昨年から仕事の関係で、ARMコアの MCUの開発ツールを「70の手習い」で使い始めた・・・とここでも何度か書いた。
ところが実際のチップが Nuvoton社と言うマイナーな台湾メーカーのチップということもあり、何か周辺デバイスをコントロールしようとするとサンプルコードなどの Web情報が少なく何かと苦労する。
そこで、簡易的な RISCチップの Atmel AVRを使用した Arduino(アルドゥイーノ) unoと言うボードを使ってみようと思いたった。(別にずっと前に使っていた MicroChip社の PICチップでもいいんだが、Arduinoは PCインタフェースの USB端子が実装されたボードのレイアウトまで規格化されているから書き込み>評価までワンボードで完結しているし、どうせ70の手習いで C言語で開発するなら当節の流行りに乗り換えようという魂胆!) こちらの方は互換ボードも豊富で、ホビーやロボットなどの制御用としてのサンプルコードは Webに豊富にある。
で LCD表示モジュールへの出力のサンプルコードを試してみた。ハードウェアをハンダ付けするのに2時間、コードはほとんどコピペで写真のような表示ができるようになった。さすが Arduino !!!
秋月電子などではこのボードだけで 3,000円程度するが、中国から直接購入したので 2週間ほど待ったが、写真の LCDモジュールと合わせたセットで 880円ほどで手に入った。年金生活者のフトコロにもとても優しいボードだ。