e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、パソコン技術やインターネット技術、プリンタやPCアプリからプログラム言語などに関連した記事です。
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楽 天 の 商 品

-2304- HDD狂騒曲
最近、立て続けに HDDの難解な問題に遭遇して右往左往した。
最初はここでも書いた Buffaloの NAS内臓のHDDだ。このリンク先でも書いたが、本体前面の LEDが赤点滅するようになって内臓のHDDの SMART値の中の「Spin_Retry_Count」がしきい値を下回るようになった。当初は ACアダプタの電流容量不足かと思って ACアダプタの交換や大容量の電源を試用してみたが、そうこうしているうちに両方のHDD共「Spin_Retry_Count」が「0」となってしまった。その時点で悪あがきは止めて、岡谷に出かけたりするので放置状態になった。それが今回 別の HDDの不具合に見舞われて、「そう言えば・・・」と思い出して電源を投入してみたら、何故か赤LEDの点滅は無くなって、「Spin_Retry_Count」のワースト値も「100」に戻ってしまった。私の理解ではこの値は一旦悪くなると戻ることはないと思っていたが・・・??? あのACアダプタなどの検討の右往左往は何だったんだ!
2つ目の問題は、サブ(古い)デスクトップ機に内蔵の主にデーターバックアップ用の 2TBの HDDだが、ちょっとした心の迷い!から、Linuxの起動パーティションを別の HDD内に作ろうと思って、USB起動の Linuxを立ち上げて ddコマンドで、パーティションのイメージを書き込んだ。ところが何を血迷ったのか、この 2TB HDDの先頭領域にイメージをコピーしてしまったことに後から気づいた。
図-1
HDDの先頭領域=MBR だから、全く異なるメディアのイメージを書き込んだので、当然既存のパーティションは表示されなくなってしまった。ただ、書き込んだのは 16GB程度のイメージだったので、4分割していた3つのパーティションは残っているはずで、それを復元しようと 10日間ほど悪戦苦闘した。はるか昔にも、とばしてしまったパーティションを復元したことがあったが、その時のおぼろげな記憶のアプリはもうどこかに埋没して見つけるのは砂浜の1粒の米粒を探すに等しいと断念。インストールしてあった Easus Partition Masterでも消去パーティションの復元ができるはずだが、試してみると片方のパーティションが見えるだけで、もう一方は見つからない。改めてWeb検索から一番自由度が高そうな(=操作は CUIで難しそうな) Testdiskというフリーウェアをダウンロードして挑戦。慣れない CUIインタフェースアプリと、MBRの構造の理解と格闘することになった。
図-2
長くなるので結論から言うと、当該の HDDは結構古かったし図-1のように Hintで「Intel Typeが検出された」と表示されたので MBR形式だとばかり思っていたためまずは「Intel」タイプで数日間しつこく挑戦したが復元できなかった。万策尽きた時に もしかして?と思い直して 図-1 のように「Hint」に逆らって GPT形式を試したところ(それまでも1時間ほどは試していたが、Scan速度が超遅いのでやはり間違いかと思って途中で中止していた。今度は腰を据えて・・・と言っても Scanを放置しただけだが、Scanに20時間以上かかって)、最後はあっさりと図-2のように欲しかった 2つのパーティションが表示されるようになった。そこで図-2のように「Write」メニューを選んで実行したら、2つのパーティションともアクセス可能になった。
幾つかのアプリの使用方法や、MBRなどの知識は忘れないうちにメモしておかないと。
それにしてもこの古いHDDをUEFIで使ったことは覚えがないが、どうして???
今日の写真は岡谷の家の近くの崖に咲いていたクズの花。下の方から段々に咲いていくので花の期間は長い。根は葛根湯になるというが、こんな蔦の根を食べて見るなんて昔の人は怖いもの知らず&研究熱心だったんだなぁ!
2023/08/17
 


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