FreeのPrtition Manager EASEUS Partition Master を使ってみる

 PCを長いこと使い続けていると、処理速度が遅くなったと感じることがある。そんな時は、Cドライブをクリーニングやデフラグしたり、メインメモリを増やしてみたりすると効果がある場合があるが、もうひとつ確認した方がいいのは、Cドライブの空き容量。
 CドライブにはO/Sである Windowsが動作するのに必要なO/Sのファイルやドライバーファイル(大体は C:\Windows の下)そして各種のアプリケーションの実行ファイル(C:\Program Files の下)、インターネットのキャッシュやアプリケーションが動作途中で作るテンポラリーファイルなどが自然に増えていって知らない間に空き容量が不足し、アプリが幾つか起動するとメインメモリの退避の度にHDDの細切れの空き場所に書き込むことになって速度が低下する。
 しかし、アプリなどは使わないと思ってアンインストールした時に限ってまた使いたくなるなど、なかなか削除は出来ない。こうした場合に、もし同じHDDに Dドライブなど別のパーティションがあってそちらに余裕がある場合は、パーティション編集ソフトで Dドライブを減らして Cドライブの容量を増やすといい。
 数年前まで、パーティションを操作するツールは 1万円程度していたが、最近は無料で使えるフリーウェアが出てきた。今回 EASEUSというところの Partition Master 4.0 Home Edition を使ってみたのでその操作方法を解説する。
尚、ここでの説明内容の合否如何にかかわらず、パーティションの操作を行う場合の結果については自己責任でお願いします。
その他 兄弟のような機能ですが  Drive Copy  Disk Image Backup

操作の手順
  1. ダウンロードとインストール
  2. データのバックアップ
  3. ドライブの容量の変更


  1. EASEUS Partition Master をダウンロード&インストール
     EASEUSのページの中ほどにある「Download」ボタンをクリックしてセットアップファイルをダウンロードする。
    「EPM.zip」という 9MB弱のファイルがダウンロードされるので、それをLhaplusなどの解凍ソフトで解凍すると、「EPMSetup.exe」というファイルが出来る。それをもう一度ダブルクリックして実行する。


    「I accept the agreement」をONして「Next」をクリック。

    「Information」が表示されるので「Next」をクリック。

    インストール先のフォルダーの指定をする。デフォルトで良ければそのまま「Next」をクリック。

    スタートメニューに作成するグループの名前を入力。デフォルトでOK。

    デスクトップアイコンとクイック起動ランチャーのアイコンを作るかどうかの指定。スタートメニューから探すのは大変なのでデスクトップアイコンは作った方がいいが、それほど使用頻度は多くないのでクイック起動ランチャーはない方がいい。

    【名前】と【eメールアドレス】の入力は必須ではないので、「Next」をクリック。

    入力設定の情報が表示される。「Next」をクリック。

    インストールが終了したら「Finish」をクリックして終了。



  2. 各パーティションのデータバックアップ
    通常はパーティションの操作でデータが消失することはないが、例えばデスクトップマシンで処理中に電源が落ちたりすれば確実にデータは消失してしまう。あるいは、HDDに不良セクターがあったりしても操作の途中でハングアップする可能性がある。そうした時の予防に、操作するドライブのデータはバックアップを取っておくことが望ましい。方法は別途。


  3. Partition Master を起動する
    Partition Masterを起動すると、下のようなウィンドウが表示され、ウィンドウの右下に接続されているドライブのパーティションが表示される。上の方にパーティションの状態が帯でグラフィックに表示され、下の方にはパーティションのリストが表示される。Dドライブを減らして Cドライブを増やす場合は、まず Dドライブの上でマウスをクリックして Dドライブを選択する。Dドライブが選択された状態で、上の帯状の DドライブとCドライブの間にマウスカーソルを持っていくと、カーソルの形が  のような形に変わる。

     その状態で、マウスの左ボタンを押したまま右の方にドラックして Dドライブのパーティションサイズを減らす。カーソルの下に表示されるサイズを見ながら、適当なところで左ボタンを離す。
     あるいは、Dドライブを選択した後で左上の方のツールボタンの中の「Resize/Move」ボタンを押す。
    すると「Resize/Move Partition」というウィンドウが開いて、数値でサイズを指定できる。「Unallocated Space Before」という横の入力枠に Dドライブから Cドライブに移す空き領域のサイズを数値で入力するか、その右横のアップダウンボタンを押してサイズを調整する。「Unallocated Space Before」が Cドライブを増やす容量になる。その下の Dドライブの新しいパーティションサイズを確認して「OK」ボタンを押す。

    次に、今度は Cドライブをクリックして選択状態にして、マウスカーソルをCドライブの縁の上に持っていくと、再びマウスカーソルの形が  に変わるので、そこで左ボタンを押したまま、右方向に Dドライブとくっつく所までドラックする。

    変更結果を下のリストで確認し、間違いがなければ「Apply」ボタンを押す。

    処理の進行状況がスケールで表示される。
    終了すると、下のようなコメントが表示される。
    この手の操作にかかる時間は、移動する容量、使用領域の割合などによって大きく変わるが、IDEあるいはS-ATA接続のドライブで、10GB程度の操作なら 10〜20分程度で終わると思われる。



簡単に使ってみた感想では、パーティションサイズを変更するだけであれば有料のソフトと遜色なく使えると感じた。パーティションの種類やフォーマットを変えることは通常ほとんどないし、多くの個人の場合非商用の利用は勿論、パーティションの変更なんてPC1台につき1度やるかどうかという操作だろうから、少なくとも個人利用では数千円する有料ソフトの存在理由が無くなってしまったのではないだろうか?


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