またまた Puppyの話題で恐縮だが・・・自分のためのメモ。
前回の Puppyの話題で、HTMLエディタに テキストエディタの Geanyが使えると書いたのでその具体的方法をざっくりとメモっておく。
プラグインのインストールは例によって PPM(Puppy Package Manager)を起動して 検索窓に「geany-plugins」と入力して検索アイコンをクリックすると「geany-plugins-1.35-x86_64」が表示されるので「Do It」ボタンを押せばインストールされる。
Geanyプラグインがインストールされたら Geanyを起動して
「ツール」>「プラグインマネージャ」をクリックするとプラグインの一覧が表示されるので下の方にスクロールして「Pair Tag Highlighter」にチェックを入れる。
そうしておいて、HTMLファイルを開いて例えば <table>タグの所にカーソルを移動すると対応した</table>タグがハイライトされる。
この機能は例えば <div>タグなどは何重にも入れ子になって、対応した閉じタグを間違えて削除したり範囲をコピペすると表示が崩れて慌てることになるが、対応タグやその範囲が明確になることでそうしたエラーを防げる。私にとっては HTMLコーディングの上で必須の機能だ。
一方、同じプラグインで更に下の方にスクロールして「XML Snippets」にチェックを入れると定型句の挿入に役立つスニペット機能が有効になる。
スニペット機能を有効にしたら、
「ツール」>「設定ファイル」>「Snippets.conf」を選択して開き、その中の[HTML]セクションを探す。既に <table> タグの登録がされているので、それに習って新しい定型句を登録する。例えば
popupimg= <a class="popup fltr"> <figure style="margin:3px 5px;border:solid 1px #aaa;"> <img src="%cursol%" class="image" style="width:100%;max-width:300px;"> <figcaption style="margin-top:-10px;text-align:center;font-weight:bold;"> 図 </figcaption> </figure> <span style="right:10px;bottom:30px;"> <img src="" > </span> </a>
のような行を追記しておいて HTML文の定型句挿入箇所で 「popupimg」に続けて「Tab」キーを押せば登録した定型句が挿入される。「%cursol%」は定型句挿入後のカーソルが表示される位置、「\n」は改行「\t」はタブキー(インデント)らしい(注意:\はLinux上ではバックスラッシュで表示される)。
こうしたプラグインを有効に利用することで HTMLコーディングが随分と効率的になる。
以下 後日追記
実は数ヶ月使っているうちに、このペアタグ強調表示機能が効かなくなった。プラグインマネージャで見ると何故か 「Pair tag Highlighter」が表示されなくなっている! PPMを起動して インストール済みライブラリで検索するとライブラリはインストールされていることになっている?? 仕方ないので一度このライブラリを削除してから再インストールして Geanyを再起動してみたら プラグインマネージャに表示されて、強調表示も治った! アップデートか何か他のアプリなどのインストールで変わってしまったのだろうか? MSが徹底的に検証するWindowsではあまりお目にかからない現象だが、無料の Linuxならではの不具合かな?