一昨日
ここで書いた「検疫初期の体調不良・濃厚感染者」の 273人以外に本当に感染した人はいないのだろうか? という疑念が今日のニュースで現実のものになった。どうやら今日の発表で、273人以外に 3人のクルーズ船乗客の感染が確認されたということらしい。この 3人がどのようにしてウイルス検査されるに至ったのか詳細は分からないが、「体調不良(自己申告)者から 3人」だとすると、症状の出ていない人、その人の周りで 3次以上の感染をしてまだ発症していない人は 3人に留まらずもっとずっと多いということになる。やはり 残りの 3600人の隔離が終わった後の感染拡大が心配になってくる。
ということは一旦置いておいて、今日の着目点はコロナウイルスが不活性化するまでの温湿度と時間との関係について調べてみた。例えば満員電車の中で感染者がくしゃみをしてその飛沫が洋服などについた場合、コートやマフラーはそんなに洗濯できないから、それを着脱した手にウイルスが移って鼻や目の粘膜に侵入するはずだが、1時間くらいで不活性化するならあまり心配はいらない。でも半日しても活性状態なら翌日出勤時にコートを着るときに手に付着して・・・・という心配も出てくる。
これに関して、今回のコロナウイルスではないが、一般的なインフルエンザウイルスに関しては
このページに情報があり、ウイルスが不活性化するには衣服表面(凸凹)では最長半日、デスクなどの平らな表面では最長2日かかるらしい。また温度湿度の影響は
ここにあり、20℃ 6時間比較では 湿度 80%に対して50%以下になると10倍近い数のウイルスが活性化したままらしい。要は温度も湿度も上げた方が早く不活性化するということで、出来れば部屋はサウナのような環境にしておけば安心らしい。
しかし現実的にはそんなことは無理だから、できればコートなど飛沫が付きやすい身の回り品は外したら触らないで 1~2日置きで使いまわした方がいいということになりそうだ。
更に話は変わるが、中国は武漢はもちろんだが、北京や上海などの大都市も市街地はほぼゴーストタウン化しているらしいが、上記データから低温乾燥の今の時期には 10日やそこいらで収束は難しいだろうし、いったん経済活動が再開されれば更なる感染拡大も起きるから、今年前半の中国ひいては世界経済は惨憺たる数字になることがほぼ確定した。
中国を一日でも早く先進国に近づけたい習近平主席も、思わぬところで足をすくわれたようだ。このままでは国際社会では「不衛生な後進国」というレッテルを貼られて恥ずかしい思いをせざるを得ない。いやもっと大胆に夢想するなら、古来、中国をはじめとした王朝の末路は飢饉と疫病の流行がきっかけのことが多いが、インターネットでの指導部に対する不平不満の表面化は、そうした事態もまんざら絵空事ではなくなってきたのかも知れないとさえ思わせる。