e日記風 独り言

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楽 天 の 商 品

-2189- 夏至
と言っても昨日の話だが。
暇老人なので またどうでもいいことを考える。昔から人々は冬至に比べると夏至の認識はおざなりだったような気がする。冬至は、それまで短くなってきた日照時間が底を打ち、明日からは日が長くなるという一種希望のような日のせいだろうか、少なくとも日本ではカボチャを食べるとか、ゆず湯に入るとか季節行事もある。そもそもユリウス暦の 1月1日が決まったのはユリウス暦からグレゴリウス暦への移行時に行った帳尻合わせの結果だといい、その昔は冬至が1年の終わりとなっていた可能性が高いと思われる。
対して夏至についてはあまり「夏至だから○○をしなくては」ということを聞かない。季節的には柚子に対して梅の収穫時期だから「梅」を食べなくてはとか、地植えのキウリなど収穫の始まる野菜を初めて食べる・・・みたいな話があっても良さそうなものだが。子供の頃、梅の実が膨らんできた頃にこっそり食べたら、後から「梅は梅雨になる前に食べたらダメ(腹をこわす?だったかな)」と言われたが、実際には腹は大丈夫だった記憶があるが、「夏至まで食べたらダメ」とは言われなかった。その後、青梅には青酸が含まれているからだと分かったが、結局は目を盗んで食べるほど美味しいものではないと分かって「腹をこわす」ほどは食べなかった。
梅雨最中でこれから蒸し暑い夏になっていくという鬱陶しさも、生きること自体が大変な時代に食物の入手が困難になっていく暗い冬の一筋の光のような日には比べるべくもなかったということか?

今日の写真は、もう花は終わったと思っていたのに葉っぱの影に残っていたヤマボウシ。実が中心に育ってきて、山法師という名前を「さもありなん」と納得させるような姿だ。
2021/06/22
 


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