馴染めなかったが、このお茶だけが昔ながらの自然の味のような気がする。 と言うのも、私の生まれた辺りはお茶栽培の北限に近く、家の周りの土手にはぐるっとお茶の木が植えられていた。私の生家でもお茶を自家製造しており、この時期になると茶摘みを手伝ったことや、積んだお茶の新芽を蒸かして、父の手作りのお茶揉み・乾燥器で茶葉を揉んで作っていたことを思い出す。手揉みのお茶づくりは1回の乾燥に 2~3時間かかる気の長い作業だったし、蒸し加減や乾燥の火加減、揉み方などその家毎の特徴があった様で、出来たお茶の味は他には特に何と言う程のもののない父と母の自慢だったようだ。あの何とも言えない新茶独特の香りと味は 50年近くたった今も忘れない。 あの乾燥器は、父がどこかで見たものをそのままトタンなどで自作したものだと思うが、他所の家では見たことがないだけに今となっては不思議な光景だった。 今日の写真はピンクのカタバミ。イモカタバミという種類らしいが、この花も名は体を表していないような気がする。 |
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2014/05/12 |