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from 2003/10/ 5e日記風独り言e日記の起源

あっという間に 2007年が終わって、2008年。
新しい年に新しい事を始めようとしている還暦目前のおじさんの日常の本音です。
とりあえず区切りと言うことで、2008年前半半年をページとしてまとめました。

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-310- 掲示板荒らしロボットとの対戦 No.2     = 今日は画像なし m(_ _)m =

昨日の続き。
新しく不正書込み対策をとって一日たったので結果を分析してみた。この手の情報はあまりネット上でもお目にかかったことがないので報告しておこうと思う。
24時間の間にあった不正書込み
総数:約 900件 その内訳は以下の通り
パスワード未記入:約 87%
2バイト文字なし: 約 13%
多重URL検出: 約0.1%
拒否アドレスからの書込み:約0.1%
一番多い「パスワード未記入」は、必ずしも全てのページが削除用パスワードを必要としていないために記入対応していないロボットが多いのだろう。また わざと日本語でパスワードとか 6文字以上とか表示しているので、海外のロボットには内容が読めないことも利いているのかもしれない。記録されたIPアドレスから見ると私のページにアタックしているロボットは10数台だと思われる。多いロボットは数分間隔くらいで頻繁に書込みを繰り返しているようだ。2番目の「2バイト文字なし」も言語の問題で同じ理由で拒否出来ていると思われる。「多重URL」はすでに以前から対策していた。それらをすり抜けてきたわずか 0.1%(1日約1件)の書込みの対策が今回の対策ということになる。

2008/06/09
 
-309- 掲示板荒らしロボットとの対戦     = 今日は画像なし m(_ _)m =

私のHPの掲示板はある程度自分でカスタマイズしたPerl言語のプログラムで動いている。このページに宣伝用の怪しげなURLを書き込まれて、それを一々削除しなければならないのは結構面倒なので1年ほど前から各種の防衛処置を講じてきた。
こうしたほとんどの書込みが海外の1バイトコードだけで行われているので、最初は2バイトコードを含まない書込みを拒否した。そのうちに1文字だけ(多分どこかからコードをコピーして)2バイトコードを使った書込みが増えてきたので、今度は URLを複数含んだ書込みを拒否した。最近になって、多分敵も学習して1個だけURLを記述した書込みが増えつつあった。そこで今回はそうした書込みの元になるホストのIPアドレスを拒否するように再再度変更したが、どの程度実効があるのか疑問だったので拒否した書込みを専用の
ログに記録してみてびっくり!
一晩で、全角コードを使用していない不正な書込みまで含めると、何と100件以上の書込みの痕跡があった。更に 削除用のパスワードを書き込まないまま投稿している痕跡はその5倍以上あることが分かった。これは明らかにロボットが定期的に巡回して、適当にURLの宣伝が含まれた本文を書き込んでいることを覗わせる。
こうなると、もう攻撃ロボット対守備用掲示板プログラムの「対戦」のような様相になってくる。

2008/06/08
 
-308- 民族の出自     = 今日は画像なし m(_ _)m =

一昨日の このe日記(下の記事)で朝日新聞に載ったユダヤ人の祖先のことを扱った本のことを取り上げたが、その中で民族の出自をDNAで調べるというようなことを書いた。
今日の朝日新聞朝刊29面に今度は「極北 イヌイット以外の先住民」というタイトルで、グリーンランドの3千年前の凍結遺跡から見つかった毛髪のミトコンドリアDNAをコペンハーゲン大が調べた結果、現在の住民であるイヌイットとは異なっており、シベリアやベーリング海峡の住民と似たDNAであることが分かったという。イヌイットの昔話にも、祖先が先住民のやさしい巨人を追い払ったという言い伝えがあるという。
今回は多分、凍結していたのでDNAがうまく保存されており解析できたのだろうけれど、分析手法がどんどん進化しているのでその内ミイラや骨からも解析できて、ある地域に今住んでいる人たちは実はもともと住んでいた人たちとは違う民族だったということがどんどん明らかになっていくだろう。
しかし、日本のアイヌの人たちやアメリカのインディアン、聖火で注目されたチベットなど歴史的にも現在の住民とわずか数百年前の住民が違うことが明白であったとしても、もう元に戻ることはない。それが今世紀は、民族単位で他の地域を侵略すると、自らが元はヨーロッパからの侵略民族でありながら世界の警察を名乗るアメリカの白色人種が圧倒的武力でその侵略を阻止することになるのだろう。歴史というのは理不尽で皮肉なものだと思った。

2008/06/03
 
-307- 古代ユダヤ人の末裔     = 今日は画像なし m(_ _)m =

朝日新聞の昨日の夕刊に興味深い本の紹介があった。
それはテルアビブ大のシュロモ・サンド教授という人が書いた「ユダヤ人はいつ、どうやって発明されたか」という現代「ユダヤ人」の出自に関する本の紹介記事で、古代ユダヤ人の末裔は実はイスラエルが入植地から排斥しようとしている他ならぬパレスチナ人だという内容らしく、このことはイスラエル建国の父と呼ばれる初代首相ベングリオンらも書いていたという。
このe日記でも過去何度か、中東の歴史に根ざしたその手の小説を読むたびこの地域の紛争や歴史に触れてきたのでつい目が止まった。曰く、現在「ユダヤ人」と呼ばれている人たちはむしろ世界に広まったユダヤ教に後から改宗した人々であり、その人々の唯一の共通点は「ユダヤ教を信仰していること」でしかなく、民族としての本来の「古代ユダヤ人」の末裔はむしろ現在のパレスチナ人だという。この地の古代ユダヤ人は紀元2世紀までにローマ帝国に征服されて追放され流浪の民となったと言われており、その通説がシオニズム運動などの根拠となっているが、多くの農民はこの地に留まってキリスト教やイスラム教に改宗し現在のパレスチナ人の祖先となったというもの。いつの世も、征服されて追われるのは権力者とそれに取り入る一部の商工業者達であり、食料を生産する多くの農民たちは宗教を禁じられ税を搾り取られて虐げられようとも先祖伝来の地にしがみついて生きていくものである、という日本人的発想からするとこの説には大いに納得がいく。と同時に、このような本が発売されて、しかも当のイスラエルでベストセラーになるということはユダヤ教というのは、イスラム教と比べるとはるかに懐の深い宗教なんだなと感心した。
ついでに Webで検索すると、この記事をトリガーにしてこの問題に関して述べているいくつかの情報が集められた。たとえばスロー人・ロハスの6月1日のブログでは、ユダヤ人には大別して2つの人種(スラファディ・ユダヤとアシュケナジー・ユダヤ)があり、前者は地中海周辺の南欧や北アフリカに住んでいる人々で人種的には褐色の肌でアラブ系に近く、他方一般的にユダヤ人として呼ばれるかぎ鼻の白色人種でヒトラーが迫害したことで後者が自他共に「ユダヤ人」としての認識を作ってしまったというもの。さらにこの白色系ユダヤ人は実は、紛争の坩堝であったトルコ系のカザール帝国が侵略をかわす為に戦略的に国を挙げてユダヤ教に改宗しつつも、征服されて空しく故郷を追われた人々の末裔であると示唆している。
科学的にはダン・ブラウンの「天使と悪魔」で言うところの「人間を切り刻んでDNAに分解する」ことにより多くのイスラエル人の祖先がどこから来たのか、そしてもしかして「キリストの遺骸」(R.B.サビア著)ではないにしろ、古代ユダヤ人の墓でも発掘され(厳格なユダヤ教は墓を暴くことは絶対タブーらしいが)その中から有効なDNAが採取されればそれとの照合によりある程度この問題は明らかになるのだろうが、平和ボケした日本に生まれ育った私としては、民族出自の事の真偽はともかく事ここに至った以上、一人の人間はもとより家族や部族をその「血」の組成で分割するわけにはいかないし、同じ地域に暮らす人々が人種や宗教の垣根を越えて仲良く暮らすしかないだろうと思うのだが、いつの時代も政治的な思惑はそれを許さないのだろう。
と書きつつ、また この本とカザール帝国に関する本が読んでみたくなってきた。

2008/06/01
 
-306- Google検索順位アップ!     = 今日は画像なし m(_ _)m =

昨日書いたペットシッターのHPのアドバイスをしていたが、キーワードによっては どうやらGoogleの検索順位でトップに来てしまったようだ。
Webには Googleの検索順位をアップする方法がいくつか紹介されているが、それらに加えてそれなりに工夫をした結果だ。
自分のページで検索順位なんて気にしたことがなかったので、「アドバイスしてあげる」と言ってしまった手前、正直 結果が伴わなければどうしようという心配がないではなかったが、好結果が出てほっとした。
こうしたビジネスのページでは検索順位は来訪数に直接影響するはずだが、最終的には、検索順位がアップして、来訪数が伸びて、注文が増えるところまで行かなければ意味がないが、とりあえず第一ステップはクリアーした。
それと少なくとも他のサイトにこの手法が知られるまでは、暫くは使えそう。

2008/05/29
 
-305- ペットの話題・閑題     = 今日は画像なし m(_ _)m =

行きがかり上、知り合いのペットシッター(ペットのための留守番やお散歩代行)のHP の検索順位ランクアップのアドバイスをしていたり、獣医さん(女性の場合はやっぱり女医さんと言うのかな?)と知り合ったりしたので、否応なく今まで無関心だったペットの話題に目や耳が止まる。
そんな折、朝方娘を駅に送っていく度におばあさんに連れられて散歩しているお腹の大きな犬に目が行った。ほかの犬と比べるといかにも大儀そうに、垂れたお腹をゆすりながら歩いている。最初はお腹に子犬がいるのかな?程度に思っていたんだが、2ヶ月くらいしても変化がない。どうやらメタボ犬のようだ。よく見ると少しだけ足を引きずり気味に歩いているし、人間の成人病のようなものなんだろう。
最近になってペットシッターの子が、動物の管理栄養士の資格を取ったと聞いてこの犬のことを思い出した。世の中はペットでも栄養をコントロールする必要のある時代になってしまったようだ。未だインドやアフリカでは栄養失調で多くの人間が死んでいくというのに、日本ではペットまでもが食べすぎで太りすぎているというアンバランスに割り切れないものを感じている。

2008/05/28
 
-304- 斜めドラムの洗濯機     = 今日は画像なし m(_ _)m =

昨日の朝日新聞の日曜版「技あり」にナショナルの斜めドラム洗濯機の事が載っていた。
2週間ほど前にここで同じシリーズの洗濯機のことを書いただけに興味深く読んだ。記事の概要は昨年あたりから搭載されたダンシング洗浄と呼ぶ新しい「もみ洗い」「たたき洗い」を実現するために、まったく新しいモーターを開発したという内容で、残念ながら当然当家の4年前の初代機種には搭載されていない機能だ。
「マネ下」と揶揄されたのは今は昔とすべく、技術競争に真っ向から取り組む姿勢をアッピールしている内容だった。
(ちょっと意地悪な見方になるが)取り上げられていたのは一般ユーザに訴求するにはいい技術だが、日本の洗濯事情は昔と比べると「ひどい汚れ物」が減って、汚れよりも「匂い・黄ばみ」を取りたいという方向にあると思うが、そういう意味では洗浄力というよりむしろ、省エネ・節水でも 洗濯物の量や種類によらず安定して洗浄できるという方が実際には大切なような気がするのだが。
それと、市場価格が 18万円~25万円とさらに一段と高価格化していることが気になった。目立ちやすい機能を実現して技術力を訴求しつつ、抜け目なく売価も引き上げて一定台数の市場で売り上げを伸ばそうというしたたかな松下商法という風に読めた。
・・・と、どうしても好きになれないブランドは厳しい見方になってしまう。

2008/05/26
 
-303- カーナビ誤動作     = 今日は画像なし m(_ _)m =

今朝の土砂降りの中、娘を車で駅まで送っていく途中、ふと見るとカーナビの現在位置が狂ってた。
表示は同じ道路を逆走していたり、道路のないところを走っていたりとかなり不安定だった。一瞬、強風で折れた小枝が屋根に当たったせいでアンテナの配線でも切れたかな?と焦ったが、待てよ・・・と思った。多分アンテナが片方切れても方向が分からなくなるだろうけど、電波が弱くなっても同じだろうと考えた。今朝のように厚い雲が出て、ひどい雨が降っているときはGPSの電波も届きづらくなっているに違いない。10分ほどして見ると、どうやら正常に戻っている。それから何度か見てみたが雨が弱まったこともあり、表示は正常に戻ったようだ。
今日の場合は、近所の庭のようなところだったから良かったが、これがどこか山間に出かけたときで、台風やひどい雷雲だったりしたらちょっと焦っただろうなと思った。

2008/05/20
 
-302- PCトラブル     = 今日は画像なし m(_ _)m =

またぞろ、PCのメンテナンスをしくじってデータを飛ばしてしまった。
しばらく前から、Auの携帯用シンクロソフト(Au Music Port)が起動できなくなっていた。USBの通信ができないため携帯が認識できず起動できない模様。少なくとも去年の暮れに携帯を新しくしたときには接続できていた。
考えられる原因は、その後のH/WやアプリのインストールでUSBの設定が変わってしまったことだろうと楽観していた。で、問題のAu Music Port と USBドライバーをアンインストールして再インストールしてみた。それでも改善しないので記憶にあるアプリをアンインストールしてみたが外れ!
2-3日してから、仕方ないので Xpのドライブを保存してあるイメージで上書きして初期状態に戻そうと考えたが、なんと去年2月に Vistaをインストールした直後に、Vista とデュアルでインストールしている Xpのパーティションをバックアップしたのが最後だと気づいた。しかも、それまでは Drive Image という Power Questのバックアップソフトを使っていたのに、このときは Acronis True Image というソフトでしかもバージョンが 9.0(Vistaにはまだ非対応!)でバックアップしていた。一抹の不安を感じながらもそこで思いとどまれない性格!!が見事足をすくった。
バックアップしてあったイメージは、Vistaインストールの前後の2つだったが、前の方は当然 Vistaのパーティションを認識しない。後の方は何故かVistaが起動するが、Xpの方は ntldrが見つからないという警告が出るだけ。
ここまでは今までの悲惨!な経験からある程度予想はしていたが、対処を探りつつバックアップイメージのリストアを何回か繰り返していてふと気づくと、何故か データの保存用に使っていた 別のHDDドライブが認識されなくなっている。この時点でも、まだ楽観的な性格から、起動ができるようになれば環境を戻せるから心配ないと思っていた。
結局、XpのO/Sパーティションのリカバリーが完了して、件のHDDを調べたが全く復旧できる痕跡がないことだけが分かった。パーティション復旧用のツールでもデータ用パーティションが見つからず、何と!データ保存用として使う前にインストールしてあったO/Sのパーティションがそのまま残っている???念のため、何時間もかけてセクターをスキャンしてみたら、やっぱりO/S用のファイルが大量に出てくるだけで、目的のデータファイルは影も形もない。一体あの My Documents フォルダーはどこに言ってしまったんだろう、という深い疑問と徒労感だけが残った3日間だった。
それでも、XpのO/Sパーティションは徹底してアプリを再インストールし直したので、途中でトライアル的にインストールしたツールの痕跡は消えたので自己満足はしているんだが。実際に被害にあったデータは、ネットワークドライブに運悪く(マーフィの法則通り!)バックアップを忘れていた 1ヶ月弱分のデータだが、メールはほとんどサーバーから再ダウンロードできたし、青ざめるほどのものではなかったし・・・。
(その後落ち着いて考えると、どうもこのデータ用HDD(No.1)はO/S用ディスク(No.2)より先に認識されていることがO/Sの起動の問題であった可能性と、データ用HDDには最初に暗号化ツールのTrue Cryptをインストールして試したことがあり、多分このTrue Cryptの痕跡が残っているまま 新しくデータ用パーティションを作成したのではないかという気もした。最終的には True Cryptを起動してみたがそれでも何も改善しないのでこれも外れかも知れないが。>> 経験則:暗号化ソフトで使用するデータ領域と大切なデータ領域は同じHDDの上には作らないこと!)

2008/05/16
 
-301- HPへの動画貼り込み:メモ     = 今日は画像なし m(_ _)m =

忘れないように HTMLタグのメモ。
Webに「洗濯機の修理:その2」を掲載するときに洗濯機の回転の様子を説明するのに動画を貼り込もうと考えた。動画は以前に貼り込んだことがあったような気がしたが、調べたけれど出てこない。
タグをGoogleで検索して、やっと貼り込んだ。しかしループでエンドレスで再生するようにとか、コントロールバーはこの場合余分なので表示しないとか、幾つか注文があってすんなりとは行かなかった。で検索しながらCut&Tryでやってみた。
結果は、
<object type="video/mpeg" data="" class="Image" width="240" height="180" border="5" >
< param name="filename" value="test.mpg" >
< param NAME="ShowControls" value=0 >
< param NAME="LOOP" VALUE="true" >
< embed type="application/x-mplayer2" src="wmachine.mpg" width=240 hight=180 LOOP=true showcontrols=0 > < /embed >
< /object>
で何とかうまくいった。
再生を繰り返すのは <param NAME="LOOP" VALUE="true"> と LOOP=True というタグ。 <PARAM ・・・> と <embed ・・・>の両方に同じようなプロパティを書いているのは、どうやら IE系とNN系の両方に対応するためと思うが確信は無い。そのうちに NN系も表示を確かめなくては。

2008/04/21
 
jpg画像 キャンプ座間桜祭り(img300.jpg) -300- キャンプ座間桜祭り

今日の土曜日、キャンプ座間を開放した桜祭りがあった。何人かの友人と英語教師の知人の基地内にいるボーイフレンドを訪ねがてら出かけた。昨年は入り口でテロ警戒のために金属探知機が設置されたこともあり長蛇の列だったそうだが、今年はすんなり入れた。中はやはりアメリカ文化を感じさせる雰囲気。日本人の屋台とアメリカ人の露天が並んで、子供の遊具やロックコンサートやら大道芸やらが広い基地内に点在していた。天気も良かったせいか、人出もかなり多く盛況だったようだ。
桜はもう盛りを過ぎて、花吹雪だったが想像していたよりは(2時間もいれば十分と思って出かけたが)楽しい一日だった。

2008/04/05
 
jpg画像 花見行(img299.jpg) -299- 花見行

季節も良くなり、平日ながら、「無職」の身としては自由に花見に行ける。
近所に桜の(准?)名所は多いが、名前で一度は行ってみたい大和の「千本桜」に出かけた。実際は650本程度らしいが、引地川という用水にそった並木が続いているらしい。小田急江ノ島線のその名も「桜ヶ丘」の駅で下車すると、どう見ても花見行の中年やら子供連れの一団がその方向に向かっているので地図が無くとも迷わない。
5分ほど歩くと、それらしい窪地の上に桜の塊が見えてきた。住宅街の真ん中を流れる幅5mほどの川の両側に、延々と桜の並木が続いている。川岸はところどころ歩道が切れてアスファルト道路に出なくてはならないが、平日の今日は十分シートを広げられるスペースもあった。高座渋谷駅に出る手もあったが、2Km弱の道のりを往復して帰ってきた。
同人の句会に提出する俳句を苦心惨憺して捻っているヨメサンを尻目に一句
「青空を 透かして見せる 花天蓋」

2008/04/03
 
-298- ロス疑惑     = 今日は画像なし m(_ _)m =

2日ほど前から、ロス疑惑と呼ばれた日本では無罪が確定した殺人事件がアメリカで新証拠が見つかって蒸し返されたとニュースになっている。容疑者のコメントが「無実なのに何故こんなに何回も囚われるのか」ではなく、「もう終わった事件のはずだ」というところに真犯人の[逃げおおせたい]と言う心情が吐露されていると思って新聞を見ているが、今日の話題はちょっとそこからずれる。
奇しくも私は、去年の暮れからマイクル・コナリーと言う作家が書いたロス市警を舞台としたサスペンス小説のシリーズを読んでいたところ。この小説は主人公のハリー・ボッシュ刑事がコールドケースと呼ばれる迷宮入り事件の再捜査を執念を持って行い、見事解決していくと言う筋書きで、実は読みながら「ロス疑惑というのがあったなあ、あの事件もボッシュ刑事のような捜査官がいれば結末が変わったかもしれないのに」と思い出していたところだっただけに、それが現実になったような気がした。
この小説の中でもアメリカには殺人事件に時効は無いことが説明され、ボッシュ刑事も発生後 17年経った事件などを被害者やその家族の無念を糧として追いかける。
この小説を読んでいてロス疑惑を思い出すと同時に、日本の時効制度というものに疑問を感じた。死刑制度を云々する専門家は多いのに、被害者や被害者家族の立場に立った場合、時効制度というものの方がある意味もっと問題だという気がする。例え死刑にならなくとも犯人が割り出され、有罪が確定するならまだ救いようがあるが、逃げ続けた犯人が15年経って人知れず胸をなでおろしている様を想像しなければならない家族や関係者の立場に立ったとき、単に警察の事情で「時効」と宣言して操作を打ち切ってしまうことはあってはならないと思うのだが。現実に、昨年も千葉県で15年以上経って犯人が特定されたが、刑事事件としては不問になってしまったケースがあっただけに、なぜ見直し議論が起きないのか不思議だ。



2008/02/25
 
-297- 今更ですが     = 今日は画像なし m(_ _)m =

ここ数日の間、最も世間を賑わせている話題。イージス艦のあたごが漁船を衝突・沈没させてしまったというニュース。
あのニュースを聞いて、世間の憤慨とは別の驚きを覚えた。
確か、あのイージス艦は1ヶ月くらい前にアメリカ軍と共同で北朝鮮のミサイル発射を想定してミサイル迎撃実験を成功させた船ではなかったか?今日のニュースでもアメリカ軍のイージス艦から発射されたミサイルが不能になったスパイ衛星を破壊したとかで、少なくとも、最新鋭のレーダーや各種装置を装備している船のはずで、この事故は見方を変えると、その最新鋭艦が高々時速 30Kmかそこいらの漁船に体当たりされるまで全く分からなかったということ。時速数百Kmの遥か彼方の標的は狙えても足元のハエは追えないことが露呈したわけで、もし今、ひそかに日本の領海を狙っているものがいるとしたら、しめしめと舌なめずりしているに違いない。例えば、あの沈没させられた漁船の代わりにアルカイダの雇われ船が、爆薬をつんで自爆覚悟で近づいてきたとしたら今頃 あたごの方が海の底に沈んでいることになったということ。私は自衛隊の存在を否定するつもりは無いが、ただ海上自衛隊艦なんて所詮そんなもんなんだ、そんなものに 1,400億円(だったかな?)もかけた武器を与えても実際には何の役にも立たないんではないか? と思ってしまった。
ニュースを見る限り、もっぱら情報伝達が遅かったことが問題視され、首相も防衛相も自分達への連絡が遅れたことが腹に据えかねたのかそこに矛先を向けているようだが、それはいわばおきた後の話、私としてはむしろおきる前の問題を取り上げた方がいいと思うのだが。
と考えているうちに、昔「仮想敵国」という話があったのを思い出した。今でもそうした想定があるのかどうか知らないが、平和ボケした国の軍隊にはいっそ模擬敵国軍というようなシステムでも作って(勿論人命を賭すわけにはいかないので無人の船や航空機になるだろうが)、時々あちこちの自衛隊に仕掛けて、有効性を採点した方がいいのではないか。

2008/02/22
 
-296- コピーワンス     = 今日は画像なし m(_ _)m =

かなり以前に友人から地上波デジタル放送の録画制限(コピーワンス)に関して、レコーダーで録画したディスクがPCで見れないけれど何とかして欲しいと相談があった。
そのときは、Web上でとにかく何とかできる方法を見つけたが、最近になって我が家でもコピーワンスに関わる問題が持ち上がった。
第1に、娘のPC内臓チューナで録画したDVDが液晶TVにつないだDVDレコーダで再生できない。第2に、娘のPCでは一旦HDDに録画したものをDVDマルチドライブなのに DVD-RAMにしか移せない。DVDレコーダでは DVD-RWにしか移せない。どちらもディスクが -Rなどと比べると高価で殆どリライトしないのにもったいない。
別に、録画ディスクを他人に渡すつもりは無いが、家の中でくらい自由に安くディスクを使いまわしたいと思って、本格的に検討していた。
ところが、3月号の PC-Japan を見たところ、小寺信良という人が地上波デジタル放送が暗号化されたいきさつを書いているのを見て唖然とした。
暗号化/複合化に使う B-CASカードというシステムが導入されたとき、莫大な設備投資が行われ、それの回収のために地上波デジタルも無料放送が不要な暗号化をされ無理やり B-CASカードを使用するように決まってしまっい、しかもコピー制限がかかってしまっていると言うこと。
いずれ「ダビング10」と言って、子供10枚までダビングが出来るようになるという話は聞いていたが、今までの機器では対応が出来ないだろうから、この記事を読んでコピー解説記事をアップしようかと本気で考えている。

2008/02/13
 
-295- 「ゴッホは欺く」     = 今日は画像なし m(_ _)m =

最近読んだ本の話。
会社を辞めたら、本が沢山読めるんではないかと期待していたが、実際はそれほど読めていない。今までは、決まった通勤時間があって電車・バスの中で自動的に読書の時間が取れたが、通勤が無くなったら<本を読むための>時間は、取ろうと思わないと取れない。
その中で、ジェフリー・アーチャーの表題の本を読んだ。絵画の鑑定人であるルーマニア人の女性主人公が、英国の没落貴族の所蔵しているゴッホの自画像を不正に取得しようとする金融業者を欺いて元の持ち主に返そうとする物語。
ルーマニアの元体操選手が暗殺者として登場するあたりはオリンピックで有名になった金メダリストを想像したり、あるいは日本の鉄鋼会社の会長も買い手として登場したり、東京が舞台になったりと親近感が沸いて、結構ハラハラドキドキさせられて面白かった。

2008/01/17
 
-294- 脳の酸欠     = 今日は画像なし m(_ _)m =

日経BPの堅いページに」「セックスの快感は脳を麻痺させる」という刺激的な題名のコラムが掲載されている。東京大学准教授の伊東乾氏のコラムだが、氏も意識してかなりの文字を使ってその論文の正当性を述べている通り、動物としての本能がむき出しになっているときに起きる脳内の活動を測定することで人間のイジメやキレる時の暴力的な挙動の解明をしたいと言うことが動機らしい。つまり、本能の一つの衝動である性的絶頂の状態では、前頭前野の酸素化ヘモグロビン濃度が著しく低下しており、逆にヒトの高次な知的活動を司る前頭前野連合野などは、生殖の最中にはほとんど使えない状態だろうと言うことらしい。
そういえば(また我田引水の誹りを受けるだろうが)、昔 食欲にかこつけて、このe日記 No.147でコソボの紛争中、民族の存亡と言う極限状態に置かれた若者が他民族の女性をレイプしていることを対比として取り上げた事を思い出した。
ヒトが本能=動物の行動 をとる時、ヒトとしての知的活動が行えなくなるのは、脳科学的にも証明されつつあるようだ。ここで述べられているのは実験の仕方がかなりエキセントリックだが、定量解析と定性との説明にもあるが、ある種の極値を求めて まずその本質を見極めるという手法にも興味を覚えた。
次に買って読む本は『さよなら、サイレント・ネイビー 地下鉄に乗った同級生』にしよう。

2008/01/16
 
-293- Outbound Port25 Blocking?     = 今日は画像なし m(_ _)m =

なにやら不可解な題名だが、通常のメール送信プロトコルポートにはユーザ認証機能がなく(多分、最初のころは自分のメールを他人に読まれるのは想定内でPOPには認証機能があったのに、メールを成り済ましで送信するなんて思いもしなかったためと思われる)大量のスパムなどがばら撒かれる問題があった。私も一時期、自分のメールアドレスを Web上に晒していたので、スパムの洗礼はいやになるほど受けているが、中でも時々自分自身のメールアドレスから覚えのない怪しいメールを受信することがあって焦るが、あれが多分顕著な例だろう。
このため ISP(いわゆるインターネットプロバイダ)が偽のアドレスで送信されるスパムメール対策として、加入ユーザに自社以外のメールサーバから 認証機能のないSMTPの25番ポートを使用したメール送信を制限し始めている。
今まで、受信用のメールアドレスは幾つも使っていたが、送信メールアドレスは加入プロバイダのものを使っていたので気づかなかった。
退職と共にメールを送受信する相手が今までとは変わってきたので、スパムメールの多いプロバイダのメールサーバアドレスから、自分のメールサーバに切り替えようとしたらメールが送信できなくなってしまった。
pop before smtp という認証は知っており、友人のサポート時には必ずチェックするようにアドバイスしていたのに、いざ自分の時になると忘れている。 (^^;;ゞ
詳細は ここ
SMTPのポートを 25番から 違う番号に変えて解決。

2008/01/14
 
-292- 銀行サービス その2     = 今日は画像なし m(_ _)m =

前回、銀行口座の住所変更に関して書いたが、実は別の銀行の口座については全く逆の経験をした。
こちらの口座は Web通帳と言う オンラインで口座の入出金が確認できたり、振込みなどが出来る口座だが、こちらはあまり記憶に無いが、口座とは別の支店で住所変更をしようとしたら既に新しい住所に変更されていた。
少なくとも、銀行の窓口に行ったことは無いから、多分 Web上か郵送かで変更したと思われる。(記憶に無いくらい)きわめて理想的に簡単に住所変更が出来たことになる。銀行にとっても窓口行員の手を煩わせることなく済んでしまったわけで、双方にとってメリットは大きい。
あの煩雑な手続きとこの簡単さ、この差はいったい何なんだろう・・・と改めて思った。

2008/01/09
 
-291- 銀行サービス     = 今日は画像なし m(_ _)m =

退職をするといろいろ手続きが必要になる。
国民年金への加入とか、そのうち失業保険の申請とかにも行かないといけない。
とりあえず市役所で国民年金への切り替えて続きをして、ついでにしばらく住所変更してなかった銀行口座があったので、住所変更しようと思って隣の駅の銀行支店窓口まで出かけた。銀行のATMにはしょっちゅうご厄介になるが、窓口に行ったのは何年かぶりだろう。身分証明して、住所変更申込書に記入すれば終わるだろうと思っていたら 事はそんなに簡単ではなかった。
別口の引き落とし口座だったせいもあり、そちらの変更が必要になりそうとか、カードの切り替えを薦められたりとかで、氏名と同じ住所を4~5回も書かされた。(最後のほうは、ところ番地が違っていないかと聞かれるといささか自信が無い)
私が行った時は幸いにも待ち時間は殆ど無かったが、手続きを終わって振り返るとかなりの人数が待っている。入出金がATMで自動化されたが、その一方でバブル以降業務効率化のために銀行支店も合併統合でかなり減ってしまったので窓口としては以前より混雑しているようだ。
確かに、昨今説明責任などの問題があるため窓口業務の全面的なコンピュータ化は困難だろうが、せめて必要な手続きを聞き出したら住所は一回だけ記入し、後はどうせ顧客情報はデータベース化するはずだから、その住所を登録して必要な書類にプリントし、(自筆が必要な)氏名だけを記入するなどの工夫が出来そうだなと感じた。その方が、客としても手間が省けるし、銀行にとっても雑多なフォーマットの申請用紙を紙のまま保存する際にスキャンして再度PDF化するなどの手間も省けそうだから一挙両得だと思うのだが。

2008/01/08
 
-290- 初夢     = 今日は画像なし m(_ _)m =

普段夢なんて殆ど見ない(見ても覚えていない)のに、元旦の朝、2日の朝と続けて見た。 しかも、元旦の朝は 大蛇の夢・・・でも初夢は元旦の夜に見る夢なんだろうなと思っていたら、2日の朝は鷹の夢。
あまりにも調子が良すぎて家族に話しても、作り話だろうと誰も信用しない。自分自身も占いとかは信じる性質ではないが、不吉な兆候よりは吉兆のほうが良いに決まっている。特に、1日のところにも記したように、今年は新しいことを始めようと思っているだけに期待してしまう。歌舞伎の台詞「こいつは春から縁起がいい」そのものだ。
と思いつつ、去年買っておいた宝くじの当選番号を調べたら、やっぱり外れ・・・夢はやっぱり夢だった。

2008/01/03
 
jpg画像 年賀の挨拶(img289.jpg) -289- 年賀の挨拶

明けましておめでとうございます。
私にとっては、今までに無い経験をする年になります。
実は、昨年末でいままでの会社を卒業し、全く新しいことを始めることにしました。「全く新しい」というのは、本当に(多分)いままで誰も考えなかったようなことです。うまくいくかどうかは分かりませんが、とにかく新しいことをしないではいられないのが性分なもので、少し早めの卒業になりますが決断しました。
少しゆっくりしてからと思っていましたが、実際にその時を迎えるとわくわくして、すぐにでも動き出したい気分です。
乞う・ご期待!

2008/01/01
 
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