自己流!鼻詰まり解消法


ドキュメント履歴: 2017-3-10 初回アップ

内容




  1. 花粉症で鼻詰まり
  2. 近年毎年2月末ころから始まるスギ花粉飛散の季節になると、私も人並みにくしゃみや目の痒み、鼻づまりで憂鬱になる。
    勿論 外を出歩く時はマスクは必需品で忘れたら駅のキオスクで購入もするが、視力的に眼鏡が必要ない目はスギ花粉に晒され放題でどうしようもない。外出から帰宅した時は鼻孔洗浄剤や目の洗浄剤で鼻孔洗浄・目の洗浄もやって一定の効果が確認できるが、外出中はあんな大きなボトルを持ち歩くことは出来ないし、人前で鼻や目の洗浄なんて出来ないから外出先でも洗いたいと思っても使えなかった。
    毎年今の時期になると色々対策も考えたが、リタイアして自転車で外出することが増えたら花粉の被害が生半可じゃなくなって一層真剣になった。

  3. 点鼻薬
  4. 現役時代、周りには花粉の時期はアレルギー薬を飲まないとどうしようもないと言う人もいたが、私の場合はそこまでは必要なく日中は何とか絶えられた。風が強かったりして どうしても辛い時は水道で鼻や目の洗浄をして凌いだが問題は夜。モーレツ社員を絵に描いたような残業2百時間/月も珍しくない生活で、睡眠時間が十分取れないのに明け方鼻がひどく詰まって目が覚めるのが辛かったので、就寝時の点鼻薬だけは止められなかった。最初のうちは花粉のひどい時期だけ使っていたが、常習性があるのか徐々に使う期間が伸びて最近では年間通して使わないと明け方の鼻づまりが辛くなった。(鼻づまりは毎日ではないと思うが、年齢と共に眠りが浅くなって目が覚めてからだと遅いので点鼻薬は毎晩予防的に使ってしまう)
    こうした薬の化学薬剤は量は少なくとも毎日使うと体内では分解されないから蓄積するはずで、特に毎日使うようになってからは「何とかしたい」と一層真剣に考えるようになった。

  5. 自作目・鼻洗浄器
  6. 点鼻薬の空きボトル
    ・・・・で数年前から、昼間本当に辛い時は<自作 鼻・目洗浄器>で洗浄するようにしている。
    自作>と言うと語弊があるが、要は空になった点鼻薬の噴霧器容器に水を入れて持ち歩き、痒いと思ったら目に向かって2Cmくらいの所から3~4回噴霧してティッシュペーパーかハンカチで拭く。鼻孔も同様に片方3回位噴霧して鼻をかむ。これなら洗浄液が数滴 顔から垂れるが下を向いてできるし、通常の鼻洗浄のように人目をはばかることはなく部屋の隅でも皆に背を向ければ出来る。こうすることで短期間ではあるが結構爽快になる。点鼻薬の容器は 30mLほどあるので一回充填すれば数日は使える。
    点鼻薬の容器に充填するのは最初の頃は水道水だったが、最近は煮沸したお湯を200mL程度の耐熱容器に移し食塩を小さじに1/4ほど入れたもの。一応市販鼻洗浄剤の主成分である<生理食塩水>のつもりで。多分200mLあれば花粉の季節だけなら一季節持つので残ったものは捨てる。衛生状態が気になるなら容器もその度に熱湯で洗浄殺菌して、食塩水も作り直せばいいが、所詮目も鼻も裸でカビ胞子などを含んだホコリに晒されているんだから私は過度に気にはしない。空の容器を数個洗浄乾燥して保存してある。
    この下に書いた NHKの番組でも鼻うがい用の市販洗浄容器を紹介していたが、持ち歩きには不便そうだし目には使えなさそうだ。そのうちきっと携帯用噴霧式の洗浄器を販売するところが出てくるだろうけど、<元祖は私です
    更に、目下の期待としては 冬の間の「風邪・インフルエンザ予防」だ。 特にインフルエンザは感染者の飛沫が埃などと一緒に鼻や喉の粘膜に付着し、そこから感染すると言われている。マスクの予防効果はフィルター効果というより、最近はマスクによって自分の呼気で口孔や鼻孔の中の湿度が上昇しウイルスが湿度によって死滅する効果だとされている。だとすればこの鼻や目の粘膜を手軽に洗い流す方法は、菌を洗い流すとともに粘膜に水分を与えて乾燥を防ぐから かなり期待できそうだ。今年はもはやピークを過ぎてしまったが、来年以降効果を期待したい。

  7. <自己流>鼻スースー体操
  8. 体操・・・と言うと大げさだが。
    半年ほど前に、NHKの番組で鼻づまりを特集していた。その時に人体の鼻の構造図が示され、「鼻詰まりは鼻孔中の毛細血管の塊のような鼻甲介(ビコウカイ)と言う細長い風船のような部分が充血して膨らみ、鼻の空気の通り道を塞いでしまうことによって起きる」症状だと説明していた()。だから血管収縮剤が主成分の点鼻薬を噴霧して血管を収縮させて腫れを取り除けば鼻の通りは良くなるのだと言う。但し、血管収縮剤入りの点鼻薬は使いすぎると血管まわりの組織が変性して却って炎症を起こして慢性化するらしい。私の懸念が正しかったようだ。
    その図を見ていてふと思った。鼻甲介が充血して膨らんできても鼻甲介の周りの壁がその分膨らめば鼻詰まりは起きないのではないかと。元々私の鼻は横になって寝ただけでも、下になった方の鼻が詰まるくらい狭いような気がする。鼻の通りが悪いせいか、声もくぐもって聞こえる。
    さて、問題は鼻の壁を膨らませると言ってもどうすればいいか? 物理的には目と鼻の間あたりを吸着パッドのようなもので吸い付けて引っ張れば瞬間的には良いような気がするが持続性は期待できない。そう言えば寝る時に鼻の外側にテープを貼り付けてプラスチックの弾力で鼻を広げるような鼻詰まり防止器具?も Webで見たような気もするが、鼻孔と思しき辺りは触ると骨があって膨らむか疑問だし脂性の私の顔では恐らくすぐに剥がれてしまいそうだとその時はスルーした。
    でもこの番組を見て試しに鼻を膨らませてみた。鼻と言っても鼻の先端ではなく、目の下あたりと上顎に意識を集中して鼻の奥のほうが膨らんで空気の通りが良くなるような感じで(大昔に見た「奥様は魔女」のサマンサ何とか がやっていたような、鼻をヒクツカせる?ような感じだろうか)。実際には外側よりも上顎奥側が下がっているのかも知れないが、こうすると普段から若干通りが悪い私の鼻も明らかにスースーと通りが良くなるのが分かった。気を良くして3~5回 30秒ほど布団に入ってからやって寝てみたら、少なくとも翌朝は点鼻薬をしないでも鼻詰まりはしなかった。それからも昼間、気がついたときには鼻腔を広げるように意識するようにした。始めたのは2月の中旬で、まだ花粉はほとんど飛散していなかっただろうし、明け方鼻のつまりが無くなっても一週間くらいは半信半疑だった。信ずるものは救われる?のかも知れないと。
    しかし、上記のように点鼻薬の体内蓄積も気になっていたので、それ以降点鼻薬を使わないで ずっとこの<体操>を続けてみた。その結果は今までのところ
    3月に入って明らかに花粉が飛散し始めても、花粉情報で「最高」と予想が出た日に自転車で出かけて鼻水タラタラの日も、帰宅後や寝る前に上記自作鼻洗浄器+洗浄剤で洗浄して、この体操をしてから寝れば、点鼻薬なしでも鼻詰まりはほとんどしない。途中目が覚めて少し詰まり始めたかなと思ったら寝返りを打ってそちらの鼻を上にして「体操」しながら寝れば忘れて寝てしまえる。
    計測したわけではないので、実際に鼻の壁が膨らんでいるのか、運動や意識することによって鼻甲介の充血が解消しているのか不明だが、試料数=1 ながら私の花粉症の鼻詰まりはほぼ解消したと判断している。今年の春は痒みはあるもののお陰で睡眠が充足している気がする。


    : 同番組では、こうした鼻づまりによる浅い睡眠や集中力の低下が成長ホルモンなどに影響し、子供の心身の発育不全などに深刻な影響を及ぼすこともあるとして、鼻の手術によって発育遅れが改善した例を紹介していた。

    毎度のお約束ですが、ここに書いたことは私の実体験談ですが、資料数=1の結果であり、症状、体質ややり方の違いなどにより効果がなかったり副作用などの問題がないかと言うことも未検証です。真似される場合はあくまで自己責任で適切な判断の基に行って下さい。私は一切の責任は負いませんので悪しからず



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