無線LAN 設定 Know How:その2


内容
いまや 一家で 1台だけのPCで インターネットを利用している家庭は少ないと思う。一人1台までいかなくとも、子供は自分専用を欲しがるし、夫婦でも相手に触られるとなぜか調子がおかしくなるなどと理由をつけて、別PCを使う例は多いと思う。(←我が家です)
 なお、以下では 主として Buffaloの AirStation を例に挙げているが、他社の 無線ターミナルでも基本的には同じ手順になるので参考になると思う。



無線ターミナルの設定方法<その1>はこちら


前提の環境
今回前提にするのは以下の図のような、無線LANで複数台のPC(+プリンタなどの周辺機器)と 有線LANでもデスクトップPCなど複数台のPCを接続する場合

第1図

MODEMは、プロバイダやサービスの種類によって呼び名は変わるが、外部の通信ラインの信号を LANの信号に変換する機器で、多くの場合図のように LANコネクタを複数備えている(その場合、ルータ機能いくつものPCを同時にインターネットに接続するための変換機も備えている)
プロバイダのサービスも、大昔の ISDN時代には 1契約 1台というサービスもあったけれど、現代では(たぶん)ほとんど複数台を同時接続することが前提となっていると思う。
上の図のような構成の場合、一番問題になるのは 有線LANの接続をどこに接続するかと言うこと。MODEMと 無線ターミナルそれぞれに LANコネクタがある。しかし、単にそれぞれのPCからインターネットにつなぎたいと言うだけなら、上図の @とB、AとC それぞれどちらでも繋がってしまう。
問題になるのは、有線LANで接続した PCから無線LANのプリンタでプリントしたいとか、有線LANのPCのファイルを 無線LANの PCから読み出したいといった場合。
このような場合は、無線ターミナルをルーターモード(ブリッジモード or アクセスポイントモード)にする必要がある。それには、@のような結線ではなくBのように接続する。(MODEMからのLANケーブルは一つだけ色の異なったコネクタではなく、端末側の普通のコネクタのどれかに接続する)或いは ほとんどの無線ターミナルには背面にブリッジモードに切り替えるスイッチがあるのでそれを非ルータモードに設定すればコネクタの位置はどこでも構わない。
このように接続すれば、有線LANで接続するPCは MODEMから直に接続しても、無線ターミナルに接続しても構わない。
なお、実際の標準的な Buffaloの無線ターミナルの背面の配置は下の図の通り。上のような使い方の場合、「ルーター AUTO/ON/OFFスイッチ」は OFFか AUTO で使う。

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