バスルームの床の汚れ落とし

今年はお掃除の話題を少し。

もしかして同じような悩みを持っておられる方の参考になればと思って!
去年の年末の事です。引っ越しして新しい風呂になったんですが、1年半もたつと床の汚れが気になっていました。床の材質は硬質プラスチックで水はけは非常に良く石けんカスなどは洗剤で簡単に落ちるんですが、湯垢というのか水道水の中のカルシウムか珪酸塩の結晶と思われる汚れが床のほんのわずかの凹みの隅に白く固まって、どんな洗剤を試してみてもだめです。しかも、床が写真のようにグレーの斑で通常の汚れは目立ちづらいのですが、白いものが付着すると却って目立ちます。

爪など少し硬いものでこすると落ちるところもありますが、落ちないところもあります。少しこすって落ちないところは意外と頑固で床に傷が付きそうでそれ以上はこするのがためらわれます。年末の掃除には何とかと思っていたんですが、ホームセンターのお掃除コーナーを丹念に探しても、それらしい洗剤はありません。
しばらく悩んだ甲斐あってか、本当に押し迫って大晦日の朝、ふとアイデアが浮かびました。固まりとは言ってもこすれば落ちるところもあるし、剥がれるときは石膏のように固まりで剥がれてくるので、引きはがす力がある程度あれば落ちるんではないか? と考えていたら、ガムテープの粘着力を思いつきました。ま、試す分には時間がかかりませんし、安いものです。なにより失敗しても変色や傷といった心配がありません。早速、あり合わせの紙ベースのガムテープを取り出して、10cmほどに切り取ってからバスルームの床の汚れの激しいところに貼り付け、爪で何回か良く擦りつけてからパリッと引きはがしてみました。

・・・何と、あれほど色々な洗剤で擦ってもビクともしなかった白い固まりが、いとも簡単にガムテープにくっついてきたではありませんか。(上の写真)思わず、その回りの凹みの汚れの部分に同じように貼り付けては剥がし、貼り付けては剥がし、と夢中になってしまいました。

途中からは力を入れすぎたのか爪が欠けてきたので、写真のように使わなくなったプラスチックのカードを切った破片の角で押しつけてから剥がすように変えました。 分かってしまえば何と言うことはない実に簡単な方法ですが、見つけたときの嬉しさは何とも言いようがありませんでした。
しかも、使ったのは、引っ越しの時に引っ越し屋さんからもらった紙のガムテープ1m弱です。時間は、バスルームの床の汚れが目立つ部分0.5m2程の部分を剥がすのに20分弱かかったくらいでしょうか。
同じようなバスルームの汚れが気になっている方は是非試してみてください。

 



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