e日記風 独り言

#気まぐれ & 気まま & 天邪鬼な老いぼれ技術屋の日々の記録のうち、政治や社会問題に対する勝手な私見を書いてみました。専門家ではありませんが、岡目八目という言葉もある通り、時には本筋を突いていることもあるかも?
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楽 天 の 商 品

-1929- 北朝鮮
ちょっと Googleの話題は中断して、傍目(オカメ)の勝手な独り言。
いよいよ水爆が実現したとか、ICBMがグアムに届くようになったとか言う話題にマスメディアの報道が集中している。
もちろん重大な問題だが、隣国韓国や日本のことを考えたら既に攻撃出来ない状況になっているし、現時点では米国国民が拉致・攻撃されているわけでもないのに、少なくとも米軍の多大な犠牲の可能性がある武力行使は出来ないだろうと高をくくった金正恩の独壇場の図になっている。金正恩の高笑いとトランプ大統領の歯ぎしりが聞こえてきそうな状況だ。
しかし傍目がちょっと斜めから見てみると違った手が見えてくる。
それはアメリカなど周りの国は「とにかく北朝鮮には核兵器もICBMも持たせたくない」という一点張りだが、ここにきて緊張が高まることで重要人物の相次ぐ暗殺などで一時期危ぶまれた北朝鮮の国内体制が盤石なものとなったように思える。これは「内政が混乱したら国外に敵を作れば国内は一致する」という政治のセオリーのようだ。それを裏付けるように、皮肉なことだがトランプ大統領のロシア・ゲート疑惑も、某国首相周辺の「忖度」疑惑も追及の手が遠のいたような気がする。少なくとも心の中で某国首相は「しめしめ、北も各種実験をどんどんやってくれ」と思っているのではないかと、下衆の勘繰り。
傍目としては、むしろ積極的に核を認める・認めないはともかく、話し合いの席に着いて緊張を解きつつ、経済制裁だけは継続したほうがいいと思うんだが。そうすれば、金委員長の心配は再び国内体制に戻り、あの不安定な独裁体制に必ずほころびが生じるのでは? あるいは若干の経済援助を再開しそれをテコに北朝鮮国内へ世界の情報をもっと積極的に入れたり、多くの北朝鮮側閣僚との会合の回数を増やしそれによって閣僚間の軋轢や疑心暗鬼を煽るなど方策を考えた方がいいのでは? そうした内側からの崩壊を積極的に仕掛ける手を真剣に考えた方が被害も少なく問題解決の可能性が高いと思われるんだが。
三国志に登場する蜀の軍師 諸葛亮孔明ならきっとそうしたに違いないと傍目の勝手な想像。

今日の写真は、多分葉っぱの虫こぶ? 葉っぱの変形だと思うが、葉っぱの一部が膨らんで色も変わっている。一本の木に数枚こうした変形があるようだ。
2017/09/04